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2008年3月の記事

2008/03/31

たぶん気持ち気持ち

ホテルは4月からオープン先日、夜ご飯を食べようと、オープンしたばかりの「キュービックプラザ新横浜」に寄った。

いやーそれにしても、様変わりした新横浜駅は地元とは思えなかった。
普通だったら、いくら何かが変わろうと、
「昔ここにはあんなものがあってね…。」
とか言って、昔を思い出せるのに、
ここでは地形から何もかもが変わってしまったために、何も過去を思い出せない!

学生時代はよくこの駅で待ち合わせをしたりしていたんだけれどもなぁ…それがもう、どこだったか。
全く感慨無しぃ!

まるで新しい土地が浮上してきたような、そんな印象だった。
やっぱりここは、過去をどんどん捨てている街だ


レストランのフロアはどこも人でいっぱい。
でもせっかく来たのだからと、とあるレストランに15分くらい並び、席に着いた。

お店の中、従業員のお姉さんは5,6人いるのだけれども…顔がすごい疲れている。
もしくは強張っている。
手が空くと、自然とみんなで真ん中に固まってしまう…あぁ不安なんだよなぁ、わかるわかる。

奥の方からは「ガッシャーン!」「ボッシャーン!」と食器をひっくり返す音が頻繁に聞こえてきていた。

さすがオープニングスタッフ!


でも一生懸命な人達を前にしているので、不快な気持ちどころか、とてもあたたかな気持ちになった。

接客に大切なのは、やっぱり記号のような笑顔だとか丁寧語ではないのだなと思った。

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2008/03/30

課長を誉めまくってみる

フジテレビ721『ゲームセンターCX』の5周年とDVD-BOX発売イベント、
『ゲームセンターCXミュージアム』へ出かけた。

場所は勝ちどきの奥の奥にある港、「晴海客船ターミナルホール」というとてもへんぴな場所。
周りには海と倉庫とゴミ処理場とオリンピックスタジアム建設予定サラ地くらいしかない寂しいところで、お昼くらいに着いたのだけれども、寒空の下誰もいない階段にポツリと看板だけが立ててあって…心配になった。

しかし、会場に入ってみると、たくさんのゲームファンがつめかけていた。
驚いたのは小さな子供や、20代そこそこくらいの明らかに“ファミコン世代”ではない子達もいたこと。
ゲームだけでなく、番組のファンもたくさんいるのだ。


そろそろ「ワンワンパニック」が見たい!番組で使った小道具やゲームソフト、即販品が、スタッフ手書きの解説書と共に無造作に机の上に並べられている。
普通「ミュージアム」なんて銘打ったなら、展示品を何かで固定したり、「お手を触れないでください」とか書くところなのに、何も無い。
おーいこのPCエンジンの『カトケン』とか、懐かしさで盗まれちゃうよ!

そんな手作り感覚と、それを享受する穏やかなファンによる、あたたかな「ミュージアム」だった。


スタッフもアットホーム。
みんな笑顔で、時に気さくに来場者に話しかけていたり、急に小規模なイベントを始めてプレゼントをあげてみたり。

「プロデューサー菅さん」「構成岐部さん」や「カメラ阿部さん」等、番組の出演者の大半が番組の制作者なので、いたるところに有名人がいる気分にもなった。

「センムラブレタアタセゲ…?」キーワード探しわからなかった…


そんな中、しっかりとしたイベント、“松竹芸能若手芸人大喜利”が始まる。

しかしイベントの途中菅Pが、突然流れを遮って、
「ここでメンバー補充します!」
と告げる。

「芸人さんがこんなにがんばっているのに…なんと失礼な!」と腹立たしく思っていたら、
…なんと登場したのは有野課長

会場は驚きと大歓声につつまれた。


『めちゃイケ』では地味キャラといじられている課長だけれども、いやいやギュンギュン有名人のオーラが出ていた。

はじめて目の前で芸人さんの“大喜利”というスタイルを見たのだけれども、これは反射神経に空気を読む力…さまざまな力によるサバイバルゲーム。
答えを思いついた時のペンのスピード、時に他人の答えにも乗っかる判断力、そして他の人の答えもいじってあげられる懐の深さ…やはり課長は若手芸人とは1つも2つも格が違っていて、その実力をまざまざと見せつけられた。


その後「たまゲー」並みに会場内を徘徊し、さまなまなモノにつっ込みを入れていたが…こういうスタイル、東が『モヤモヤ』のさまぁ~ずなら、西では有野課長の右に出るものはいないと思う。
グッズを買うのをしぶってみたり、ファミコンコーナーで「カイの冒険」に挑戦しあっという間に失敗してみたり、「ワニワニパニック」に本気になってみたり、どこまでが素なのか…ナチュラルでとても心地よかった。

また、カメラの無いところでも子供に声をかけたり、とてもいい人であった。


緊急イベントは、会場のお客さんと“「ストⅡ」5番勝負”。

ここでは彼のスター性か、奇跡のような負け方(「コントローラ持っとこ」)を発動。
またその一方、女子供には容赦ない鬼畜っぷりで、「課長ここにアリ!」を見せつけてくれた。


最後は課長の三本締めで4日間が終了。

「今日のゲームはこれです…懐かしいですね~『WiiFit』。」
と言えるまで番組を続けたい、と語った課長。

どこまでが本気なのか…やっぱりわからない。
でも、そうなって欲しい!


出演者もスタッフも、そしてファンも、全員が参加した、とてもいいイベントだった。

(〈トラックバック〉●「実況パワフルブログ終了。」→08・3・30『よゐこ有野、書記係に立候補します』
●「ゲームセンターCXミュージアム・其の壱」→08・3・29『ごった煮』
●「ゲームセンターCX ミュージアム、楽しかったです♪」→08・3・29『猫マツゲでいこう』))

サイズはXL

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2008/03/29

じっとガマンの子であった。大人ですから。

結構早く家出たのにな…先日の「サマーランド」で、“のびのびオフシーズンのプール”の味をしめたか、今日は箱根の、
「箱根小湧園ユネッサン」に行ってみた。

んが。
10時過ぎで早くも家族連れと、学生カップル・グループで、受付を待つ列がズラリ。
あまりにも縁遠くて、今が春休みだってことを忘れてたよ…。


入り口でお金を払ってしまえば、後は手首のリストバンドで、食事もエステも事後精算。
すごいなぁ。
ハイテクだぁ。


あっ1つ間違えていた。
ここはプールじゃなくて、
“お風呂のテーマパーク”。

しかし子供達にはそんなことわかるはずがなく、うきわを持って入ろうとして、お父さんに怒られたりしていた。

いい歳して広いおフロに入ると無条件に潜水とかしちゃいたくてウズウズしてしまう私は、
「いいじゃん春休みだし!子供達よ、ジャボジャボべれ!」
とはがゆく思いながら、ここは大人に冷静にと、手がしわくちゃになるまでのんびり湯船につかってみた。

1Fではなぜか海洋堂ミュージアム

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2008/03/28

桜丘桜丘になっています

わふー。
週末だ!

今週はほぼずっと会社にいたので、キッチリ3食、コンビニ弁当だった。
あっ夜食も。
血圧高くなってなければイイナ!


静かなシブヤ渋谷桜丘のサクラは満開で、ちょうどその名の通りになっている。
きのう2分咲きくらいだと思っていたのに、サクラの花の咲くのは早い!

明け方会社でぼんやりとしながらも、何となく悔しかったので…それをカメラにおさめようと外に飛び出した。


渋谷でも、さすがに昼間のにぎわいはすっかり遠くに。
空気もひんやりとしている。
動いているのは時々通り過ぎるタクシーと、ライブハウスから出てきた髪の毛ツンツンのお兄ちゃんくらい。

ひっそりと静まったビルと同様に、サクラも密やかに、明るくにぎやかになるのを今か今かと待っているようで…まるで嵐の前のなんたらのようで、ソワソワした。


土日には桜吹雪がはじまるだろう。
年にたった1度だけ、この街が観光地になれる時期だ。

いつの間にか満開でした

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2008/03/26

またゲームか

 茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅構内で8人が殺傷された事件で、逮捕された金川真大容疑者(24)は、典型的な「ゲームオタク」で、5年ほど前に秋葉原で開催された全国規模のゲーム大会で準優勝していた。(後略)
(08・3・24『J-CASTニュース』

週明けの朝のニュース番組はひどかった。
何かの自称評論家の口から発せられる、
「ゲーム感覚」
そして
「人生にもリセットボタンがあると思って〜」
の言葉。

かれこれ何十年、この言葉がくり返されてきただろうか。
今日、十年前のニュース番組を再放送していても、誰も気付かなかったかもしれないというくらい。


世の子供はどの時代も、何も、変わっていない?
いや、ならばテレビの向こうの人達も、全然成長していない。


この状況のまま、ズルズルとここまで来てしまったゲーム業界もそうかもしれない。

だけれどもその中で、必死にもがいている人もいる。
ちょどいいタイミングで、こんな(↓)記事があった。

 (前略)ゲームってまだ得体の知れない部分が多くて、やりすぎると頭が悪くなると言われ、DSをやると脳が鍛えられると言われる(笑)。事件が起きると、まっ先に容疑者の遊んでいたゲームが調べられる。「それってどういうことだ?」と思いますけど、それが現状だし、その状況を脱して、ちゃんと認められるメディアにしたいってずっと思っています。毎日、歯を食いしばって企画を出してくれる部下のためにも、ね(笑)。
『SPA!』3月11日号「トーキングエクスプロージョンエッジな人々・ゲームクリエイター名越稔洋」)

ゲームユーザーのはしくれとしては、心より応援したい。


大昔、誰かの文章で読んだ覚えがある。

「ゲームの“リセットボタン”、それはとても素晴らしいボタン。」

辛くてやり直しのきかない人生とは対照的に、ゲームの世界だけは自分の思うがままに、やりなおせる。

愛する人が死んでしまった時も、
乗り越えられない壁にぶつかってしまった時も、
思い出の輝きで今が眩んでしまった時も、
ボタン1つで、やりなおせる。

これって、とてもステキなファンタジーだ。
ゲームの世界くらいは、楽しくありたいし、後先考えず突き進みたいもの。


大切なのは、ゲームをゲームと認識する、それだけのこと。
でもそんなの、太陽を太陽と認識することや今日を今日と認識することと変わらない、当たり前なこと。
誰だってできていることだと思うのだけれどもな。

(〈トラックバック〉●「“動機不明”の通り魔殺傷 「ゲームのせい」と番組コメンテーターら」→08・3・24『痛いニュース』

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2008/03/24

かいか!

渋谷道玄坂マークシティの入口のサクラが満開だった。

あとは、お陽さまを待つのみだ。

さいたー

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2008/03/21

ゾワゾワ屋さん

「見て〜。ipod!買ったんだ。nanoだよnano!」と、言われても、
「ハァ…それで、nanoはイチバン新しいやつなのですか?」くらいしか返せない。

イヤホン・ヘッドホンモノが苦手だからだ。
耳の近くで音がすると、どうしても首筋にゾワゾワと鳥肌が立ってしまう。


満員電車でおじさんに真後に立たれて、耳のすぐ近くで、
「んふぅ〜…。」
とため息なんか吹き掛けられた日にゃ、振り向き様にローリング袈裟切りチョップを打ち込んでしまいそうになる。


高校の授業で「オーラルコミュニケーションA(略称OA)」という授業があった。
それぞれの机にモニターと録音機材、そしてマイクとヘッドホンが付いていて、それで教室内で通信しながら、時に教師とテキストを音読したり、英語のドラマを見て発音したりする、英会話学習の一環だ。

私はその授業が毎回、苦痛で苦痛でたまらなかった。

「は〜いそれでは…んふぅ〜…授業を始めますんふぅ〜…。」

「クチャ…ウェンアイクチャ…ケイムトゥジャッピャン…クチャ…フォアザファーストチャイムふぅ〜…。」

必要以上にマイクが高性能なのか、耳の近くから出てくる先生の生理音にゾワゾワゾワゾワ…辛くてしょうがなかったのだ。

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2008/03/20

10年越えるサクラ熱

大神さん、限定パックも発売中ですよ!ゲーム「サクラ大戦」の新作、『サクラ大戦〜君あるがため〜』ニンテンドーDSで発売。

しかしゲーム以外の多方面に派生したメディアではここ最近、10年続いた舞台が終了、グッズのお店が閉店と、寂しい話題が続いている。


10数年前、友人宅で見た「サクラ大戦」(セガサターン)のオープニングには衝撃を受けた。
個性的なキャラクターと、美しいアニメーション。

一見キャラクター先行のいわゆるギャルゲーかと思いきや、その友人に勧められるがままやってみると…そんな括りを超越するシナリオ・音楽・演出、そしてゲーム性。
全てが高レベルで、それが絶妙に絡み合った素晴らしいゲーム!
そこにセガの底力を垣間見たのであった。

あの時、このゲームをはじめるのを躊躇していた私にムリに勧めてくれた友人には、今でも感謝している。


ドリームキャストで体験した「3」の衝撃も忘れられない。

サターンからドリキャスのこの時期まで、何だかんだでもセガはいいゲームをたくさん出して、輝いていた。
とにかく、「サクラ」セガを牽引し続けたゲームソフトであった。


ドリームキャストの終焉と共に「サクラ」からは遠ざかっていたが…最近またよく耳にし、色々と思うことが多くなったので、今日は友人のSTRさんと今月で閉店するグッズショップ・池袋“太正浪漫堂”へ行った。
寂しさを募らせ、「昔はよかった」話をしようと、隣のコンセプトカフェでご飯も食べてきた。

お昼時になり、気付くと店内はお客さんでいっぱい。
小さい子供だっているじゃない!
「昔は〜」だけじゃなく、まだまだ今でもシリーズの人気は衰えてはいないことを痛感させられた。
まだまだいけるよ!


だってさ。
我々だっていまだに、「“三人娘”でだれがステキか」で言い争ったりしているんだもの。(ちなみに私は由里くん派)


いつの間にか再び燃え上がっていた熱。

帰りには、DS本体を持っていないにもかかわらず、ソフトを買っていた。

でてこい、でてこい…

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2008/03/19

ケイタイはCASIO!

私は昔から“モノ持ち”がよかった。

ランドセルは卒業までしっかり使っていたし、小学校4年生の時に買ったペンケースは大学に入るまで使っていた。
運動する時に背負って行く日に焼けたバッグとは、もう7,8年くらいの付き合いだ。

もっともこの性格も今となっては“捨てられない病”を生み、自分を苦しめているのだけれども。


今のケイタイを買ってから、4年が過ぎた。
しかしいまだに衰える気配は全くなく、今朝もギュンギュンと目覚ましのアラームを鳴らし、同僚からのメールを受信していた。
長生きだ。

特別に、他の人と違う使い方をしているわけではないのだけれどもなぁ。
しいて言えば、ずっとマナーモードにしているくらいか。
もしくは、人並み外れて電話がかかってこないからだとか…だったら切ない。


それとも私の“モノ持ち”ではなくて、このケイタイ自身が優れているのかな。
「A5403CA」…CASIOすげーな。

変わらぬ一品

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2008/03/18

スーツの着こなしは人生による

お昼過ぎ、繁華街を、着こなせていないスーツの男子集団が歩いていた。

きっと大学か何かの卒業式なのだろう。
もうすっかりそんな季節かぁ…もはや死ぬまで卒業というものを体験しないであろう私は、寂しさと不安と希望ある未来にあふれた彼らがうらやましかった。


それにしても、“スーツの着こなし”って、経験ひとつでどうしてあんなにも変わるものなのだろう。
最近通勤電車でも増えてきた、リクルートスーツの人を見ていてもそう思う。

年齢に関係なく、スーツを仕事など日常から着用している人は、これがとても似合うのだ。
逆に、着なれていない人は、すぐに雰囲気でそれがわかってしまう気がする。

単に着ているものが新品だから、とかそういうわけではないと思う。
“着こなし”だもの。
でも、テクニックだけでもない気がするのだ。
新卒の子が、どんなにリクナビとかの「スーツ着こなし術」などをがんばっても、ダメだろう。


おそらく、殊に着なれていない人に対しておかしく感じ、目立つのだろうなぁ。

何というか非常に文字にはしにくいのだけれども…
「スーツに振りまわされている。」
カンジがするのだ。


なんでだろう。
日常から気にし過ぎでも気にしなさ過ぎでもない、そんな絶妙な力加減を学ぶ前だからかしら。
それともこの服って、どの服よりも人生を反映してしまうものなのだろうか。


ちなみに私は普段ジャージとジーパンでダラダラと仕事しているから…
きっとおめかししたら、同様にギュンギュン振りまわされて見えるのだろうなぁ…がく。

七五三

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2008/03/17

善意の価値は

 81年のロサンゼルスでの銃撃事件で、サイパンで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(60=日本で無罪確定)の弁護士費用などに充てるため、友人の俳優辰巳佳太(42)が16日、東京・秋葉原で三浦元社長支援の募金活動を行った。オタクの聖地は日曜日の歩行者天国で道が埋め尽くされる人出があったが、俳優仲間8人が集めた募金は、2時間で40口8456円にとどまり、「厳しい」結果となった。辰巳は今後、飲食店や映画館に募金箱を設置し、支援を訴えていく計画だ。
 活動初日の秋葉原、約2時間の募金で8456円を集めたが、終了間際に5000円札を入れた若い男性1人が来るまでは3000円程度だった。辰巳は「反応は厳しい。でもそんなことも言ってられない。行動を起こすことで何か変わっていけばいい」と訴えを続けた。(後略)(08・3・17『ニッカンスポーツ』

あの募金団体の裏に特定政治政党があるだとか、
「○○ちゃんのアメリカでの手術費用を!」が“死ぬ死ぬ詐欺”であったとか、

ネットだけの功績ではないけれども、ネットを通じて今まで知らなかった部分を知ることができたことは、少なからず存在する。
ここに溢れる不特定多数の情報から導き出された、昔はこうだと当たり前に思い込んでいたことが、そうではなかったという事実。
今まで無知であった自分が情けなく・恐ろしく思う時があるほどだ。


それによって変わったのは、何でもまずは“疑ってかかる”ようになったこと。
これは言いかえれば、まずはじめに“自分の頭で考える”ということで、すごくいいことだと思う。
こんなご時世だもの。


そんなネットの近くにいる秋葉原の住民達が、考えて考えて、出した結果が、上記。
この金額が高いか安いかは私にはわからな…いや個人的に、「2時間8千円」なんてとても多いと思う。

けれどもこのような善意の募金の金額に対してどんな内容だったにせよ、受け取る側が「厳しい」などと言ったり、記者が「~円にとどまり」といった言葉で報道し、何かをほのめかすのは筋違いで、とてもよくないことだと思う。

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2008/03/15

思わぬ楽しみ、夏の楽園。

もうすっかり春なので、さらに先取って、「東京サマーランド」に行ってみた。
まぁ先日、「サマーランド」が冬にもやっていることをはじめて知って驚いたのが、その主なきっかけなのだけれども。

と、いうわけで初体験だ。


八王子の道を進んでゆくと突然あらわれる巨大空間は、昭和の香り。
もちろんいい意味で。
古いとか汚いとかそういうわけでは決してなく、何というか建物のつくりが、そうなのだ。

お土産屋さんや喫茶スペースでバイトしているのは、おそらく地元の若者達。
しっかりとした接客もしつつ、仲良くキャッキャと話す男女、友達の話で盛り上がる女の子達。
そんなローカルな雰囲気もまたよかった。


波も打ち寄せてた!園内の多くは家族連れ。
小さな子供を連れた若い夫婦が多かった。
後は、グループデートの小中学生。
中学生男子グループもいたりして、シンパシーを感じた。

さすが「スプリング」に「サマー」だけあって、空いている。


この時期のプールは室内のみ。
大きな人が遊ぶには少々物足りないけれども、小さい子供をゆっくり遊ばせるには、今はちょうどいい人出と広さだと思う。
パパママオススメ!

一応私も水着に着替えて、滑り台スヮー!
高くなくて速くなくて、“絶叫系”が苦手な自分にもちょうどいい。


上記の理由で遊園地も結局、すごく遅く回転する観覧車くらいしか乗れるものがなかったのだけれども…満足満足。

それは、ここにある“コイン遊具”のおかげ。
あのデパートの屋上でよく見た、お金入れて、乗ったりして、キンコロカンコロするやつね。
アレのラインナップが、豊富だ!
これこそ昭和を色濃く残す風景。
「たまゲー」で子連れの有野課長を呼びたい空間だった。

遺品子供の頃、横浜高島屋に行くたびに屋上で乗っていた、“アラレちゃん”の遊具に再会した時は感激した。
またかつて同敷地内にあった、「東京セサミプレイス」の遺品には、寂しさを覚えた。

「アクアブラスター」という、珍しい、おそらく外国製の消防士体験ゲームもあって、ポップですごくかわいかった。
お金を入れると…銃からすごい水圧で水が発射!
これで向こうにある、おもちゃの火の的を撃つのだっ!
しかしほとんどの的の仕掛けが壊れていて、機能していなかった…火、ついたまんま。おばちゃん、逃げ遅れたまんま。


「♪キンコロカンコロ」
“フリーフォール”の下で乗る、パンダの乗り物。
あまりにも対照的でおもしろかった。

問題なのは、昔は10円50円だったものが、今では100円200円になっているということだ。
あっという間に小銭が消えていった…。

これがなかなか

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2008/03/14

一言でいいのだ。

「楽しい。」とか、
「嬉しい。」とか、
自分の感情を正直に率直に言葉にできる人を、私はすごいと尊敬する。

ヘソ曲がりな私には、到底ムリなことだからだ。


例えば私が誰かにご飯をつくってもらっても、そしてそれがとてもおいしかったとしても、
「おいしい!」
と笑顔で一言、言えばいいものを、照れくさいので、

「もう今週は毎日このおかずで大丈夫だよ。」
とか婉曲的にしか言えず、

「料理のし甲斐のない、つまんない人!」
などと取り違えられて、怒られたりすることだろう。

…うまくこう、表現できていると思うのだけれどもなぁ。


どんなに飾っても、やっぱり人の心にイチバン響くのはストレートなものなのかな。

友人に、「楽しかった。」と言われると、安心する。
気になるあの子に、「嬉しいな。」と言われると、ドキッとする。

そのまんまの気持ちを一言、一言でいいんだ。

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2008/03/11

国民総芸人時代突入

デジカメ+ネットが広まって、誰もが“表現者”になる時代になった。

趣味のものだったカメラはその垣根を下げ、今や誰もが持っているものになった。
旅行や行事などの特別な時だけではなく、毎日の瞬間を誰もが切り取っている。

HPやブログでは、「お腹空いた!」から、「私はこんなにいい絵が描ける」「今日はカレシが優しかった」「ウチの子かわいいの!」「誰かゲームの話しましょう」まで、誰もがどんなことでも“主張”できるようになった。
今までお隣の奥さんやクラスの友達にしか話していなかったものが、クリック1つで世界中に発信できてしまう妙。


そうなると、多くの人はより高みを目指すのは必然だ。

「崇高なものを」
「とにかくおもしろいものを!」
「たくさんの人に見てもらえるものを」

今まで自己完結だったり独り言だったものから脱却しようと、努力をする。
常にカメラを首から下げるようにしたり、文章を勉強したり、足を使っておもしろい“ネタ”を探したり、たくさんアップロードしたり。
まさに“国民総芸人”のようだ。


確かに私も、かわいい猫2匹が寄り添って昼寝をしていればカバンの中から焦りながらカメラを出すし、何かについて考え、それが多少の人が見ても耐えうるものにまとまりそうだ=ブログに書けそうだと思うと、ケイタイのメールに忘れないよう保存している。
何かおもしろそうな体験をすると「これをブログに書こう!」と思うことが多々あるし、少々の自分の不幸事なら「ブログに書いてネタにしてしまえ!」と慰めたりする。

お笑い芸人用語の「おいしい」を、素人も使うヘンな時代である。


しかし中には自分が有能なジャーナリストであったり、テレビの向こうの人気お笑い芸人であるかのように錯覚してしまうのか、度を超えてしまう人がいる。

今日代官山を歩いていても、老若男女デジカメを手にした人がとても多い。
自分が気に入った風景を見るや、次々にシャッターを押す。
しかし中にはよりよい作品のためと周りが見えなくなっているのか、お店の奥まで入って行って商品を勝手に動かして撮影している人がいたりして…大丈夫かと思う。

以前「交通事故などの不幸な現場に出くわすと、道行く人が一斉にカメラを構える。」と聞き、背筋が凍る思いをしたことがあるが、それを思い起こさせた。


下記の動画の件もそうだ。
つくりこまれたテレビ的な笑いをマネして、素人が何も考えず実際にやってしまう。
「今オレおもしろいことやってる!」と自己陶酔しながら、他人の迷惑を顧みずに。

友達を笑わせようと若手芸人の自虐ギャグをマネし、
「コンパの後、飲酒運転しちゃいましたー!」
とネット上で得意気に語ってしまう大学生も同じだ。


こういう時代になって数年。
まだまだ使う人間の意識やマナーが追い着いていないことを痛感する。
同じ世界にいる自分だって、ふと気を緩め調子に乗ると犯してしまうかもしれない行為、気を付けたい。

 『ドライブスルーを全力でスルーしてみた』という動画が先週末『ニコニコ動画』にアップされてお祭り騒ぎとなっている。
 動画の内容は、ドライブスルーで注文をして受け取らずにそのまま去っていくといういたずら動画。 これを見た人が「迷惑行為だろ!」「通報した」とコメント。
 また、ドライブスルーから出る際に一時停止を行っていないとの指摘も出ている。(後略)(08・3・10『livedoorニュース』

(〈トラックバック〉●「頭がハッピーセット!!「ドライブスルーを全力でスルーしてみた」」→08・3・11『にゃんだふる286(にゃむ) 一日三食シーチキン』
●「「ドライブスルー」動画騒動」→08・3・11『ニュース短評』
●「マックのドライブスルーを華麗にスルーする動画を公開して炎上騒ぎ」→08・3・10『痛いニュース』

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2008/03/09

「生きることは愛すること」

横浜高島屋ギャラリー、
『瀬戸内寂聴展』に行った。
作家生活50周年記念展。
彼女の作家生活、僧としての生活、そして人生を振り返る。

チケットを買って、会場の中に入るにしたがい、隣で大騒ぎだった催物会場の喧騒が遠くになる。
寂庵や天台寺にある美術品や、氏自らの作品に囲まれながら…。
完全なる別世界、それこそ寂庵のようなところに迷い込んだような、不思議な感覚だった。


いわゆる
「才能あるけれど若い頃ブイブイやっちゃった高僧の瀬戸内さん」
は今、俗や僧や愛や学や苦や楽や…様々なものの絶妙なバランスの上に立っている人、といったイメージだ。

酸も甘いも噛み分けた人間としての深み。
作家としての氏・マスコミに露出している時の氏、 僧としての氏、どれもが大きな「経験」と「教え」の両方に裏打ちされていて、人間としての魅力に溢れている。


ハッキリ言って、80歳を過ぎた人が普通愛を語れないでしょ!
語れたとしても、そこでたくさんの聴衆をあれだけ引き付けることはできないだろう。

「経験」だけでは思い出話だし、「教え」だけだと説教臭い。
…このバランスから生まれる魅力的な言葉こそ、氏の素晴らしさだと思う。


ふと展示の片隅に目をやると、「寂聴愛のおみくじ」(1回100円)があり、訪れた人のほとんど…それこそおじいさんおばあさんまでこれを引き、結果に一喜一憂していた。

すごい光景だ!
みんな若がえっとる!

私「大吉」でした!「オシャレしなさい」って

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2008/03/08

山あるき部、目的をすりかえる。

我が“山あるき部”はへっぽこのため、冬山は歩けない。
しかし都会にまみれ、少々ストレスが溜まってきたので、リハビリもかねて高尾山に行った。

まぁきっかけは駅にはってあった、
「高尾山の冬そばキャンペーン」
の広告だったのだけれどもな!
あれがとっても、おいしそうでねぇ…ズルズル…。


きのうの夕立はまったく影響ありませんでした以前ここに来た時は「1号路→4号路」で登ったので、今日はケーブルカー清滝駅横から「稲荷山コース」を散策。

思っていたよりも山道で、着の身着のままのカップルからしっかりとした装備の登山客まで、結構な数が歩いていた。
スニーカーがあっという間に黒くなり、そしてすぐに汗。
それなりに辛い。

しかし足をとめると、ひんやりと澄んだ空気、そして八王子から遠く新宿までも見渡せる景色が、気持ちいい。

「あぁ清々しい空気…スゥ〜。
スゥ〜…
…グシュン、グシュン!」

たぶん周りでマスクをしていた人に影響されたのだろう。
緑に囲まれている間だけ、鼻水が止まらなかった。


頂上で富士山を眺めて、下山。

帰りは3号路を歩いてから、以前なぜだか楽し過ぎて大人げなくはしゃいでしまった、“リフト”を目指す。
3号路は行きのルートや頂上での人出がウソのように、ひっそりとしていた。


たぶんこの辺で迷った途中、ルートがわからなくなり、
「地図でも見るか。」
とカバンから出てきたのは、
『高尾山そばマップ』。
そうだ、今日はそばありきだったんだ。

それでもアバウトな地図でもなんとかなるだろうと、思うところに進みつつ、なかなかリフトの乗り場がないねと話していると…突然ふもとに出た。
通り越して、ゴールしちゃったよ!

どうやら我々はリフト乗り場を目前にして方向転換。
真逆の「6号路(びわ滝コース)」に合流してしまっていたようだ。
この道に合流するなんて、『そばマップ』には書いていないのに…やっぱりムリがあった。がく。


しかしここからは本領発揮か、ケーブルカーの駅の近く「高橋家」で食べたおそばはとてもおいしかった。
“そばビール”もいただいて、すっかりご満悦。

「有喜堂」のおせんべもおいしかったし、甲州街道沿い「日光屋」のおみやげ所には昭和のレトロお土産がいっぱいで感激。
懐かしさにやられ、思わず“ペナント”を買ってしまった(200円、安過ぎる!)。
絶滅したと聞いていたけれど、まだあったんだ!


辛かったことも、ガッカリしたことも、おサイフのヒモとベルトをゆるめれば遠くに。
ゲンキンなものだ。

まだ生き残ってたんだ!

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2008/03/07

略称は「アンアン」

ゲームセンターで稼働中の、
SEGA「ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer」
がおもしろい。

ネットワークで全国の様々なプレイヤーと1対1で対戦。

クイズ形式もバラエティに富んでいて、浅くとも広い知識が必要なものもあれば、逆に深い知識が必要なものもあったり、時には判断力・反射神経や、勇気さえも必要とされる。
「早押しクイズ」で圧勝した相手に、その後の「多答積み重ねクイズ」でコテンパンにされたりと、得意不得意・戦略性があるからエキサイティングだ。
経験値により所属リーグも分けられるので、実力も拮抗しやすい。


しかし何より、

「アメリカ横断ウルトラクイズ」
「史上最強のクイズ王決定戦」
「アタック25」

などのテレビ番組で育った私には、あの“早押しボタン”は憧れで…それをゲームセンターで、「バシィィィッ!」と叩けるのがとにかく快感なのだ。
それで正解し、優勝した日にゃもう、クイズ王になった気分。


はじめは友人とお金を出し合って、“みんなで集まった時にやる時用カード”(カードに自分の戦績を溜めて、ランクアップしてゆく)を買って数回遊んでいたのだけれども、今ではすっかりハマってしまってそれで1人でも遊んでいた。


「バシィィィッ!」

クイズ王気分とアメリカ本土上陸前に敗退気分をくり返し…先日、「アンサー1級」でようやく「Sリーグ」の仲間入りをした。
これからは、そううまくは行かないだろうなぁ。

ボタンの前だと気合入ります

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2008/03/06

やっぱり、みんな、寂しいのだ。そして子供。

まんだらけが心斎橋に今月半ばにオープンさせる喫茶店「マザー」で、スタッフを募集している。

対象は、
「25才以上で、お話をする・聞くのが大好きな方。」
「『あこがれのお母さん』としての立ち振る舞いが出来る方。」

なるほど。
“お母さん喫茶”か。


やっぱり人は誰だって、“話を聞いてもらいたい”のだ。

どれだけ社会が冷えた・人間関係が希薄になったと言っても、「面倒だ」と家族や友人などの近しい関係は避けるクセに、こうして他人と手軽にコミュニケーションのできる場所に、人は出かける。


ブログの広がりを見てもそう思う。
私も、こういったインターネットの片隅で独り言をつぶやき、完全に受け身の姿勢でコミュニケーションをしてくれる訪問者を待っているようなものなのだから(いつもありがとうございます)。

どちらもすごく自分本意のものだけれども、根本的な欲求は、いつだって誰だって変わっていないのだと思う。


だからやっぱり、いつの時代も、男女問わず“聞き上手”はモテる。

これだけ構ってちゃんの溢れた世の中で、自らの欲求を抑えられる聞き上手の人ってのは、本当に大人だからだ。

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2008/03/05

ミカンから学ぶ美容学

ミカンを食べた後、ゴミ箱に捨てた皮を拾ってみると…あっという間に固くしなびてしまっている。

みずみずしい表皮は、みずみずしい果肉あってのものなのだと、実感する。


ならばさ。

怠惰な毎日の中、おフロ上がりの時だけ一生懸命に化粧水乳液を塗り込んでいる姉さん…順番を間違っていない?

皮肉じゃなくて!純粋に思っただけなの!

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2008/03/04

歴史と伝統とかわいさと

奈良県庁HPより画像引用

 奈良県で2010年に開かれる平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターに対し、「かわいくない」など批判的な声が相次ぎ、1日には市民が白紙撤回を求める活動を始めた。国宝・彦根城築城400年祭の「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)、のじぎく兵庫国体の「はばタン」(兵庫県)の例など、キャラクターの人気が事業の盛り上がりを大きく左右しており、主催者も対応に苦慮しそうだ。
 (中略)先月12日に公表し、愛称を募集中。約2週間で2000件を超える応募があった半面、ホームページなどを通じて約200件の批判意見が寄せられた。「仏に角を生やすなんて侮辱だ」「一般公募で再検討を」などが多いという。
 奈良市のマジシャン、陽群(ひむら)誠さん(26)がインターネットで反対運動を呼び掛けると120人以上が賛同。1日には「1300年祭を救う会」を結成し、署名集めなどで撤回を求めていくことにした。(後略)(08・3・2『毎日.jp』

地方自治体のキャラクターは最近どこも、明らかに狙ってつくられた“萌えキャラ”か“ゆるキャラ”ばかりでへき易していた。

そんな中で登場したこの「奈良県平城遷都1300年祭」のキャラクターは、そのリアルさとかわいさの絶妙なバランスがとても秀逸だと、私は思っていた。

ちょっとだけ大きな頭のアンバランスさがかわいいし、人間がモチーフ・つぶらな瞳・半裸…他のどこにも無いオリジナリティもすごく感じる。
まさに一目見て、“かわいさ”と同時に“伝統”を感じられる、ここだけ・ここならではのデザイン。

何よりスッキリとしていて、
「儲けてやる!」
的なあざとい狙いを感じさせない奈良県らしい地味さ、というと語弊があるな…「奥ゆかしさ」を感じていた、のだが。

…これのどこがダメなのだろう。
私の感覚がズレているのか…?


「仏への冒涜!」という声も、制作者が「童がモチーフ。」と言っているそうだし、例え仏だとしても悪意のモノでは無いのであの仏さまが目くじら立てることはないだろう。

そもそも仏の姿こそが人間の想像の産物であり、その上この作者である薮内佐斗司氏は仏師だという。
なんと本格的なことか!


「市民からの相次ぐ批判」と言われているこの声も、2ちゃんねるはともかく、ミクシィという閉鎖された空間の中から発生したまでもの。
突然県民の総意のように叫び、取り上げられている現状は気持ちのいいものではない。

もちろん今後その声に県民の多くが賛同し、大きくなれば話は変わるけれども、今のところこんなに騒ぎ立てることでは無いと思うのだ。

(〈トラックバック〉●「え〜!?かわいいのに〜!」→08・3・3『バンビ春風の日々』
●「「かわいくない」「仏に角を生やすなんて」 平城遷都1300年祭マスコットキャラに批判相次ぐ…白紙撤回活動も始まる」→08・3・2『痛いニュース』

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2008/03/03

♪今日ーはたのしいひなまつりなのにー

ずいぶんと毎日が暖かくなった。

「今日はマフラーいらないかなっ。」
なんて久しぶりだ。
まぁまだ夜になると、「…失敗した!」と思うのだけれども。

春の花粉症とは縁遠い私(なぜかブタクサ花粉には弱い)にとってはこれからが最高の季節。
お陽さまにつられ散歩の日々だ。

花漏れ陽


さて。
今日はひなまつり。

「5月5日が祝日なのに、3月3日が祝日じゃないのはおかしい!」

日本人の94%がこの言葉を発した経験があることだろう(たぶん)。

国民の総意も実現できないとは…なんたる国の怠慢か!?

♪おだいりさまひとりー

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2008/03/02

後悔人より後輩へ

母校の専門学校(デザイン系)の学生作品展に出かけた。

どんどんと淘汰されてゆく専修学校業界の中で生き残るには、より専門的な、より実際の現場に対応できる教育が必要とされているようで、発表作品を見ても、

「化粧品ブランド○○の広告展開」とか、
「オリジナルブランド○○のトータルデザイン」など、

業界のルールに倣い、上手にキレイにまとめたものが年々多くなってきている気がする。


それはそれでいいのだけれども…同時に、もっとハジけた、不器用に情熱的な作品が少なくなってきているのも感じる。

「自分の表現したいこと、誰に何と言われても描いてやるっ!」とか、
「周りの人達を、あっと言わせてやる!」とか、
「これを見せて、とにかく笑わせてやる!」とか、

そういった、かたよった、熱ばかりこもったようなもの。


数年前までは、ただただ圧倒されたり、驚きの切り口があったり、(いい意味で)バカバカしくて笑ってしまうような作品もあってすごく感化され、毎年ここに足を運ぶのが楽しみだったのだけれども…ここのところちょっとこじんまりし過ぎているというか、おとなし過ぎるというか、マジメ過ぎる感じがして、寂しいのだ。


まぁ全て、学生時代を怠惰に過ごしていただけの私に言えたことではないのだけれども…
とにかく、「“青春時代”を、やり切ったか?」ということだ。

ぜひ“今しかできないこと”を…私は、もっと学生さんを羨ましがりたいだけなのだ。

もちろん、おもしろいのもあったよ

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2008/03/01

人間らしく。

 米兵女子中学生暴行事件で、那覇地検の山舗(やましき)弥一郎検事正は29日夜、女性暴行容疑で逮捕、送検された在沖海兵隊キャンプ・コートニー通信中隊所属のタイロン・ハドナット二等軍曹(38)を不起訴処分にしたと発表した。山舗検事正は「告訴取り消しが不起訴の理由」と説明した。二等軍曹は同日午後8時40分に釈放後、米軍側に身柄を引き渡され、海兵隊拘置所で拘束されているという。
 女性暴行罪は親告罪で、刑法180条で「告訴がなければ罰しない」と規定されている。
 山舗検事正は被害者側が告訴を取り下げた理由について「(少女が)『そっとしてほしい』と思っている」と説明した。また親告罪以外の罪を適用して起訴することも「被害者の気持ちを考えれば適当でない」と話した。
 二等軍曹は2月10日午後10時半すぎ、本島中部の公園付近に止めた車内で少女を暴行したとして、逮捕された。県警の調べに、二等軍曹は「少女が嫌がっていたのを知っていた」と容疑を認めていた。(後略)(08・3・1『琉球新報』

例えさ。
鋼鉄の精神を持つ兵隊さんでもさ。

かつての占領地に来て、
こんな平和な国に来て、
こんな暖かくておだやかな場所に来て、
欧米人コンプレックスの民族に囲まれて、
自由気ままに何でもやれてしまうのなら、

勘違いしてしまうのだろうか。
「自分達は“特権階級”だ!」と。

日本の階級制度は無くなりましたっ!


日本を訪れる人達が、いいことはいいこと・悪いことは悪いこと、とせめて普通の、人間らしい意識でいられるように、最低限の法の行使や整備は必要だと思う。

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