« 略称は「アンアン」 | トップページ | 「生きることは愛すること」 »

2008/03/08

山あるき部、目的をすりかえる。

我が“山あるき部”はへっぽこのため、冬山は歩けない。
しかし都会にまみれ、少々ストレスが溜まってきたので、リハビリもかねて高尾山に行った。

まぁきっかけは駅にはってあった、
「高尾山の冬そばキャンペーン」
の広告だったのだけれどもな!
あれがとっても、おいしそうでねぇ…ズルズル…。


きのうの夕立はまったく影響ありませんでした以前ここに来た時は「1号路→4号路」で登ったので、今日はケーブルカー清滝駅横から「稲荷山コース」を散策。

思っていたよりも山道で、着の身着のままのカップルからしっかりとした装備の登山客まで、結構な数が歩いていた。
スニーカーがあっという間に黒くなり、そしてすぐに汗。
それなりに辛い。

しかし足をとめると、ひんやりと澄んだ空気、そして八王子から遠く新宿までも見渡せる景色が、気持ちいい。

「あぁ清々しい空気…スゥ〜。
スゥ〜…
…グシュン、グシュン!」

たぶん周りでマスクをしていた人に影響されたのだろう。
緑に囲まれている間だけ、鼻水が止まらなかった。


頂上で富士山を眺めて、下山。

帰りは3号路を歩いてから、以前なぜだか楽し過ぎて大人げなくはしゃいでしまった、“リフト”を目指す。
3号路は行きのルートや頂上での人出がウソのように、ひっそりとしていた。


たぶんこの辺で迷った途中、ルートがわからなくなり、
「地図でも見るか。」
とカバンから出てきたのは、
『高尾山そばマップ』。
そうだ、今日はそばありきだったんだ。

それでもアバウトな地図でもなんとかなるだろうと、思うところに進みつつ、なかなかリフトの乗り場がないねと話していると…突然ふもとに出た。
通り越して、ゴールしちゃったよ!

どうやら我々はリフト乗り場を目前にして方向転換。
真逆の「6号路(びわ滝コース)」に合流してしまっていたようだ。
この道に合流するなんて、『そばマップ』には書いていないのに…やっぱりムリがあった。がく。


しかしここからは本領発揮か、ケーブルカーの駅の近く「高橋家」で食べたおそばはとてもおいしかった。
“そばビール”もいただいて、すっかりご満悦。

「有喜堂」のおせんべもおいしかったし、甲州街道沿い「日光屋」のおみやげ所には昭和のレトロお土産がいっぱいで感激。
懐かしさにやられ、思わず“ペナント”を買ってしまった(200円、安過ぎる!)。
絶滅したと聞いていたけれど、まだあったんだ!


辛かったことも、ガッカリしたことも、おサイフのヒモとベルトをゆるめれば遠くに。
ゲンキンなものだ。

まだ生き残ってたんだ!

|

« 略称は「アンアン」 | トップページ | 「生きることは愛すること」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

登山」カテゴリの記事

コメント

高尾山・・・
前に、「高尾山森林マラソン」に出たとき以来です。
あの辺りには蕎麦屋がほんとたくさんありました~。マラソンの後に一人で蕎麦屋でイッパイ。へへへ。
登山は、富士登山でこりました。二度とやるもんかって思いました。
・・・・こうやって考えてみると、きっとスポーツ根性もんが好きなんですね。。。
お疲れ様でした。

投稿: まんちゃん | 2008/03/11 11:38

まんちゃんさま、こんばんはー。

えぇー!「高尾山森林マラソン」!?
そんな厳しいレースに出場されてたんですかっ!
歩いてもあれだけ疲れるというのに…すごいです。

富士山も行かれたんですか?
もしや頂上までっ!?

我々ワンゲル部は「目指せ富士山制覇!」を合言葉に結成したのですが、いまだに“山あるき部”のまま…。高尾山でヒィヒィですからね。

いやー、尊敬します!
師よ!

投稿: かんげ | 2008/03/11 20:22

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山あるき部、目的をすりかえる。:

« 略称は「アンアン」 | トップページ | 「生きることは愛すること」 »