紅葉を求めて
それでもやっぱり“山あるき部”から脱却できない地元ワンゲル部は、紅葉を迎え、箱根の“明神ヶ岳”に出かけた。
小田原方面からこの山を越え、箱根に出るルートだ。
今回は電車で。
小田原駅から初めて乗った大雄山線は、民家の軒先をかすめるようにして走る、江ノ電のような心地よいローカル線だった。
山あるきに出かける時はいつも、その途中最終の駅前のコンビニでお昼ご飯を買って、頂上で食べるのが何となく通例になっていた。
今回もそれにのっとって大雄山駅に降りてみたのだけれども…「何もない!」
駅前にはスーパーマーケット「ユニー」と「養老の滝」があるだけで、後はバスターミナルが広がるのみ。
もちろん早朝なので開店時間前だ。
「マクドナルド」を見つけても、「10時開店」…ノー朝マック!何たる不覚!
しぶしぶバスに乗り込み、終点の道了尊へ。
登山口のある最乗寺のお土産屋さんでなんとか食べられるものをと、“干しイモ”を購入。
寒風吹き荒ぶ頂上でそれを食べたのであった。
戦前か!
〈本日の電車〉
横浜→(東海道線)小田原→(大雄山線)大雄山→(伊豆箱根バス)道了尊
〈本日のルート〉
9:15最乗寺脇明神ヶ岳登山道発→10:10明神岳見晴小屋→
お参りをしてから出発!
なだらかな道が多い。
見晴小屋を越えてからは稜線に出て、常に小田原方面を一望でき、さらにはススキ・小さな花々に囲まれながら気分よく歩けた。
11:45明神ヶ岳山頂(1169.1m)(イモパーティー20分)→
山頂はほぼ360度見渡せる絶景。
火口壁の断崖も美しい。
しかしそれにしても寒かった!風が…!
12:05明神ヶ岳山頂発→12:45明神ヶ岳・明星ヶ岳・宮城野分岐点→
ここも景色が開け、なだらかな道が多く、快適。
13:25明星ヶ岳山頂(923.9m)→14:25宮城野橋へ下山
途中あやうく、“箱根大文字焼”の“大”の字の部分を気付かず通過しそうになった。
まさに灯台元暗し。
ここからの道が急で、展望もなく、辛かった。
というか、飽きた。
登山客がとても多かった。
数年前の同じ時期に、同じく箱根の神山に行った時は誰もいなかったというのに…。
しかしその理由もすぐにわかった。
紅葉はようやく色づきはじめたくらいであったが、登山中展望の開けた場所が多い。
ルートは高低差もあるけれども長い時間をかけてじわじわと登るものなので、ペースさえ守っていれば楽しみながら歩くことができる。
とても歩きやすい、初心者にとっていいルートだったのだ。
秋を感じながらのんびり山あるきは、大成功。
お昼ご飯を除いては…グゥ。
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