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2007/10/17

マナーファシズム

 16日午後9時5分ごろ、愛知県蟹江町蟹江本町川西、銭湯「橋本湯」の脱衣場で、同町蟹江本町城、無職黒川進さん(49)が男に果物ナイフのような刃物で背中など数カ所を刺された。黒川さんは病院に搬送されたが、命に別条はないという。男は現場から逃走し、蟹江署は殺人未遂容疑で行方を追っている。
 調べでは、黒川さんと男は事件直前、風呂場で体を洗っていた際、水がかかったことをめぐり口論になっていたという。男は20〜30歳で身長約170センチ、やせ形で黒色のジャージー姿だった。(07・10・17『nikkansports.com』

石原壮一郎氏によると、“マナーファシズム”という言葉があるそうだ。
他人のマナー違反を異常なまでに責めたて、攻撃すること。
閉息感の広がる世の中で、これがさらに拡大しているというのだ。

完全A型性格の私にも、これは少なからずある要素だと思える。
確かに、電車から降りようとする時に目の前で仁王立ちしている人とか、エレベーターで「開」ボタンを押してみんなが降りるのを待っている時にさも当たり前の顔をしながらスルーして出て行く人とか、ちょっとしたマナー違反の人に出会っただけでイライライライラ…

「死んでしまえー!ザラキザラキ!」

と思ったりするものだ。


しかし元々マナーとは明確にルールブックとしてあるものではないので、個々の物差に依るもの。
私の思うマナーも、他人から見たら“神経質男のたわごと”にしか過ぎないかもしれないのだ。

また、公共のものを個人が裁くのは筋違いである。
上記の事件の加害者が、
「だって銭湯のマナーを破ったアイツが悪い。」
「だから罰があたった(あたえた)んだ。」
なんて思っていたら、さすがにおかしい。


マナー違反の人ををやんわりと諭しつつも、“許すこと”。
氏によれば、それも立派な“マナー”だそうなのだ。
なるほどなぁ。

規則として存在している訳ではないマナーは確かに、人間の広い心と心から自然発生されたもの。
広く広く。

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コメント

こんにちはぁ~。
マナーファシズムですか…わたしにもココロあたりがあるような気がします。

電車に乗っている時に携帯で話しているヒトや優先席付近でメールを打ってる・読んでるヒトを見ると、眉間のマナー・センサーが反応しているのを強く感じるのですよね。で、「バシルーラっ!ニフラムっ!」とココロの中で唱えています。

しかしまぁ~この犯人が持っていた果物ナイフのような刃物…なんで、そんなモノを持って銭湯に行ったのでしょうか?その時点で「おまえの方がよっぽどマナーがなっちゃいないだろう」とツッコミたくなりますけどねぇ…。

あれ?…コレもやっぱりマナーファシズムなのでしょうか?う~ん…難しいな。レミレトっ!ルーラっ!

投稿: mouette | 2007/10/18 20:06

mouetteさま、こんばんはーピオリム。

確かに、「果物ナイフのような刃物」なんてよくわからない位置付けのアイテムは、おフロには持って行きません。

「マナー違反」って意識しないでしてしまっていることが多いので、私もきっと他人のことを言えたアレではないのですが…それでも、やはり自分の思うところの「マナー違反」な人にはどうしてもメラミを唱えてしまいます。
人は違うからおもしろいのだけれど、やっぱり軋轢も生まれます、よね。


人によって「価値観の相違」を楽しめる傾向の人と、逆に不快に思う傾向の人とがいますよねー。
例えば友人や恋人に、自分と違う人を求めるのか、似た人を求めるのか、など。
私はおそらく後者です。
えっ狭い?マヌーサ!

投稿: かんげ | 2007/10/19 19:25

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