その時私は石になった
先日偶然訪れたブログが、主人の様々な〈初体験〉を集めたブログで、記事内で様々なことに挑戦していておもしろかった。
筆者と同じく未体験のものの記事にはとても勉強させられ、逆に自分の趣味のものの記事ではまさに一見さんの貴重な意見が覗けたりして、これはこれでとてもためになるのだ。
と、いうわけで私もマネして今日、〈初体験〉。
秋葉原で、“アイドルのイベント”に参加してきた!
ホストと言えばいいのかゲストと言えばいいのか…は、本ブログでも以前紹介した、南知里さん(一回会っただけで芸能人なのに“さん付け”)。
DVDの発売イベントのため、会場のアソビットシティでDVDを購入すれば、無条件で参加できるのだ。
ゲームシティ6階で、5時からスタート。
開始10分前に、小学校の教室大くらいのスペースにパイプイスが整然と並べてある空間に入場する。
その時、くじを引き、座席も抽選で決まるのだ。
ステージの目の前はもちろん花形。
だが私は上記の通り、右も左もわからぬ初心の身。
「後ろからのんびりと眺めていられれば…。」
と、思っていたら…くじ「3番」!
最前列の、ド真ん中だYo!
と、いうわけで、どんな顔をしていればいいのかどんな姿勢でいればいいのかどんなノリでいけばいいのか…周りが見えないから、わからない!
また、周りは私では格の到底及ばない年期の入ったアイドルおたく(私と同世代か、それ以上)が多いようであったので、
「何かルールを犯していないか。」
「周りに迷惑や失礼がないか。」
という、本来のものとは全く関係の無いことでも終始緊張する羽目になってしまったのであった。
周りとの差違を痛感したのは、やはり“カメラ”。
みんな心地よいシャッター音をさせる大きな一眼レフなのに、方や私は、父親が会社の運動会で獲ってきた小さなデジカメ(300万画素級)。
家族や友人を撮るならまだしも、コレでアイドルを撮るのは失礼な気がした。
会社のカメラ、借りてくればよかったなぁ。
さて。本来の緊張はご本人の登場と共に。
…近過ぎる!
手を伸ばせば届く距離だ。
ちさとさんはDVDで見るよりもずっと美しく、背が高くて細くて白くて、まるできぬごし豆腐のような美人であった…例え悪いな。
グラビアアイドルというよりは、ファッションモデルのよう。
やっぱり芸能人は違うなぁ。
…眩し過ぎる!
そのため、“目線があわせられない病”の私は、司会のお笑い芸人さんばかりを見てしまっていた。
キレイなお姉さんをジロジロ見ても怒られない場所なのに、ジロジロしないとはいかにっ!
握手をさせていただいた時も、「応援してます」的なことを喋ったような気がするが、それはこの場にいるのだから当たり前の不毛な主張で…それ以外は緊張で石のようになっていたため、何を喋っていたのか全く覚えていないのであった。
イベントの流れは、トーク→クイズ大会→撮影タイム→握手タイムで、1時間弱。
目の前で行われる光景を別次元のことのようにホケケと眺めながら、最後までお客さんなのに緊張したまま終了した〈初体験〉。
彼女は素の喋りもとても魅力的な人であった。
美人でスポーツ万能で真面目だけれど、雰囲気が「ふわっ」としている、というのだろうか。
群雄割拠の芸能界であるががんばって欲しいと、ますますカチコチと固まりながら応援するのであった。
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