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2007年7月の記事

2007/07/30

選挙終わりました

誰がはやらせたのか、
「誰がやったって同じでしょ!?」
という言葉。

たいてい政治に関するテレビの街頭インタビューで、頭の悪そうな人達が声を揃えこう喋っていて、それを目にする度私は、
「どこかで聞いた言葉をさも自分の言葉のように使って…空っぽな人達だなぁ。」
と憤慨していたのだ。


だがしかし、今回の選挙。
これほど投票するのに難しい選挙は今までなかったように思う。

私も思わず思ってしまった。
「誰がやったって同じでしょ!?」
からっぽーっ!

今までのままではもちろんダメだけれど、だからといって新しくこれからを任せられるような人が、皆無。
ここのところの国に対する失望感というか、絶望感みたいなものは、あまりにも大きかった。


そして、この結果。

 第21回参院選は29日午後8時で投票を締め切り即日開票された。開票はまだ続いているが、自民党は岡山選挙区で党幹部の片山虎之助参院幹事長が落選するなど、自民党の惨敗は確実になった。しかし安倍晋三首相は同夜、首相公邸で記者団に対し、選挙結果にかかわらず続投する意向を表明した。しかし、参院では野党が過半数を確保するばかりか、民主党が参院第1党になるのも確実な情勢だ。安倍首相は内閣改造などで人心一新を図り、挙党態勢を改めて整える考えだが、参院の国会運営の主導権を失ったままでの政権運営には困難も予想され、今後の政局は不透明になるのは必至だ。(後略)(07・7・30『毎日新聞』

多くの人が言う、
自民党に拒否反応が出ただけで、民主党が勝ったというわけではない。」
は、確かに。

“あと一歩のところまで来て自爆する”
を繰り返す政党に対する視線は、票の数よりもずっと冷ややかだ。


そう考えると、前回の熱病のような選挙に比べ、少しはバランスがとれて冷静になれた1日だったのかもしれない。

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2007/07/28

全然痛くないのよ

私の部屋のベッドは壁に隣接してあり、仰向けに寝ると、右側が壁になっている。

今日の明け方、私の体が突然、
「ぺたーん!」
と床に転がり落ちた!


「じじじ地震かっ!?」
と焦ったが、余震も、何の痕跡も無い。

よくよく考えてみると数時間前、寝苦しい夜中に、
「こうすれば寝られるかも。」
と足元に枕を…上下逆さまに寝ていただけのことだった。

いつものように壁際に寝返りをうったら、逆なんだよなぁ。


マンガやドラマでよく見た“ベッドから転がり落ちる”を人生で初めて体験したが、これは「痛い」ものではなく、「ただ混乱する」ものなのだと実感したのだった。

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2007/07/27

えせ雄山2名

友人のカマキリさんにお知り合いのお店、“麻布割烹・和門”を紹介してもらった。

落ち着いた、それでいて片ひじ張らなくていい雰囲気の中で、おいしく美しい創作料理に、舌鼓。


手間のかけられたものを前にすると、なぜか人はそれについて考え、語りたくなるようで、
「この店の照明は…」
「この空間は…」
「この料理の食材は…」
「この器は…」
「このお酒は…」

まさにえせ海原雄山
アンチグルメのくせに!
かたはらいたし!


しかしご主人は、そんな我々のつたない質問にも快く答えてくれるお話好きのいい人で、ますますえせ雄山は調子に乗ってしまうのであった。


大切な大切な時に、出かける店。

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2007/07/26

自覚

タイガース勝率5割復帰!
やったーっ!
見たかーっ!

絶不調の桧山今岡濱中関本の代わりに台頭した、狩野・林・桜井。
やはり若手というものは、ある程度上がダメになり切羽詰まった状態にならないと、開花しないものなのだろうか。


「自覚」。
まさにこの言葉。

「自覚」を促されるポジション、確かに今回の彼らは自然とそういう状況に追い込まれたと考えられる。
だけれども、そんな状況におかれても、いつまで経っても「自覚」が発生しない人だっているのも現実だ。

逆にそれ以前の状態でも、先輩の大きな背中に圧倒されてもあきらめず、その後ろの居心地のよさにも安住せず、その人に並ぼう・超えようと自主的にこれを出す人だっている。
きっとそういう人が、「スーパースター」とか「怪物」とか「鉄人」とか、呼ばれるような人なんだろうなぁ。


何にせよ「自覚」というものは、どんな時期でもこれが発生すれば一回り大きくなれる、きっとすごく大切な感覚なのだろう。

そしてもしかしたらこれらはプロスポーツ界にとどまらず、アマチュアスポーツでも…いや職場など我々の日常生活においても通じるところがあるかもしれない。


あれ?話、それたなぁ…。
とにかく今は、
「3位に滑り込んでプレーオフで勝てば…。」
なんて思っていた自分が恥ずかしい。

ファンとしての自覚も必要だ。

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2007/07/25

男子に女子はわからない。

こちらのブログ、べにぢょさまの記事、
「やっと分かったよ!ミクシィが”気持ち悪い”理由!!」

に、大いに納得させられた。


「あしあと」に「マイミク」に…過剰なまでの仲間意識の強制は、確かに幼き日の教室の女の子達そのものだ。
特定の仲間内のみで全てが収まり、依存度が高く、だからかその仲間内で余計に気を揉んだり…。

「いつも一緒だな!そんなに一緒にいて、飽きない?」

と、仲良し女子グループを揶揄した、それと同じような思いなのだ。


もちろん人は集団になれば必ずと言っていいほどグループをつくりたがる生き物だし、現にブログや掲示板等でも自然と顔見知りならぬ“HN見知り”が集まりグループは形成される。

ただ、やはりそれとはあまりに程度が違う。


そう考えると、ミクシィの「男女比ほぼ1:1」という文句もうなずけるというものだ。

1つの感情の謎が解けて、スッキリした。

(〈トラックバック〉●「やっと分かったよ!ミクシィが”気持ち悪い”理由!!」→07・7・25『べにぢょのらぶこーる』

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2007/07/24

こまちゃん風が家に来た日

家に帰ると、Amazonで予約していた、“こま撮りえいが こまねこ デラックス版 DVD-BOX”が届いていた!
とうとうきたかー!

作品に対する感想はもうずいぶんと書いたので、今や書き尽くしてしまった感がある。


“デラックスDVD-BOX”には「デラックス」だけあってチェックのかわいいboxに、本編DVDの他にシールやカード、そして“こまちゃんぬいぐるみ”が付いている。

しかしこのぬいぐるみ…映画の中のこまちゃんに全然似ていない!
このぬいぐるみだけではなく、プライズゲームのぬいぐるみも、ボールペンのストラップも、商品化されている立体物はことごとく似ていない。
そのかわいさは、本物の5000分の1くらい…。

やはり映画の向こうの本物とは、量販物であるがゆえのつくりはもちろんのこと、魂が込められているかいないかの大きな違いがあると思えてしまう。
もうちょっとこう、あの質感がなあ…スタイルもアレだし…何より表情がこう大ざっぱというか…。


でも、記念だから。
2年間ずっと愛してきたこまちゃんの、映画という晴れ舞台だから。

それにあまり悪口ばかりだと、この我が家にやってきたこまちゃん風がかわいそうだ。
気を悪くしないで…ようこそ我が家へ!

(〈トラックバック〉●「DVD発売日!」→07・7・25『こま撮りえいが『こまねこ』公式ブログ』

にゃー

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2007/07/23

ホットペッパーのお姉さん、度量が広い。

渋谷の駅前で聞こえてきた、
「スリー!」
の声。

「“マリオ3”か…あれはいいゲームだった!オレパタパタの羽のありかまだ全部覚えてるYo!」

と思ってみたが、もちろんそれは間違い。


「ねぇー、パルコ行きたいんだけど。スリー、スリー!」

と、“パルコPart3”への道を、愛読紙は『BLENDA』的に真っ黒に日焼けしたミニスカート姿の女の子が、ありえないほど高圧的にホットペッパーのスタッフさんに訊ねていた。

そこに、
「都会にナメられちゃなんねべさ!」(想像)
というような気概を感じたのであった。


もし私が話し掛けられていたら、きっとその勢いに圧されて彼女をただすこともできず、腹いせとばかりに渋谷警察署への道を教えて逃げていたことだろう。

しかしホットペッパーのお姉さんはいつものスマイルで、キチンと道を教えてあげていた。

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2007/07/21

こんな私達ですが、部員募集中です。

今日は地元なんちゃってサークル、チーム・ザ・“バリアフリー”バドミントン部の2回目の練習日

この集団は元々高校時代のバドミントン部の仲間の集まりなのだけれども、高校卒業後も週1回や隔週のペースでバドミントンを続ける人と、パッタリと辞めてしまう人とが出てきてしまうのは致し方ないことだ。

ちなみに私は、どちらかといえば後者。
数年前に卒業後すぐに入った地元のサークルが廃部になってしまってからは、継続的にラケットを振ることもなくなり、今日もバドミントンというよりはその後のビールの為に参加しているようなものになってしまっている。


1ヶ月半ぶりの運動に不安は多い。
だが、上には上がいるものだ。

私以上のブランクで、
握力が衰えたかラケットを放り投げる者、
眼球筋肉までも衰えたか空振りを繰り返す者、
さらには張り切った代償でダブルこむら返りをする者と、続出。


そして練習後。
いざメインの飲み屋さんなのに疲れからかすぐに酔いが回り、
「眠い。」
「寒い。」
とダウンする者、続出。

なんとなく3ヶ月に1回のペースで練習会が行われそうだが、このままでいいのか不安である。

「新ルール」の勉強会の予定だったのに、結局講習せず

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2007/07/20

自粛?節制?

今週はお酒を飲む機会が多かった。
私は家では飲まないので、これは外でお付き合いさせてくれた人が多かったということ。
嬉しいことだ。

しかしながら、どうも最近、お酒に弱い。
ここ半年で急に、お酒を飲んだ次の日に必ずといっていいほど頭痛に悩まされるようになってしまった。

それは大体朝から午後イチまで続き、その間思考が停止してしまうので、非常に不都合が多く困っている。
お酒の量は変わってないのになぁ…。


と、いうわけで最近は、あれこれ量を変えてみたりペースを変えてみたりと試行錯誤中。
お酒とはずっといい関係でいたいので、ここはがんばろう。

これじゃいけない

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2007/07/19

そういうものなのだ。

 ドイツ南部リンダウで、バスに乗っていた20歳の女性販売員が“セクシーすぎるから”との理由で、運転手にバスを降りるように脅迫されるハプニングがあった。
 バスに乗っていた女性販売員のデボラさんは、ビルド紙に当時の様子を語っている。
 「運転手は突然バスを停車させたのです。ドアを開け、彼は私にこう大声でどなったのです……。『ミラーを見る度、あんたの胸の谷間が気になってちっとも運転に集中できない。座っている場所を変えてくれなければ、バスから降りてもらう!』って」
 ビルド紙に掲載された写真では、デボラさんは胸元が大きく開いた細めの夏服を着ている。結局、デボラさんは座席を移動したが、運転手に恥をかかされたと憤慨している。
 一方、バス会社は運転手の行動を擁護している。
 同バス会社の広報は、「運転手は全ての乗客のことを考えて安全運転に努めなければならず、心をかき乱されるような事があってはいけない。運転手の行動は正当なものであり、それをする権利がある」とコメントしている。(07・7・17『exciteニュース』

イギリスの登山家ジョージ・マロリーは、「なぜエベレストに登るのか?」という質問に、「そこにそれがあるからだ。」と答え、それは以後、登山家の名言となった。

それと同様に、世の男性に「なぜ女性の胸を見るのか?」という質問をしたら全員が、「そこにそれがあるからだ。」と答えることだろう。


いいとか悪いとか好きとかキライとか趣味だとかいや私はおしりのほうがとか関係なく、男性の視線が煩悩がそうなっているのは自然の摂理であり、とどのつまり「そういうものなのだ」としか言えないものなのである。

全ての男性は、いや人間は、そういうものなのだ。


ただ、その先のこと。
その先でどれだけ理性をはたらかせられるかによって、男性はジェントルマンにもなり得るしチョイ悪にもなり得るし、「あの人きんもーーーーー!」にもなり得るし変質者にもなり得てしまうのだと思う。


電車内で隣に女性が並んだ時、私はよく、

「どんな方なのか(お顔を)拝見したい…でも彼女はきっと私の視線に気づいて不快な思いをすることだろう…いやもしかしたら『コイツ痴漢だ!』と言われてしまうかもしれない…うーん、うーん。」

と葛藤し、結局その人の姿を確認できぬまま電車を降りてなんとなくガッカリすることがある。

そんな私は、たぶん理性一般人。

(〈トラックバック〉●「気持ちはわかるなぁ。」→07・7・17『TOKYO NOMAD'DAYS』

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2007/07/18

アクと、アク。

渋谷の駅前で、「署名」と「募金」を募っている某自称ボランティア団体。

数年前、櫻井よしこのニュース番組で特定政治団体との密接な関連と募金の使途不明が報道された団体だ。
しかし報道以後も衰えることなく、いやそれ以上に、その活動範囲は各都市に広がり、派手に活動しているような感さえある。


今日のお昼、ずいぶんといつにもまして、その活動は活発なように思えた。
募金箱を持った大勢の人間が駅前を徘徊し、次から次へと道行く人に声をかけていた。

そう。つい先日、新潟で再び大きな地震があったからだ。


「新潟県中越沖地震復興の募金をお願いします!」

三宅島が被災すれば、次の日から「三宅島復興資金」。
イラクの紛争が激化したと報道されれば、次の日から「イラク支援金」。
能登半島が被災すれば、次の日から「能登半島復興支援金」。

その変わり身の早さ。
人の不幸で身銭を集めていると思うと、何というか、ドス黒い気分になる。


眺めていると男子高校生や、女子大生のような若い子達が、自分のサイフを開いてお金を入れている。
本来ならば美しい光景なのに、決してそうは見えなかった。

 
「世間に存在する悪は、ほとんどつねに無知に由来するものであり、善き意志も、豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがありうる。」
(『ペスト』アルベール・カミュ)

「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!何も知らぬ無知なる者を利用する事だ…!!自分の利益だけの為に利用する事だ…!」
(『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦)

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2007/07/17

遠きボンボン派の思い出

 講談社は17日、小学生向け月刊マンガ誌「コミックボンボン」を読者数減少のため11月発売の12月号を最後に休刊すると発表した。来春に中学生向けマンガ誌「月刊少年ライバル」を創刊する。
 同誌は81年創刊。「SDガンダム」などの人気作品を掲載してきたが、近年は部数が低迷。ライバルの「コロコロコミック」(小学館)と大差がついていた。(07・7・17『毎日新聞』


思えばボンボンは、いわゆる“ナンバーワンの流行りもの”の次、それよりちょっとだけマニアックで趣味人口の少ない、それでいて質は高く、だからこそ夢中になれるものを多く扱っていたように思う。

ミニ四駆も学校のみんなが持っているのが気持ち悪くてやらなかったし、ドッジボールは逃げるばかりで苦手だったし、ビックリマンシールはほどほどだったし、藤子不二雄で育たなかった私は、確実に“ボンボン派”だった。


毎月15日の発売を楽しみにし、
お小遣いを全てラーメンばあ“覆面レスラーシール”に注ぎ込んだ時期や、元祖SDガンダムを猛烈な勢いで集めた時期。
それはクラスでも初めは少数だったけれど、ちょっとだけマニアックなメンバーがみんなを誘い合い、やがて新しいムーブメントに、そしてクラスの主流になったのだった。

他にも、20円を握りしめカードダスの販売機に走ったことも思い出すし、「SDガンダム」や「聖戦士ロビンJr.」の会員カードを持ちイベントに出かけたことも覚えている。
ハガキが本誌巻末のお便りコーナーに掲載され、小躍りしていたこともあった。

巨匠のマンガはもちろん、赤塚不二夫水木しげる
小学校での必修クラブ活動、私は“マンガ・イラストクラブ”のクラブ長で…よく『プラモ狂四郎』『にくったらシェリフ』『スーパーマリオ』『やっぱ!アホーガンよ』『Oh!myコンブ』等々を模写していたものだ。


それなのに、小学校を卒業すると同時に、急激に『ボンボン』からは離れてしまった。
理由は、よくわからない。
その時大人への階段を1つ登ったような、そんな気がしていたのだろう。

そして今ではその存在さえも確認できていなかったこの時期だけに、まさに寝耳に水のようなこのニュースは衝撃的だった。
でもやはり『ボンボン』は小学生の頃の私のバイブルで、自分を育ててくれた雑誌。
休刊は、悲しい。

(〈トラックバック〉●「僕らの青春が消えるとき。」→07・7・22『しなガバってこう。』
●「■[R25世代オタクの生態]小学生時代、パントラルリーグの宿命を知る」→07・7・20『R25オタク世代 〜「萌えって結局何ですか」とかよく聞かれる人のブログ〜』

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2007/07/16

風祭工事中(残念)

ふらりと箱根に行ってみた。

小田原駅くらいから急にハングル語のガイドブックを持った観光客が増えはじめ、箱根のいたるところにも。
乗り物でのマナー、施設でのマナー、何にしても文化の違いを感じ、戸惑ってしまった。


箱根登山鉄道ゴトゴトゴト…風祭の駅のあじさいはもはや枯れてしまっていたけれども、少し登って彫刻の森駅のあじさいは、まだキレイに咲いていた。

あじさいと彫刻の裏側を見ながら沿線歩き。
雨が上がったばかりで霧につつまれた箱根の山々は、お昼過ぎなのにTシャツでは肌寒いくらいに涼しく、遠くの鳥の鳴き声が聞こえるほど静かで…これはまさにマイナスイオン!
ぷちリフレッシュできた。


最後に箱根小湧園ユネッサンに立ち寄り、お風呂に入らず“ヘッドスパ”だけしてもらって、帰ってきた。

頭皮が気になるお年頃。

標高の高さを実感

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2007/07/15

英断

今日は予定では、「横浜開港記念みなと祭国際花火大会」
毎年地元の同期が山下公園で早くから場所を確保してくれ、そこにお邪魔させてもらい、なぜかここが年に1度の再会のイベントになっている。

しかし今年は台風4号の影響で、前々日に早くも中止(“延期”ではなく)の発表がされてしまった。


当日、強い雨は午前のうちに止んだけれども、かわって今は風が強くなってきている。
どの道花火は上げられなかっただろう。

それを考えると確かに残念だけれども、この主催者側の早い決断と発表は的確だったと思う。

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2007/07/13

で、でで出てたー!

今日は今年度の健康診断。
朝から注射が憂うつで、しょうがなかった。

その代わりというわけでもないけれど、私は、“バリウム”を飲むのは他の人ほど苦にならない(慣れた)。
気持ち悪そうにしている同僚を後目に、爽やかにそれを一気飲みし、手際よく検査を終わらせてもらったのであった。


しかし、その後がダメだった。
検査後の下剤を便秘がちだからと通常の2倍飲んでしまってから、お腹は急降下。

デスクとトイレを往復する午後は、全く落ち着かなかった。
夕方になるともはや私は、水で薄まった“バリウム水”のみをシャーシャーと垂れ流す、小便小僧ならぬ…以下自粛。


しかも恐るべきことに、今夜は会社の飲み会。

会場に着くまではお腹の具合を気にしていたのだけれども、目の前のお酒を見てしまっては、すっかりそれは忘却の彼方…。


さんざん飲んで、騒いで、夜の3時くらいに家に帰って、ふと今日の検査のことを思い出したとたん、自分のお尻に感じる違和感。

恐々とお尻を覗いてみると…パンツのでん部に広がる、カッチリと固まったバリウムの層が!
い、いいいつの間にー!?

久々の恥部

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2007/07/12

冷やし中華は食べない。

夏だけれど、私は、“冷やし中華”を食べない。

味はキライじゃないけれど、その存在にぷちトラウマがあるのだ。


幼い頃、家族と中華料理屋に行った時。
メニューに“冷やしラーメン”というものがあって、ものすごく興味をそそられた。

「見た目はラーメンそのままだけれども、あらビックリ!スープが冷たい!?」

と、そういうものを想像し、ワクワクして注文したのに、出てきたのはどこからどう見ても“冷やし中華”そのもので…なぜかそれが子供心に大きな傷を残したのだ。


オヤジぃ、これは「冷やし中華」って言うんだよ!
何か新しい、すごいものと勘違いしちゃうYo!


と、いうわけで、それ以来、冷やし中華はほとんど食べていない。

ちょっと泣いた

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2007/07/11

おかしな社会

普段より存在するものであり、さらに何かをすればするほど発生する、我々の身体から出た結果であり分身。
「血税」とは、本当によく言ったものだ。

それなのに、“脱税”に対する処罰があまりにも緩い気がする。
謝って、お金を余分に払えば済む問題ではないと思うのだ。


誰かを傷つけてしまった時は、その被害者とその関係者に対する清算が主だけれども、この場合の被害者はまさに国民全員。
1億ウン千万人を欺き傷つけた罰が、そんな程度ではおかしい。

ましてや私服を肥やすための意図的なものである場合はなおさらで…私の納めた税金などは微々たるものかもしれないけれども、それでもどうも怒りがおさまらない。


正直者や真面目な者がバカを見る社会というのは、今言われる“格差社会”とは違うと思う。
それより、もっと汚れたものだ。


 赤城農林水産相の政治団体「赤城徳彦後援会」の事務所費問題で、赤城氏は10日の閣議後会見で、事務所費などが年によって大きく変動した経過などを説明した。00年までは同後援会の経常経費を茨城県筑西市の実家や水戸市以外に、同県下妻市の事務所の分も合算していたことを明らかにした。そのうえで、「公私混同や経費の付け替え、架空計上などは一切ない」と改めて強調。領収書の公開については「国会で様々な議論を経たルールにのっとって処理する」と否定した。 (後略)(07・7・10『asahi.com』

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2007/07/10

信頼

 京都市中京区の旅館「石長松菊園」(石井雅之社長)が、京都の名水の1つ「染井」と偽って水道水を宿泊客に提供していたことが7日、分かった。
 旅館の中村宏支配人(70)によると、3、4年前に同市上京区の京都御苑脇にある梨木神社の井戸から染井の水をくみ、旅館の2カ所の風呂場脱衣所に設置した冷水器に入れた。
 だが「時間がかかり、井戸に並んでいる人に申し訳ない」と、間もなくくむのをやめ、冷水器には水道水を使った。冷水器の上には「染井のおいしい水」と表示した紙を張ったままだったという。今年4月に旅館内で「不当表示に当たる」と声が上がり、撤去した。
 今月京都市が立ち入り調査、旅館側は事実を認めた。
 中村支配人は「名水で評判が出ればいい、と甘えがあった」と謝罪している。(07・7・7『nikkansports.com』

先日友人と居酒屋で日本酒を飲み比べしていて、
「あぁ違うね~コッチの方が飲み口が軽やかで…。」
なんて知ったかぶりな会話をしている時に、ふと思った。

「もしかしたらこの2つのとっくりには実は同じ銘柄が入っていて、店の奥では主人が、無知な私達のことを嘲笑しているのでは…。」
などと。


我々消費者の舌などたかが知れていると思う。
“おいしいもの”なんていう基準は元々主観的であいまいなものであり、“本物”だって見分けられるかどうか。
それなのに、いやだからなのか、私達は無防備に、食を他人に委ねている。

牛肉偽装社長が、「買う方も悪い。」と言ったそうだが、この人の言葉でなければ、確かにそれも一理あると思うのだ。


だからといって上記のニュースのようなことが許されないのは、日本の食文化は食を提供する側の美学というか節度というか…彼らの職人気質と、それに対する信頼でずっと成り立ってきているからだ。
コンプライアンスだとかそんな言葉が出てくるずっと昔から、そうだったのだ。

農家の人は誇りを持って作物を育て、
漁師は誇りを持って魚を獲り、
食材の加工メーカーは誇りを持って製品をつくり、
料理人や主婦は誇りを持って厨房に立ち、

それを我々は信頼して口にさせてもらってきた。


各々がそれぞれ最高の仕事をしているから、規制や義務など無くても結果的に私達は最高のものを口にすることができる。
これは素晴らしい文化だと思う。

そしてこれがすごく幸せなことだったのだと、昨今の歪んだ食を経験して、気付かされてしまった。


この意識に反する、今までではありえないような行為は、明らかに悪であり…私は消費者という依存した立場ながら、何か根本的に日本文化とは異なる、いや人として異なる考えを持った非道の者が出てきたような感じがして、恐ろしく思う。

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2007/07/07

日本発信

大きなライブハウスでした最近のゲームはわからない上に、スクウェア系のゲームをやったことのない私。

少々のアウェー感を味わいながらも、新木場のライブハウス“STUDIO COAST”で行われたゲームサウンドの祭典、“EXTRA~HYPER GAME MUSIC EVENT 2007~”へ出かけた。

次々と登場する日本を代表するゲームサウンドのクリエーター。
満員の会場で、昼の2時から6時間、お客さんは立ちっぱなしで熱狂!
とまぁタフで熱い、貴重なイベントだった。
客層は、男性6,5割・平均年齢30,86歳、といったところか(推定)。


上記の理由で、私には初耳の曲も多く、ノリ辛かったのも確か。
ただやはり、普段はテレビから細々としか流れて来ないゲームミュージックを大音量で聴くことができる、しかもその作家の生演奏で、となると素晴らしいものがある。

私の琴線はやはり「バルーンファイト」や「ドラゴンバスター」、「ハングオン」、「エグゼドエグゼス」…レトロゲームの数々に触れる。

あっ後、生モモーイと生モモイストには感激した。


今後は新しいゲームの音楽を中心にするのか、古いゲームを中心にするのか、どちらかにシフトした方が、客層も固まりより濃く楽しめると思う。
もしくはそれで2部制にするなど。


ゲームに関しては日本のものを超える文化は出ていないように思う。

前にも書いたかもしれないが、今日はクリエーター単位のものであったけれども、もし音楽だけにとどまらずキャラクター等を含めメーカーの枠を超えた共演が実現すれば、我が国特有の一大イベント、いや場合によってはディズニーランドを凌ぐ我が国特有の一大レジャー施設も可能だと思うのだが、それは夢の夢の、話なのだろうか。

マリオソニックパックマンピカチュウ…世界に名を轟かせる日本のスターはいくらでもいる。

休憩は10分

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2007/07/06

風呂屋で満足

「♪ドッドッドリフの大爆笑〜。」

渋谷駅前のスクランブル交差点に、大音量で流れる懐かしのテーマ曲。
もっと流せ!渋谷中に響かせろ!

と、いうわけで、SHIBUYATSUTAYAが店頭で大々的に販売していた、『ドリフ大爆笑30周年記念☆傑作大全集DVDBOX』
しっかり予約をして買ってきた。
初回版はフィギア付き。


ドリフターズのDVDは、TBSから“全員集合の”Boxがすでに2巻発売されている。

生放送の臨場感溢れるコントに対して、スタジオ収録のよりつくり込まれた珠玉のコント達…まんを持して今回ようやく、“大爆笑”側のものが発売されたというわけである。


…が。
収録コントにはライブのものも多く入り(ドリフ晩期の公開収録されたもの)、大爆笑の代名詞「もしもシリーズ」等スタジオコントが少なかったように思う。

編集も、中盤をごそっとカットしてあったり、コントごとのタイトルが無かったり、欲をいえばコント前の長介の解説も入れてほしかったな…と、結構不満が残るものだった。
「雷様」や「バカ兄弟」が入っていないのは、続編発売への布石だと思いたい。

“笑い”は、そして特にドリフのような伝説的人物のものは、もはや日本の歴史的文化遺産。
色々と今は難しいご時世なのかもしれないが、そういった観点からも、恐れず、完全収録を目指してもらいたいものだ。


ただやっぱり、「威勢の良い風呂屋」はバツグンにおもしろかった。
だから結局は、これだけで満足。


ドリフターズの笑いはどのようなスタイルでもやはりいかりや長介が中心で、彼無しでは成り立たないものだと改めて実感し、少し寂しくもなった。

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