« 親と子 | トップページ | イサギヨシヤワラノミチ »

2007/04/08

「あのおでん屋のシャッターが閉まってる…。」

統一地方選の投票所である、母校の小学校へ。

我が家は小学校の学区の一番端にあるため、歩くと30分程かかる。
また、その近くには駅と商店街が広がっているものの、私が通勤に利用している最寄り駅とは真逆に位置するため、今となってはほとんど足を運ぶことのない場所になってしまっている。


小さな頃は毎日のように駆けずり回っていたこの街を、夕方、フラフラと久々に歩いてみた。

「銭湯だったところがアパートになってる…。」
「薬屋の隣の桜の木が無くなってる…。」
「ダンゴ屋のダンゴが10円値上がってる…。」
「あの無愛想な本屋のオヤジ、まだ元気なんだ…。」

人間の記憶は不思議なもので、ついおとといの大切な連絡事項をコロリと忘れてしまったりするのに、何十年も前の何事でもない日常の光景を、こうしてしかと覚えていたりする。


最近殊に、このような“目的無く歩く時間”が苦ではなくなり…いやむしろ、必要だと感じるようになった。
人は年齢を重ねることにより、若い頃のようにあれこれ考え悩んだり目移りしたり手を出したり…あくせく生きることが少なくなる・よりムダが省かれ効率的な生き方ができるようになると、そう思っていたのだけれども、どうやらそういうわけではないらしい。

どちらかといえば、今までムダだと思っていたことを、享受できるようになったよう。
だんだんと精神的に人間的に、懐が深くなっていくようなものか…ただしそれは意識的な変化のみで日常の行動はほとんど変わらないので、周りから見たらまだまだ変化の無い、青い男子のままなのだろうが。

ここだけは変わっていなかった

|

« 親と子 | トップページ | イサギヨシヤワラノミチ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「あのおでん屋のシャッターが閉まってる…。」:

« 親と子 | トップページ | イサギヨシヤワラノミチ »