私は知識欠乏症
いわゆる“図鑑”や“データベース本”が、好きだ。
あの情報量と、それを読者に優しく伝える画一的なページデザイン。
なんと優れた本なのだろうかと思う。
私はマニュアル人間なのか、それとも知識欲が強いのか…会社での息抜きに、夜眠る前に、これにちょっと目を通すだけで、知識に守られている感覚に安心する。
ベッドの上だと、ちょっと重いけど。
と、いうわけで私の最近の安心ブックは…
○『サンリオキャラクター図鑑2002〜2003』(サンリオ)
2003年版だと、クロミさまがいない!
小さな頃に出会ったあのキャラクターが今でも細々と現役を続けていて、感激。
○『アンパンマンスーパー大図鑑1600』(フレーベル館)
本屋でこの本を手に取り、その情報量に疑心を抱きつつ、
「(私の好きなマイナーキャラ)“ちゃわんむしまろ”さんが載っていたら、買おう!」
とページをめくると…お見事!
情報量はもちろんのこと、全てのキャラクターがイラスト付き・オールカラーで紹介されていて、とにかくステキだ。
全国学校図書館協議会選定図書。
○『週末うつのみや餃子をたべにいく』(下野新聞社)
1年前、フラリと餃子を食べに出かけた時のお土産を引っ張り出す。
写真が多いので、間違っても空腹時には見ないようにしている。
…出かけちゃうもの。週末じゃなくても。
○『ロシアのかわいいデザインたち』(ピエ・ブックス)
『北欧のかわいい〜』から続くこのシリーズ、気付けば全て購入していた。
外国の雑貨がかわいいと思うのは、“ないものねだり”。
それはわかっているのだけれど…目を通していると、いつの間にか心はクレムリン前に飛んでしまう。
もしくは「プルァァァ〜!」と叫ぶチェブラーシカの横。
文化の違いとは、かくもおもしろいものなのだ…世界に国境があってよかったと思ってしまう本だ。
○『アニメ版ゲゲゲの鬼太郎完全読本』(講談社)
文句無しの圧倒的ボリューム。
妖怪やアイテムのデータベースはもちろんのこと、声優さんのインタビューなど読み物としても素晴らしいものがある。
「目玉おやじ入浴シーン百態」は、まさに、目玉。…あっ言っちゃった。
第4期、早くDVDBoxにならないかなぁ。
先の日曜日からはじまった第5期は、早速見逃して、地団駄を踏んだ。
○『日本の毒きのこ』(学習研究社)
人間からイチバン遠い存在は、きのこかもしれない。
形から性質から何から何まで、我々の想像をはるかに超えていて、本当に魅力的だ。
もし生まれかわりがあるとするならば、私はクラゲか、きのこになりたい。
毒〜でも全然かまわない。
1UPキノコだったらもうけもん。
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コメント
かんげさん、やっぱりすごい知識欲ですねぇ。しかも、守備範囲が広い。ライトからレフトまで、また、ファーストからサードまで、全部一人で守れそう。
ところで、目に留まったのは「きのこ」。
新橋オヤジも、庭のキノコに興味を持って以来、キノコの本を買って眺めています。キノコって神秘的ですよねぇ。奥が深いんですよね。って、まだまだ知識はないですけれど。
投稿: 新橋オヤジ | 2007/04/08 00:46
新橋オヤジさま、こんばんは。
いやいやいやいや…結構偏ってますよ~。
「守備範囲は、サード・レフト・3塁コーチャーズボックスです。」
…みたいな、一見広そうでクセのある偏り方かもしれません。
それにしてもキノコ、いいですよねぇ。
私もまだまだ知識が足りませんが、みんな足りないんですよね。
私の買った本の序文には…
「~日本には既知種の2~3倍のきのこがあると推定されており名前のない種類がまだ多く残されていること、さらに、化学的分析が行われ毒成分の明らかにされている種類は既知種ごく一部でしかないからである。」
…ロマンだぁ~!
見ているだけでも全然飽きないし、なんて奇妙なモノタチなんでしょう!わくわくさん。
投稿: かんげ | 2007/04/09 19:03