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2007/08/22

見損なったぜ!朝青龍!

 大相撲の高砂親方(元大関朝潮)は7日、2場所出場停止と謹慎などの厳罰を受けた横綱朝青龍(26)について、日本相撲協会の医務委員会が紹介した精神科医が6日夜に朝青龍を往診し「急性ストレス障害」と診断したことを発表した。
 別の医師による5日の初診で「神経衰弱および抑うつ状態」と診断されたことに続き、“協会お墨付き”の精神科医も病的な状態であることを確認した。診察に同席した相撲診療所・吉田博之所長は帰国も一つの治療手段であることを認めており、今週中にモンゴル帰国の許可が出る可能性が出てきた。(後略)(07・8・8『デイリースポーツ』

私はここ数年の相撲界を守ってきたのは、朝青龍ただ1人だと思っている。
リングに移籍した曙が地に落とした“相撲の強さ”を、その土俵内外で方法はどうあれ、たった1人で証明し、守ってきたのだ。
根強くある「朝青龍PRIDE移籍のウワサ」などはその最たる例だろう。
朝青龍の“強さ”という可能性に関しては、みんな魅力を感じているのだ。

相撲界に急激に欠乏した“強さ”、それを補充できたのは、同じ“強さ”に特化した横綱の存在だった。
だから「強ければ何をやってもいいのか!?」は、周りのふがいない人々が言っていいセリフではない。
強さだけを求められた横綱をつくり上げたのは、誰なんだ!?


なので今回の件も今までの騒動と同様に、
「強ければ何やってもいいじゃん!」
と言わんばかりに意に介さず、またしばらくしたら土俵内外で暴れまくり、相撲の権威の一部を強く守ってくれると思っていたのに…しおしおしおしお、とは見損なったぜ!
心は強くなかったのかYo!


おかみさんを殴って部屋を飛び出したり、拳銃持ち歩いたりした奴もいたように、相撲界には悪徳横綱の系譜が確実に存在する。
この近年稀に見る破天荒さを備えた彼は、上記の流れを汲む、誰からも憎まれる完全無敵のヒールスモウレスラーとして活躍するのに充分な素質があったと思われる。

それなのに結果そうなれなかったのは、ヒールに染まりきれなかった彼の詰めの甘さか器の小ささか…いや、何よりの不幸として、彼に対することのできる絶対的ベビーフェイス横綱がいなかったことだ。

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