« 侮れない広島。 | トップページ | それでも変わらないものが »

2007/05/15

やっぱり…

 親が育てられない新生児を匿名で預かる熊本市の慈恵病院(蓮田太二理事長)の「赤ちゃんポスト」の運用が始まった10日、3歳ぐらいの男児1人が病院側に預けられていたことが15日、わかった。熊本県警は、保護責任者遺棄罪に当たるかどうかを調べている。
 ポストの保護対象は新生児を想定していたが、早くも「目的外」に利用された形で、当初からあった「安易な育児放棄を助長しかねない」との批判が再燃しそうだ。
 関係者によると、男児が預けられたのは10日で、健康状態に問題はなく、「新幹線に乗ってきた」などと話しているという。 (後略)(07・5・15『asahi.com』

「スゴくね?スゴくね?赤ちゃんポストがあってラッキーだったぜ!」

なんて冗談半分で書いていたのに、まさかそれが運用初日から、しかも目的外で実現してしまうとは…。


この設備も少々宣伝され過ぎた感がある。

かつて存在した“かけ込み寺”というものには、因縁に困り果て、どうしようもなくなり、ワラにもすがる思いで最後の望みを賭けた女性達の行き着くところ…そういったイメージがあり、実際には人が簡単に行けるようなところではなかったのだと思う。


いわゆる“赤ちゃんポスト”も、上記のような”最終手段”…

汚れた素足で夜通し歩き続け、ようやくたどり着いた赤ちゃんポスト。
しかしなかなか決心が着かず、わが子を抱きかかえたまま、冷たい風の中立ち尽くす。
わずか数日…いや、我が子が生まれくる以前からの思い出が走馬灯のように駆け巡り、胸が張り裂けそうになる。

だが、
「一緒にいると、私は、この子を不幸にしてしまう。」
親は、大切に大切に我が子をベッドに寝かせると、最後は大粒の涙をこぼしながら、振り向きたい思いを何度も何度も押さえ付け、その場を走り去るのであった…。

…のような、そんな場所なのかと思っていたけれども…、
「新幹線に乗ってきた。」
だって。


運用開始まであれだけ煽ったマスコミは、この“事件”の真相をどうにかして伝えるべきではないだろうか。
やっぱり私は、許せない。

|

« 侮れない広島。 | トップページ | それでも変わらないものが »

「ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86993/15113702

この記事へのトラックバック一覧です: やっぱり…:

» お金を稼がなければ会社は経営できません。 [2900円か。]
2900円か。それならたいした内容は書かれてないな。」 こう思ったのではないでしょうか。 私は、このレポートを販売する事で儲ける気は 一切無いのです。 仕事帰りの貴方に、10万円稼いでもらいます。 [続きを読む]

受信: 2007/05/20 07:26

« 侮れない広島。 | トップページ | それでも変わらないものが »