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2007/08/26

ローラー部

(きのうのつづき)

土地が違えば常識も違う。
朝、宿の方との会話。

「きのうの夜はキレイな月でした…!」
と言うと、
「満月の時はもっとキレイですよ。」
とのお返事。
きのうの美しい月は、ここでは当たり前のことなのだ。

「きのうはとても早く寝ました。日付変わる頃には寝ました!」
と言うと、
「えっ早く!?じゃあ私の方が早い…。」
とのお返事。
てっぺん就寝は、ここでは遅いことなのだ。


宿を出る前にロビーでくつろいでいると、家族連れのお客さんが帰るところだった。
男の子の手には、山で捕ったバッタが。
それを見た宿の方は、山にいくらでもいると、大きなカブトムシをその子にプレゼントしていた。
もちろん男の子は大喜び。

気さくな、いい人の多い宿であった。


せっかく群馬に来たのだから、今日は観光。
〈本日、訪れたところ〉
○赤城ふれあいの森
キャンプやバーベキューの施設がある森のような、公園。
少し歩いてみたら、「今日も登山かYo!」とイヤになった。

重心のとり方など、結構テクニックが必要なのだここには自称「関東イチ長い」、ローラーコースターがある。
ローラーコースターは、以前奥多摩の山に登った時にも滑ったな…我らローラーコースター部かYo!

300円(だったかな)でビート板のようなマットを借りて、滑る。
完成したばかりの木製コースターは、キレイで快適だ。
さすが「関東イチ」をうたうだけあって、確かに長い。
だがしかし、なだらかな角度が続くため、スリルはあまりない。
前のところは、最後に急な角度があってスピードが出て、めっぽう恐かったなぁ…。

と、いうわけで、小さな子供連れなら、群馬
上級者なら、山梨だ。

○桑風庵本店
自家栽培したそば粉を使った、手打ちそばのお店。
行列ができていた。

「一升」「五合」といった注文の単位がおもしろい。
「もちっ」としているというか、独特の食感のあるおいしいおそばであった。

○岩宿博物館
群馬県といえば岩宿遺跡
教科書を頭から全部覚えよう→挫折→教科書を頭から全部覚えよう→挫折→教科書を…
を、浪人生時代にくり返した経験のあるダメな人(それは私だ)なら真っ先に覚えている、日本史の常識だ。

相沢忠洋が初めてこの地で石器を発見した場所(石碑があった)や、その後の調査地点などの周りにキレイな博物館や広場が建てられていて、思った以上の敷地を有していた。
博物館(入場料300円)には体験コーナーが設けられ、いい歳をした大人が黒曜石で木を削り、鹿の毛皮を身にまとい、ナウマンゾウの骨を惚れ惚れと撫でるなどし、大昔に思いを馳せていたのであった。
とてもいい施設だと思った。

パゲー!

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