山あるき部、目的をすりかえる。
我が“山あるき部”はへっぽこのため、冬山は歩けない。
しかし都会にまみれ、少々ストレスが溜まってきたので、リハビリもかねて高尾山に行った。
まぁきっかけは駅にはってあった、
「高尾山の冬そばキャンペーン」
の広告だったのだけれどもな!
あれがとっても、おいしそうでねぇ…ズルズル…。
以前ここに来た時は「1号路→4号路」で登ったので、今日はケーブルカー清滝駅横から「稲荷山コース」を散策。
思っていたよりも山道で、着の身着のままのカップルからしっかりとした装備の登山客まで、結構な数が歩いていた。
スニーカーがあっという間に黒くなり、そしてすぐに汗。
それなりに辛い。
しかし足をとめると、ひんやりと澄んだ空気、そして八王子から遠く新宿までも見渡せる景色が、気持ちいい。
「あぁ清々しい空気…スゥ〜。
スゥ〜…
…グシュン、グシュン!」
たぶん周りでマスクをしていた人に影響されたのだろう。
緑に囲まれている間だけ、鼻水が止まらなかった。
頂上で富士山を眺めて、下山。
帰りは3号路を歩いてから、以前なぜだか楽し過ぎて大人げなくはしゃいでしまった、“リフト”を目指す。
3号路は行きのルートや頂上での人出がウソのように、ひっそりとしていた。
途中、ルートがわからなくなり、
「地図でも見るか。」
とカバンから出てきたのは、
『高尾山そばマップ』。
そうだ、今日はそばありきだったんだ。
それでもアバウトな地図でもなんとかなるだろうと、思うところに進みつつ、なかなかリフトの乗り場がないねと話していると…突然ふもとに出た。
通り越して、ゴールしちゃったよ!
どうやら我々はリフト乗り場を目前にして方向転換。
真逆の「6号路(びわ滝コース)」に合流してしまっていたようだ。
この道に合流するなんて、『そばマップ』には書いていないのに…やっぱりムリがあった。がく。
しかしここからは本領発揮か、ケーブルカーの駅の近く「高橋家」で食べたおそばはとてもおいしかった。
“そばビール”もいただいて、すっかりご満悦。
「有喜堂」のおせんべもおいしかったし、甲州街道沿い「日光屋」のおみやげ所には昭和のレトロお土産がいっぱいで感激。
懐かしさにやられ、思わず“ペナント”を買ってしまった(200円、安過ぎる!)。
絶滅したと聞いていたけれど、まだあったんだ!
辛かったことも、ガッカリしたことも、おサイフのヒモとベルトをゆるめれば遠くに。
ゲンキンなものだ。
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コメント
高尾山・・・
前に、「高尾山森林マラソン」に出たとき以来です。
あの辺りには蕎麦屋がほんとたくさんありました~。マラソンの後に一人で蕎麦屋でイッパイ。へへへ。
登山は、富士登山でこりました。二度とやるもんかって思いました。
・・・・こうやって考えてみると、きっとスポーツ根性もんが好きなんですね。。。
お疲れ様でした。
投稿: まんちゃん | 2008/03/11 11:38
まんちゃんさま、こんばんはー。
えぇー!「高尾山森林マラソン」!?
そんな厳しいレースに出場されてたんですかっ!
歩いてもあれだけ疲れるというのに…すごいです。
富士山も行かれたんですか?
もしや頂上までっ!?
我々ワンゲル部は「目指せ富士山制覇!」を合言葉に結成したのですが、いまだに“山あるき部”のまま…。高尾山でヒィヒィですからね。
いやー、尊敬します!
師よ!
投稿: かんげ | 2008/03/11 20:22