男は、いつから逆転させるのだろうか。
先日夜の電車の車内で、私の右隣に立っていた大学生が、
「オレ、今日は昼の2時まで寝ちゃったよ〜。」
と、“寝た自慢”をしていた。
夏休みだものね。
一方、私の左隣ではスーツ姿のサラリーマンが、
「オレ、ここんところずっと3時間睡眠だよ。」
と、“寝てない自慢”をしていた。
なんだろう…このやるせない感じ。
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先日夜の電車の車内で、私の右隣に立っていた大学生が、
「オレ、今日は昼の2時まで寝ちゃったよ〜。」
と、“寝た自慢”をしていた。
夏休みだものね。
一方、私の左隣ではスーツ姿のサラリーマンが、
「オレ、ここんところずっと3時間睡眠だよ。」
と、“寝てない自慢”をしていた。
なんだろう…このやるせない感じ。
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ここ数週間寝る間を惜しんで働いている…そんな素振りを見せているのだけれども、それもこれも全部、「土日遊ぶため」にがんばっているだけなのだ。
なので先週も今週も、平日はずっと会社に泊まっているけれども、土日はしっかりお出かけしていた。
トータルで見れば、結構ダラダラしているのだ。
しかしラジオDJが今日話していて、気付かされた。
「みなさんの、“この夏の思い出”を教えてください。」
いつの間にか迫っていたか〜夏の終わり。
愕然…。
9月になったら落ち着いて記事書こう…。
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珍しく通勤電車で座ることができて、ウトウトしていたら…ヒザの上に
「ボン!」
と、空からおにぎりが降ってきて驚いた。
ただ、前に立っていたお兄さんの網棚のカバンから転げ落ちただけなのだけれども…結構驚いて、
「ヒェッ。」
と声を漏らしてしまい、恥ずかしかった。
その後私のヒザからも落ちて、車内をコロコロ転がり続けるおにぎりを追い掛ける、お兄さんの方がきっと恥ずかしかったはずだけれども。
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土地が違えば常識も違う。
朝、宿の方との会話。
「きのうの夜はキレイな月でした…!」
と言うと、
「満月の時はもっとキレイですよ。」
とのお返事。
きのうの美しい月は、ここでは当たり前のことなのだ。
「きのうはとても早く寝ました。日付変わる頃には寝ました!」
と言うと、
「えっ早く!?じゃあ私の方が早い…。」
とのお返事。
てっぺん就寝は、ここでは遅いことなのだ。
宿を出る前にロビーでくつろいでいると、家族連れのお客さんが帰るところだった。
男の子の手には、山で捕ったバッタが。
それを見た宿の方は、山にいくらでもいると、大きなカブトムシをその子にプレゼントしていた。
もちろん男の子は大喜び。
気さくな、いい人の多い宿であった。
せっかく群馬に来たのだから、今日は観光。
〈本日、訪れたところ〉
○赤城ふれあいの森
キャンプやバーベキューの施設がある森のような、公園。
少し歩いてみたら、「今日も登山かYo!」とイヤになった。
ここには自称「関東イチ長い」、ローラーコースターがある。
ローラーコースターは、以前奥多摩の山に登った時にも滑ったな…我らローラーコースター部かYo!
300円(だったかな)でビート板のようなマットを借りて、滑る。
完成したばかりの木製コースターは、キレイで快適だ。
さすが「関東イチ」をうたうだけあって、確かに長い。
だがしかし、なだらかな角度が続くため、スリルはあまりない。
前のところは、最後に急な角度があってスピードが出て、めっぽう恐かったなぁ…。
と、いうわけで、小さな子供連れなら、群馬。
上級者なら、山梨だ。
○桑風庵本店
自家栽培したそば粉を使った、手打ちそばのお店。
行列ができていた。
「一升」「五合」といった注文の単位がおもしろい。
「もちっ」としているというか、独特の食感のあるおいしいおそばであった。
○岩宿博物館
群馬県といえば岩宿遺跡!
教科書を頭から全部覚えよう→挫折→教科書を頭から全部覚えよう→挫折→教科書を…
を、浪人生時代にくり返した経験のあるダメな人(それは私だ)なら真っ先に覚えている、日本史の常識だ。
相沢忠洋が初めてこの地で石器を発見した場所(石碑があった)や、その後の調査地点などの周りにキレイな博物館や広場が建てられていて、思った以上の敷地を有していた。
博物館(入場料300円)には体験コーナーが設けられ、いい歳をした大人が黒曜石で木を削り、鹿の毛皮を身にまとい、ナウマンゾウの骨を惚れ惚れと撫でるなどし、大昔に思いを馳せていたのであった。
とてもいい施設だと思った。
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赤城山の登山道からなんとか下山に成功した、“山あるき部”の面々。
黒檜山登山口の近く、大沼のほとりには赤城神社があり、お参りに立ち寄った。
定番のおみくじの隣で異彩を放っていたのが、「恋愛おみくじ」。
ここは縁結びの神社なのだろうか。
泥だらけの男子5名が、神社で並んでキャッキャと恋愛おみくじをひらいている様は…傍から見たらまさに「きんもーっ☆」というやつだったろう。
その上、「吉」「小吉」「小吉」「吉」「中吉(←これが私)」と、相変わらずの内容であった。
ダメ男子バンザイ。
我が部活では、“山あるき”とその日の“(温泉)宿”がもはやセットになってしまっている。
そのために部員の中には、山に登る前から温泉や夕飯のことを考えている者までいたりして…そのうちどちらが目的かわからなくなってしまうのではないかと、副部長としては心配しているのだ。
と、いうわけで、いざお宿へ。
半日ぶりに戻ってきた赤城山ビジターセンターで少しくつろいでから、山道をグリグリ登ってグリグリ下って…お世話になる、赤城温泉“赤城温泉ホテル”へ。
宿の目玉はもちろん、ここで300年以上湧き続けているにごり湯の温泉だ。
日焼け、ねんざ、疲労、かけ流しの湯が全てを流してくれる…!
露天風呂、そして部屋の目の前に広がるのは、深い緑。
そして耳を澄ますと聞こえてくるのは、下の谷を流れる川の音。
夜になり、テレビも部屋の電気も消して横になると、ごうごうと流れる川の音だけが遠くから聞こえてくる。
川の音を子守唄に、そして驚くほど明るい月明かりに照らされながら、深い眠りに…とても贅沢な時間を過ごせたのであった。
ご飯もおいしかったし、お出迎えしてくれた明るい若女将さんには地元のことを色々と教えてもらった。
まさに至れり尽せり。
これじゃホントにそのうち、部活動の目的が変わっちゃうよ…。
(〈トラックバック〉●→07・8・26『赤城温泉ホテルBLOG』)
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地元ワンゲル部、もとい、“山あるき部”の今年2回目の活動。
そのターゲットは、日本100名山の1つ、群馬県は赤城山!
例のごとく朝5時半に集合…しようとしたら早速1人遅刻して、6時にしゅっぱーつ!
赤城山の中腹“赤城山ビジターセンター”に着いたのは9時過ぎ。
広い駐車場だ。
ここだけでなく、赤城山周辺には駐車場が多く、とても便利だと思った。
〈本日のルート〉
9:45赤城ビジターセンター発→9:55駒ヶ岳登山口→
途中休憩20分→11:05駒ヶ岳山頂(1685m)→
所々鉄の階段等があり、整備されていた。
11:55御黒檜大神→12:05黒檜山山頂(1827.6m)→お昼ご飯→
途中の大タルミで、振り向きつつ見る景色は素晴らしい。
大きく青い空の下、雲と湖を見下ろすのだ。
進む方向、黒檜山を見てしまうと、「これを登るのか…」と気分が萎えてしまうので注意。
12:35黒檜山山頂発→14:15黒檜山登山口
険しい道が続く。
苦しかった…。
「真夏の山は鬼のように暑い!」
…と、相当の覚悟をして行ったのだけれども、山には緑が生い茂り、その下を歩くため、思ったよりは辛くはなかった。
抜けるような真っ青の空の下、木漏れ日に照らされながら歩くのは、爽快であった。
逆に辛かったのは、虫。
黒檜山に向かうにしたがいトンボが大発生していて、山頂では無数のトンボが辺りを飛び回っていた。
ちょうどそこには遠足で訪れていた小学生の子供達がいて、このトンボに大ハッスル。
“誰の指にトンボがとまるか大会”を開催していたので、我々もひっそりと混ざっていた。
下山中、ほんの出来心で方向オンチの友人・カマキリさんを先頭にした途端、登山ルートを外れ道に迷ってしまう。
「ここで当たってるのだ!」
と言いながら笹をかき分け、誰も足を踏み入れていないとまる分かりのフッカフカの腐葉土の道を強引に突き進むと…もうこれ以上は恥ずかしくて書けない。
とにかくほうほうの体で彼が先頭になったところまで引き返し、ようやく登山道を見つけ、なんとか遭難せずに下山できたのであった。
一体どこで間違ったのか誰もわからず、まさに狐につままれたようであった。
さすが方向オンチ界のカリスマ・カマキリさん!
しかしこの件はもちろん先頭の人物だけではなく、人任せにただ歩き、気付かなかった全員が悪い。
以前大山での遭難事故のニュースがあり、「あんな低い山で!?」と思ったことがあったけれども、千数百メートル級の山でもちょっとした注意不足で遭難することがあると恥ずかしながらまさに実体験し、気が引き締まった。
また、過ちをおかしてしまった時にすぐに非を認め、引き返す勇気も必要だと、肝に銘じたのであった。
まだまだ青い、部員達である。
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最近、誰かと目を合わせることが少なくなっているような気がする。
いや、さすがに誰かとじっくり話す時はそりゃ目を見るけれど、何気ない一時…ちょっとモノを頼まれる時や朝の挨拶の時などのちょっとだけ言葉を交わす瞬間、コンピューターのモニタを見たままだったり、先の目的物を見ていたりと、どうも人と視線を合わせていない気がするのだ。
それが続いたせいか最近では、何か人の目を見るのが苦手になってしまった感がある。
どーうも目線が合わせられない、ような。
恥ずかしいのか恐いのか、どこを見ていいものかと視線がうろついてしまう。
今日コンビニのレジのお姉さんが、おつりを渡す時に笑顔でしっかりとこちらを見てくれる人で…その時確実に目線から逃げてしまい、それに気付いたのだ。
どんな状況でもこれでは、相手とってとても印象が悪いだろうなと、反省するのである。
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ここのところ、職場から銭湯に通っている。
渋谷駅周辺の銭湯といえば、会社の近くに通称“鶯湯”があって、そこはレトロで大きい、とてもいいところであったのだけれども…残念ながら数年前にマンションになってしまった。
と、なると残るは、並木橋の“さかえ湯”か、東は氷川神社近くの“改良湯”である。
“さかえ湯”は、入り口に迷うほど小さな銭湯だ。
天井も低い。
だけれども、キレイに手入れされた照明は明るく、清潔感は決して損なわれていない。
夜1時まで開いていることや、100円でタオルセットを貸してくれるのもありがたい。
より駅に近いせいか、どちらかといえば若いお客さんも多い気がする。
“改良湯”は、広くて落ち着ける銭湯。
サウナも併設してある(たぶん別料金)。
駅からちょっと距離があるのが難点だけれども、全てのカランにシャワーがついていたり脱衣所が広かったりと、設備は申し分ない。
と、いうわけで、お仕事中の身なので基本的には“さかえ湯”へ。
でもちょっとだけ余裕があるときは、えっちらおっちら歩いて“改良湯”へ、がパターンだ。
ちなみに、東京都の全国浴場組合指定の入浴料金は、神奈川県と並んで全国で1番高い430円。
平日毎日通ったら2,150円。
それが1ヶ月続くと…むーん。
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大相撲の高砂親方(元大関朝潮)は7日、2場所出場停止と謹慎などの厳罰を受けた横綱朝青龍(26)について、日本相撲協会の医務委員会が紹介した精神科医が6日夜に朝青龍を往診し「急性ストレス障害」と診断したことを発表した。
別の医師による5日の初診で「神経衰弱および抑うつ状態」と診断されたことに続き、“協会お墨付き”の精神科医も病的な状態であることを確認した。診察に同席した相撲診療所・吉田博之所長は帰国も一つの治療手段であることを認めており、今週中にモンゴル帰国の許可が出る可能性が出てきた。(後略)(07・8・8『デイリースポーツ』)
私はここ数年の相撲界を守ってきたのは、朝青龍ただ1人だと思っている。
リングに移籍した曙が地に落とした“相撲の強さ”を、その土俵内外で方法はどうあれ、たった1人で証明し、守ってきたのだ。
根強くある「朝青龍PRIDE移籍のウワサ」などはその最たる例だろう。
朝青龍の“強さ”という可能性に関しては、みんな魅力を感じているのだ。
相撲界に急激に欠乏した“強さ”、それを補充できたのは、同じ“強さ”に特化した横綱の存在だった。
だから「強ければ何をやってもいいのか!?」は、周りのふがいない人々が言っていいセリフではない。
強さだけを求められた横綱をつくり上げたのは、誰なんだ!?
なので今回の件も今までの騒動と同様に、
「強ければ何やってもいいじゃん!」
と言わんばかりに意に介さず、またしばらくしたら土俵内外で暴れまくり、相撲の権威の一部を強く守ってくれると思っていたのに…しおしおしおしお、とは見損なったぜ!
心は強くなかったのかYo!
おかみさんを殴って部屋を飛び出したり、拳銃持ち歩いたりした奴もいたように、相撲界には悪徳横綱の系譜が確実に存在する。
この近年稀に見る破天荒さを備えた彼は、上記の流れを汲む、誰からも憎まれる完全無敵のヒールスモウレスラーとして活躍するのに充分な素質があったと思われる。
それなのに結果そうなれなかったのは、ヒールに染まりきれなかった彼の詰めの甘さか器の小ささか…いや、何よりの不幸として、彼に対することのできる絶対的ベビーフェイス横綱がいなかったことだ。
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“NEO女子プロレス”の道場マッチ。
昨日と今日のそれは“夏祭り”と称し、道場のある同区民は入場料1,000円で見られるということで、行ってみた。
低い天井、チャンプの写真、うっすらと漂う汗の臭い…まさに道場。
神聖な場所に素人の自分なんかがと、入るのに少し躊躇した。
きのうがウソのようなカンカン照りの太陽、そしてお客さんの熱気で、狭い道場はとにかく暑ーい!
席に座って周りを見渡してみると、やはり客層は常連さんばかりのようだった。
そういえばここに来るまでにポスターやら何やらの宣伝を何も見なかった。
私がこれを知ったのもNEO甲田社長のブログ。
せっかく地域住民への還元をうたうのなら、もっと周りに宣伝するとか、地元のお祭りの時期にぶつけるとか、地域に密着して欲しいと思った。
…まぁ収容人数の問題でこうせざるを得ないのかもしれないが。
我が地元にプロレスの道場があるというのは、プロレスファンとしてはとても嬉しいことだ。
そしてこれが周りにもっと浸透すれば、もっとNEOが地元に愛されれば、と切に願う。
今日は、オール元気美佐恵プロデュース。
いつもは無いという生ビールが販売され、あっという間に売り切れていた。
おつまみで隣に置いてあった“ひやしキュウリ”が、なぜかめちゃくちゃおいしかった。
アレ道場マッチの名物なのかなぁ!
○〈第1試合〉勇気×松尾
勇気の大健闘…は、もちろん本人の成長もあるが、松尾の“受け”もあるのだと思った。
その線の細さからは想像のつかない巧さだ。
試合中盤、髪を掴まれ、
「抜けるー!」
と言った勇気に対して、冷たい笑みを受かベながらさらにその髪を引っ張る松尾の表情に、ゾクリ。
…あっ、攻めも、いい。
○〈第2試合〉タニー×G・ウォリア−
タバスコが大好物な怪物レスラー・Gウォリア−、しばらくぶりの復活がよほど嬉しかったのか大暴れ。
裏にあるジャスコまで乱闘しに行こうとして止められたり、一般の男性のお客さんを振り回したり!
リング上であっという間にタニーを片付けるや否や、客席後方を見つめながら舌舐めずり…その視線の先には…赤ちゃんがっ!
「赤ちゃんが食べられちゃう!」
その瞬間、会場全体が凍り付いたのは言うまでもない。
セコンドの必死の制止により、赤ちゃんは泣き出すだけで、無傷で済んだ。
だがホント、何かしでかしそうな雰囲気だった…。
ヤバいガイジンレスラーのようでよかったぜ、Gウォリア−!
○〈第3試合〉(敗者ビール一気飲みマッチ)
宮崎三田×野崎田村様
連係を駆使し宮崎を後一歩のところまで追い込んだ田村様野崎組だったが…結局順当に、野崎が逆転のピン負け。
試合後、「自分もプロレスラーです!」と心意気を見せた野崎だったが、未成年のため(ビールが苦くて)断念。
パートナーの田村様が飲むハメに。
○〈メイン〉(全選手出場時間差すいか投入バトルロイヤル)
前の試合でのビールで酔った田村様の独り舞台(絡み酒)。
今日はこの人に、いい意味で裏切られた。
このプロレスの振り幅…もしかしたらこれは、タッグパートナーである“さくらえみ効果”なのかと思った。
もしこれが本当なら、甲田社長のブログの文面も今や完全にさくらの文章だし、一部分に対するさくらえみの影響力というのはすごいものがあるなと感嘆した。
時間差で投入される公認凶器のスイカが飛び交うバトルロイヤル、その勝者は…誰だっけ?
リング内外に飛び散るスイカを残し、試合終了。
試合後、そのスイカは集められ切り分けられ、選手・お客さんでしっかり食べたのであった。
凶器のスイカ(おそらくジャスコで買ったもの)は、思った以上に甘かった。
だが、ぬるかった。
と、いうわけで今日は飲んだり食べたりばかりのプロレス観戦だった。
道場を後にする時、思わず、
「今日はごちそうさまでした!」
と言ってしまった。
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続く猛暑の中日。
せっかくだから普段暑くて行けないところに行こうと、川越へ行ってみた。
埼玉は遠いな~。
旅行気分をつくるほど遠くないけれど、それなりの時間がかかるからかな…。
川越の、いわゆる観光名所である“蔵の町”や“喜多院”などは駅の北側、少し離れたところにある(駅周辺はスーパーありデパートありでひらけていた)。
だが、のんびり歩くにはちょうどいい距離だ。
喜多院でお参りをして、お昼ご飯におそばを食べてから、いざ蔵の町並みへ。
歩いていると遠くから見えはじめてくる、連なる瓦屋根は、圧巻。
この一画では古い建物はもちろんそのまま、新しく建てるものも当時の技法を踏襲して、街を挙げて景観を守っているようだ。
本屋さんも、宅急便屋さんも、みんな蔵造り。
そんな小江戸の情緒に誘われ、多くの人が足を運んでいた。
両脇にズラリと蔵造りの建物が並ぶこの街のメインストリートは、道幅が広く、車もギュンギュン走る。
多くの観光客をかすめて車がすり抜けていく、そんな光景をぼんやり眺めていると…数百年前にはここを同じように自動車ではなく、人力車だったり馬だったり駕籠が走っていたのだと思い、変わらぬにぎわいを保ち続けているこの街は奇跡的なものなのだと、しみじみと感心していた。
駄菓子屋が並ぶ“菓子屋横町”で、名物の「ふがし」を買って、カフェの軒先でコーヒーと共にかじって、帰ってきた。
古きを大切にしている町並みは、やはり美しい。
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<巨人2-2阪神>◇9日◇東京ドーム
阪神は関本の同点犠飛で追いついた7回からウィリアムス、久保田、藤川が2イニングずつを無失点に抑え、延長12回引き分け。連勝はならなかったものの、3位を死守した岡田監督は納得の表情だった。「勝つとか、負けるとかの問題じゃなく、追いついたゲーム。ナイスゲームや」とリリーフ陣の踏ん張りを評価していた。(07・8・9『nikkansports.com』)
100試合を超えるリーグ戦の中のわずか1戦。
しかしそれでも勝たねば…いや絶対に負けられない試合。
同点、延長、それでもマウンドに上がるのは抑えのエース。
まさにお互い死力を尽くした真っ向勝負。
ジャイアンツ自慢のホームランバッター陣×タイガース自慢のJFK。
一球、たった一球で勝負が決してしまうかもしれない緊張感。
こんな素晴らしい試合を、なぜスポーツニュースはもっと取り上げない!?
トップニュースは、
「絶好調ゴジラ松井」じゃないだろ!
少なくとも「ダルビッシュデキ婚報告」じゃないだろ!
マスコミには、
「いいものはいい!」
と言って欲しい。
日本のプロ野球の純粋な素晴らしさを気づかせてもらいたい。
今は偏った報道でそれが貶められている気がしてならない。
各テレビ局が嘆く“プロ野球中継視聴率の再生のカギ”は、自分達が握っているのだ。
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去年の健康診断で尿酸値と高血圧の合わせ技で「C(要観察)」をいただいて以来、毎日、
「1日1リットル以上の水分摂取!」
を日課にしていた。
通勤途中のコンビニで朝ごパンと、1リットル入りパックのお茶または2リットルボトルミネラルウォーターを買い、仕事机にドンと置く、それを1年間続けてきたのだ。
そして今年の健康診断。
恐る恐る健診報告書を開いてみると、そこには…
「A(異常なし)」
の文字が!
水すげーっ!
まぁ若者(?)としての自己回復力もあるかもしれないけれど、去年に比べて特別したことといえばこの「水」しかなかったので、この結果に全く関係していないとは言い切れないだろう。
改めて、水、すごい。
それにしても、健康であることに喜びを感じる歳になってしまったのかなぁ。
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宿の朝ご飯があるので必然的に早起きになる。やはり健康的だ。
しっかりした朝食も久しぶり。
チェックアウトギリギリまでのんびり(『ゲキレンジャー』から始まり『鬼太郎』『マイメロ』までフルコースを見てしまった)して、出発!
さすが夏休み・観光シーズンだけあって、人がいっぱいだ。
天気がいいのも相まってか、午前中ですでに海にはたくさんの人出。
サンビーチのすぐ近くに、“マリンスパあたみ”という屋内プール施設があるのだけれども、ここもお昼には入場制限がかけられていた。
道も車でいっぱい。
町内のバスも行きの時間・帰りの時間は乗客でぎゅうぎゅうだった。
今日は海ではなく、観光スポットをフラ~フラ~…暑い。
〈本日、訪れたところ〉
○起雲閣
熱海は文学の町。
ここは西洋建築と日本家屋を折衷させ大正時代に建てられた、かつては財閥の別荘、そして後に多くの文豪達も泊まったという由緒ある旅館。
しかしながら5年前に旅館は廃業になり、今では市が買い取り、有形文化財として一般開放している(入館料大人500円)。
広い敷地の中に、純粋な和室があれば、タイルとステンドグラスの洋風の部屋があったり…どちらも美しい。
この折衷加減、日本人のバランス感覚の賜物だと思う。
中でも麒麟の部屋…通称“群青の間”の青は、まさに鮮やかな冴えるような青色で、印象的だった。
○熱海ロープウェイ
途中の熱海港の船の発着所にも、溢れんばかりのたくさんの人。
初島か大島か…みんなどこへ行くのだろうか。
そんな港を後目にそこからすぐ近くのロープウェイに行ってみると…
「人がいない!」
駅にも海にもプールにも船にもあれだけたくさんの人がいるのに、ここの閑散っぷりはどういうことなのだろう!?
しかし、私はこういう昭和風情を色濃く残すレトロ観光スポットが、大好きなのだ。
何というかワクワク感と、切なさと、シュールな笑いと色々な感情が混ざって押し寄せる、とてもステキな気持ちになれるのだ。
と、いうわけでロープウェイ→秘宝館は、実は訪問2回目!
スタッフのお姉さんが暑い中、ダルそうにしていた。
「自分ではお気付きではないかもしれませんが、あなたは、とてもステキなところでお仕事してるんですよ。」
と語りかけたくなった。
○熱海秘宝館
ロープウェイとのセット券がかなりお得な、18歳以下入場禁止の大人のテーマパーク。
カップル、女性グループが訪れ、ほんのりとしたにぎわい。
中のアトラクションは数年前に訪れた時と、変わらず。
モンローは相変わらずパンツはいてなかった。
浦島太郎も相変わらず乙姫様相手に腰をふりまくっていた。
…最高にくだらない!
大爆笑では決してない、微妙な笑みを浮かべながら館内めぐり。
そんなに大きくもないので、すぐ終わってしまうのだけれども…。
そんな中で微妙にリニューアルしていたり、新しい発見もあったりして、ここも完全に時が止まった空間でないことを感じた。
○熱海城
昭和に建てられた、歴史の無いお城。
中には「日本城郭資料展」「武家文化資料展」「浮世絵美術展」「世界遺産パネル展」と、まさになんでもあり。
その節操の無さがすごくいい!
特に1階は、体験コーナー満載。
「忍者体験・手裏剣を投げてみよう/吹き矢を吹いてみよう」
「ほら貝を吹いてみよう」
「日本刀を振ってみよう」
「なつかしい木のおもちゃで遊んでみよう」
などと、どうにかして子供達を楽しませようという努力がうかがえて、大人なのに乗りに乗って遊んでしまった。
涼しいところで、お客さんも少ない中で、のびのびと観覧できる。
もちろん、天守閣からの眺めは熱海を一望。
花火大会の夜も営業するというので、その時は殿様気分を味わえるかも。
きのうの慣れない日焼けで背中が痛いので、帰りは新幹線で。
行き(東海道線)の2倍ほどの運賃で、行きの半分以下…30分くらいで新横浜に着いてしまった。
なんたる便利さ!
これなら指定席をとって、夜に熱海の花火を見て帰ることも簡単だ。
と、いうわけで、土日だけれど、少しだけやっと夏を感じられたお休みだった。
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夏といえば、夏休み。
夏休みといえば、海。
海といえば、熱海。
と、昭和感覚を色濃く残す私はひらめき、海行って温泉入って和食食べて畳の上でゴロゴロして…
「これぞ熱海旅行!」というものを体験しに、東海道線に飛び乗った。
歴史の古いホテルや旅館の多くが閉鎖された熱海では今、その跡地に高層マンションが次々と建てられていた。
町の景観もずいぶん変わり、「オーシャンビュー」をうたい文句にしていた宿などでは死活問題が生じてしまっているようだ。
「マンションに住む人が増えれば、その分お店も潤うんじゃない?」
と思ってみたが、いざ地元の人に聞いてみると、そんなことはなかれ。
マンションの入居者のうち、そこを毎日の住居として使っているのは全体の3割くらいで…結局夏の時期や週末だけしか熱海には来ないそうだ。
〈本日、訪れたところ〉
○熱海サンビーチ
つくり込まれた熱海のビーチはその分、防波堤で波は穏やか、掃除の行き届いている砂浜。
(午前中は)キレイなロッカールーム・更衣室・トイレ、冷水シャワー有りで海の家は無し。
と、家族連れにちょうどよいところだ。
その日近くの宿にお世話になるのならば、水着のままそこに行けばいいのも便利だ(どこの宿も玄関にちゃんとシャワーや荷物置き場を用意してあって驚いた)。
自称シティボーイの私は、水着を着て海に入るのは、かれこれ20年ぶりくらい。
海の水は思ったより冷たくて、思ったよりしょっぱくて…海も(寒くて)陸地も(暑くて)居心地がよくなくひいひい言っていた。
しかし、暑い夏に薄着してフラフラするというのは、確かに気分が楽で開放的になる。
暑いのに走りたくなったり、いつもはイヤな汗も「思う存分流れよ!」といったカンジ。
ひと夏の恋に燃えてしまう若者の気持ちが、今頃少し理解できた。
それはそうと、砂浜のシャワーで足の砂を流して→ロッカールームへ向かう→「砂がついちゃった」と再びシャワーへ戻る→ロッカールームへ向かう→「砂が…」
って、エンドレスになる。
他の人達はどうしているのだろうか。
ガマンしているの?
私の歩き方が悪いの?
○『金色夜叉』像
「貫一さま〜ぁ」で有名な像。
赤黒く錆びているのは潮風のせいだろうか。
○喫茶くろんぼ
お世話になった“古屋旅館”の近くにある、雰囲気のいい喫茶店。
ここで40年マスターをしているキップのいいお母さんが、色々とこの町のことを教えてくれた。
居心地のいい空間だった。
○古屋旅館
文化3年開業という、歴史のある旅館。
入り口には武田家のものを復元したという重厚な門を構え、堂々。
しかし建物自体は新しく、キレイだった。
部屋も大きく、おフロも大きく、宿の人は老舗の割にはフランクで…家族連れが気兼ねなく利用できる宿のように感じた。
温泉は熱海七湯の1つ「清左衛門の湯」を所有しているため、文句無し。
食事もお部屋でのんびりと、おいしかった。
6時にご飯を食べて、9時には布団が敷かれるこの生活サイクル…まるで子供の頃のようで健康的。
たまにはいいものだ。
ゴロゴロゴロゴロ、転がった。
夜、外を散歩してみると、サンビーチは青くライトアップされていた。
その中で花火に興じる若者達…青春だ。
一方道路では、爆音を響かせてバイクで走り去る若者達も…これも青春だ。
熱海には、意外と若者も多いのだ。
(〈トラックバック〉●「夏!海!」→07・8・3『Que-Sera-Sera』)
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きのう、テレビ朝日系『アメトーーク』にて、「ジョジョの奇妙な芸人」。
長きに渡り連載の続く大傑作ながら、“一大メジャーマンガ”のポジションにはあえてはまらないその超個性的な作品は、できればこのまま“僕らのJOJO”でいて欲しいのだけれども…
だが、あの時間のテレビ番組でジョジョの話題が出てくるのは、やはり素直に嬉しいものだ。
目の厳しいいわゆるオタク達を相手にする番組やコーナーは、何よりその深度が大切で…それはスタッフも出演者も、相当の準備や思い入れがないとできないものだ。
少しでも知識が浅かったり、情報が間違っていたりすると、すぐに視聴者は幻滅し、時にはそれが攻撃に変わることもあるからだ。
そんな中で昨日の放送は、充分それに耐え得るいいものだったように思う。
しずちゃんと荒木先生の関係が何よりも気になるのだけれども、それは置いておいて…
オリエンタルラジオ中田はその顔だちと体のバランス…3次元世界で生かしておくのはもったいない、まさにマンガの中のキャラクターのようで、“JOJO立ち”もディ・モールト美しかった。
(〈トラックバック〉●「アメトーーク『ジョジョの奇妙な芸人』は、テレビ朝日系で8月2日(木)夜11時15分よりオンエア!!」→07・8・2『@JOJO』)
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以前当ブログでも紹介した、渋谷駅ガード下のアートプロジェクト・“渋谷アートギャラリー246”。
やはりと言うべきか何と言うべきか…先日、心無い落書きにより壁画は汚されてしまい、同運営実行委員会は渋谷警察署に被害届を出したそうだ。
今日、その前を通りかかったら、その汚れた壁の前に大勢の人が。
テレビ局も来ている。
どうやら落書きされたその壁を再びキレイにするために、地元住民や学生達、有志の人々が集まっていたようだ。
どう見ても過剰な溢れんばかりの人々が壁の前にひしめき合い、落書きされたスペースを白ペンキでぬりぬり…
でも彼らのすぐ隣、メガネドラッグの裏のシャッターにもしっかりと落書きはされていたが、それはそのまま放置されていた。
そういえば、会社の隣のビルも、この間2回目の落書き被害にあったばかり。
線路沿いにあるコンビニの壁は、何度塗り潰しても落書きがまたその上に書かれている。
町内のお店は、住宅は、どこもかしこも落書きの被害に悩んでいる。
今回はもちろん、“渋谷アートギャラリー”のために人々が集まったわけだし、他の落書きされた対象とは公私の区別もある。
またお金の問題や時間と手間の問題…キレイ事だけでは済むものではないこともわかっている。
(これから自分を棚に挙げ、偉そうに述べることも重々承知の上だ。)
だけれども、アレだけの大勢の人が集まって、「落書きは絶対に許さない!」「町の人一丸となって!」と言いながら町のごくわずかな一箇所だけを一心不乱に塗りつぶしている様には、違和感を覚えずにはいられなかった。
“美しい町”って、“まちづくり”って、どういうものなのだろう。
(〈トラックバック〉●「卑劣な落書き事件に対し、あくまでも」→07・7・30『ただいまに生きる』)
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