夏の小江戸
続く猛暑の中日。
せっかくだから普段暑くて行けないところに行こうと、川越へ行ってみた。
埼玉は遠いな~。
旅行気分をつくるほど遠くないけれど、それなりの時間がかかるからかな…。
川越の、いわゆる観光名所である“蔵の町”や“喜多院”などは駅の北側、少し離れたところにある(駅周辺はスーパーありデパートありでひらけていた)。
だが、のんびり歩くにはちょうどいい距離だ。
喜多院でお参りをして、お昼ご飯におそばを食べてから、いざ蔵の町並みへ。
歩いていると遠くから見えはじめてくる、連なる瓦屋根は、圧巻。
この一画では古い建物はもちろんそのまま、新しく建てるものも当時の技法を踏襲して、街を挙げて景観を守っているようだ。
本屋さんも、宅急便屋さんも、みんな蔵造り。
そんな小江戸の情緒に誘われ、多くの人が足を運んでいた。
両脇にズラリと蔵造りの建物が並ぶこの街のメインストリートは、道幅が広く、車もギュンギュン走る。
多くの観光客をかすめて車がすり抜けていく、そんな光景をぼんやり眺めていると…数百年前にはここを同じように自動車ではなく、人力車だったり馬だったり駕籠が走っていたのだと思い、変わらぬにぎわいを保ち続けているこの街は奇跡的なものなのだと、しみじみと感心していた。
駄菓子屋が並ぶ“菓子屋横町”で、名物の「ふがし」を買って、カフェの軒先でコーヒーと共にかじって、帰ってきた。
古きを大切にしている町並みは、やはり美しい。
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