ゴーゴー!
「家に着くまでが遠足だ!」
この言葉の発祥は誰からなのだろう。
いい言葉だ。
と、いうわけで「家に着くまでが部活動!」の帰り道。
〈本日訪れたところ〉
○数馬分校
お世話になった民宿“山城”さんのすぐ近くにある、木造2階建ての小学校。
明治時代に開校したというが、残念ながら平成11年に廃校となってしまい…今では“記念館”として閉校当時のまま保存され、土日祝日だけ自由に訪れることができるようになっている。
名札の付いた下駄箱に、黒板上に張ってある校歌。
夏休みの自由研究、保健の先生がつくったであろう栄養成分表。
煙突の付いたストーブに、“回す”チャンネルのテレビ。
廊下を眺めていると、すぐにでも教室から生徒が飛び出してきそうな、そんな気がしてしまうほど当時のままなのだ。
だからこそ逆に、静まりかえった学校が寂しさを感じさせた。
管理人のおじさんが出してくれたお茶をすすりながら、昔の話を聞くと、それはますます強く。
今では自分の母校でさえも気軽に足を踏み入れることができない時代。
懐かしい光景を久々に目の当たりにすると、次々と記憶の隅から小さな頃の思い出が溢れ出してくることに驚いた。
そこに同世代がいれば、尽きない当時のあんなことこんなこと話…思わず長居をしてしまう。
貴重な体験をさせてもらった。
そういえば昨晩寄った地元の酒屋さんのおばあさんも、「村にめっきり人が少なくなった。」と嘆いていたという。
○九頭龍神社
九頭龍大神を祀る、この地の祖でもある神社。
ひっそりと厳粛にお参り…が、なぜか最後は『るろうに剣心』の話題で持ちきりであった。
○奥多摩周遊道路
檜原村から奥多摩町へ抜けるかつての有料道路(現在は無料)は、バイカーのメッカ。
事故が多いのもうなずけるし、白バイ隊が多いのもうなずける。
○丹波山村ローラーすべり台
奥多摩湖を越え、山梨県まで足を延ばす。
丹波山村のローラーすべり台は、長さ247m・高低差42mの自称“日本一”。
長い階段を汗だくになってのぼり、渓谷を見下ろすスタート地点からビート板のような板をお尻にひいて、レッツゴー!
ブレーキは、軍手をはめた両手のみ。
これが手を使わないと思った以上のスピードが出て、恐い!
前を行く子供達はノーブレーキでギュンギュン進んで行くというのに…。
大人400円・子供は200円で何度でもすべり放題なので、再び長い階段をヒイコラのぼる。
どうやら体重のある大人のほうが子供よりもスピードが出るようなので、ご家族連れの場合は、“お父さんの後ろにボク”で肩に手を置き、隊列を組んですべることをオススメ。
我々も最後は、周りにいた子供も巻き込んで長い隊列を組み、ギャーギャー騒ぎながらものすごいスピードで下ったのだった。
○奥多摩湖
奥多摩湖各所には、湖の上を歩く感覚になれる浮き橋が設置してあり、思わぬ楽しみがある。
昨晩から絶えず流されるUターンラッシュのニュース。
夕方になり、恐々一般道で帰ったのだけれど、大きな渋滞に会うこともなく帰って来られた。
青梅街道は途中までJR線と並行するのだけれど、電車から見た風景もまた素晴らしいだろうなと、奥多摩方面への新たな憧れを胸に帰宅し…無事に部活動終了!
次は、ねぇ次はいつ?
すぐ考えないと、また部活動のこと、忘れてしまうのだ。
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