分不相応
鳩山邦夫法相は29日、東京都内の外国特派員協会で講演し「私の友人の友人にアルカイダがいる。バリ島の爆破事件に絡んでいたが『バリ島の中心部は爆破するから近づかないように』とのアドバイスを受けていた」とのエピソードを披露した。
法相自身が爆破事件を事前に知っていたと誤解されかねない発言で、講演後「(直接の)友人から爆破事件の3、4カ月後に聞いた話を申し上げた。真偽は確認してないし(アルカイダのメンバーとの)面識はない」などと釈明した。(後略)(07・10・29『毎日jp』)
「オレのダチのダチは筋モンだからよぉ…おとなしく金出せよ!」
なんて言うおっさんを連想させられて笑った。
スピーチ能力が皆無なのに、その場で
「何か気の利いた言い回しをしてやろう。」
と筋違いのサービス精神を働かせて、あげく失言する政治家が多い。
かつての厚生労働大臣の「生む機械」発言も、きっと同様だ。
「よーしここでっ!最高に巧い例えを絡ませるぞっ!」
「生む…うむうむうむぅ…。」
「うーむ、うむうむうむぅ…き、機械っ!」
と、言ってしまったに違いない。
よって自分がそれを口から出している瞬間はきっと、
「オレって松本人志ばりにたとえ上手~あぁん。」
と自分に酔っていたことだろう。
まずは誠実に政治をやることが先決なのに、一体誰をマネしようとしたのだか…。
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