« 山あるき部、目的をすりかえる。 | トップページ | 国民総芸人時代突入 »

2008/03/09

「生きることは愛すること」

横浜高島屋ギャラリー、
『瀬戸内寂聴展』に行った。
作家生活50周年記念展。
彼女の作家生活、僧としての生活、そして人生を振り返る。

チケットを買って、会場の中に入るにしたがい、隣で大騒ぎだった催物会場の喧騒が遠くになる。
寂庵や天台寺にある美術品や、氏自らの作品に囲まれながら…。
完全なる別世界、それこそ寂庵のようなところに迷い込んだような、不思議な感覚だった。


いわゆる
「才能あるけれど若い頃ブイブイやっちゃった高僧の瀬戸内さん」
は今、俗や僧や愛や学や苦や楽や…様々なものの絶妙なバランスの上に立っている人、といったイメージだ。

酸も甘いも噛み分けた人間としての深み。
作家としての氏・マスコミに露出している時の氏、 僧としての氏、どれもが大きな「経験」と「教え」の両方に裏打ちされていて、人間としての魅力に溢れている。


ハッキリ言って、80歳を過ぎた人が普通愛を語れないでしょ!
語れたとしても、そこでたくさんの聴衆をあれだけ引き付けることはできないだろう。

「経験」だけでは思い出話だし、「教え」だけだと説教臭い。
…このバランスから生まれる魅力的な言葉こそ、氏の素晴らしさだと思う。


ふと展示の片隅に目をやると、「寂聴愛のおみくじ」(1回100円)があり、訪れた人のほとんど…それこそおじいさんおばあさんまでこれを引き、結果に一喜一憂していた。

すごい光景だ!
みんな若がえっとる!

私「大吉」でした!「オシャレしなさい」って

|

« 山あるき部、目的をすりかえる。 | トップページ | 国民総芸人時代突入 »

「文化・芸術」カテゴリの記事

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86993/40454296

この記事へのトラックバック一覧です: 「生きることは愛すること」:

« 山あるき部、目的をすりかえる。 | トップページ | 国民総芸人時代突入 »