« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月の記事

2007/04/30

ごぶチャリ

ここ数年、自転車に乗っていない。
学生の頃はそれこそ毎日のように、近くも遠くもどこへ行くのにも、いつも自転車を使っていたのに。

何もない休日。
空には銀色に輝く太陽。
ならば!ホコリをかぶった自転車にバケツの水をブチまけて、レッツゴー!


横浜は坂が多い。
街から街に行くまでに必ずといっていいほど、立ちこぎ。
だけれども、月並みなセリフだが、
「その分、登った時気持ちいいのだ。」

日が沈むまで、横浜の奥の方までグルグルグルグル…立ちこぎ立ちこぎ、下り坂シャーッ!キキキーッ!
古い自転車なので、けたたましく鳴るブレーキの音が、少し恥ずかしかった。
新しい自転車、欲しいなー。


でも、変わらない昔よく通った道を走ったり、知らない路地を曲がって夕日に輝く港に出たり…久々におらが町をじっくり散策できて、しかもいい運動にもなった。
と、いうわけで、今夜は腿がフルフル。

実は迷子になっていた

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/29

いつの間にか私は

お昼から上司のお宅にお邪魔させていただいた。

もうすぐ2歳を迎える一人息子のいるおウチは、ブランコにブーブー、プラレール…まさに子供のワンダーランド。
今日は訪れる子達も揃って、大勢でとにかくにぎやかだった。


小さな子供を見ていると、柔らかな髪の毛にツヤツヤの肌…一方の自分はどこでこんなに汚くなってしまったのだろうと、ガッカリする。

殊に最近(ここ半月くらい急に)は、自分がたんぱく質っぽいというか何というか…

以前よりドロドロとした汗を多くかくようになったような、
やけに顔面の皮脂が脂っぽくなったような、
やけに体臭が強くなったような、

と、加齢により体質改悪しているようなそんな気がしていたので、余計にそう思いながら、ごちそうに舌鼓を打ち打ち天使のような子供達を眺めていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/28

確かな未来。(つづき)

(つづき)
○〈メイン〉日向×あおい
プロレスファンならば、同じくプロレスを愛する者を、そしてどれだけ愛しているかを、感じとれるものだ。
例えばテレビでアントニオ猪木のマネをしている数々のお笑い芸人を見ても、プロレスを愛しているからこそ猪木のマネをしている人と、その場の笑いのためだけに猪木のマネをしている人の区別がつくのだ。

さて。
希月あおい。
“すごい”レスラーに出会ってしまった感がある。

女子プロレスでは、特に若手に、試合中に声を出させる指導法を実践しているようだ。

「てめぇー!コノヤロー!」とか、
「行くぞコラー!」とか。

それによって自身を鼓舞させたり、お客さんに凄みを効かせているのかもしれない。

殺気をみなぎらせ、相手への思いを声にぶつけるレスラー達の中で、希月あおいの場合は少し違う。

「行くぞー…グフッ。コノヤロー…グフフ。」

そこには大声と、溢れてしまう笑顔。
もう自分が、プロレスをやってることが、嬉しくて嬉しくてたまらないの!
レスラーならもちろん誰しもが“プロレス愛”を持っているのだが、彼女のそれは何よりも純粋で、思わず溢れてしまうほど誰よりも大きいのだ。
こんなレスラー初めて見た!

大チャンプの日向に真っ向からぶつかって行く姿は清々しく。
結果は勿論完敗なのだが…それでも彼女には、見るものを幸せにするものを持っている気がするのだ。


試合後、会場出口で刷新されたパンフレットにサインをもらい、握手をしてもらう。
普通の女の子の手だったけれど、試合直後にもかかわらず満面の笑みを浮かべた彼女の全身からは、やはり溢れるほどのプロレス愛が!
何だかすごい!
とにかくすごい!

私の隣には、ここ数カ月で伊東竜二元気美佐恵に恋したウチの姉さん(いい歳・スポーツ経験ゼロ)が。
同様に握手をしてもらうと、大きな声ですぐに一声が返ってきた。

「プロレスやりませんかっ!?(ニコニコ)」

おーいおいあおいちゃん!見境無いな!

いやしかし…“フューチャースター”は確かにそこにいた。


イロモノ的にとらえられかねないアイスリボンであるけれども、リングというかつて(アイスリボン登場まで)のプロレス共通のフィルターを通して所属選手を見たところ、彼女らは何の遜色もない一人前のプロレスラーだということが分かった。
そこには感動や興奮や…まさにプロレスの感情が、感情の全てが、詰まっていた。

「いたらぬ点もあるかとは思いますが、最後にみなさんにハッピーになっていただけるように…」
これはアイスリボン代表さくらの言葉。
まさに言葉違わず。

何だかとってもすごいんだ!この子のプロレス愛!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

確かな未来。

リングの無いプロレス“アイスリボン”に、逆にリングがあると…“フューチャースター”!
と、いうわけで、横浜赤レンガ倉庫ホール「赤レンガプロレスフェスティバル2007」・“フューチャースター”旗揚げ戦へ出かけた。

会場内には元我闘姑娘のなつみ知香さん、そして現我闘姑娘春日萌花の姿もあり、一大イベントの様相であった。


久々のハルヒの姿に安堵しつつ、事前予約で連番で確保してもらった2席に座ろうとすると…アレレ?通路でちょうど断たれてしまう。
受付へ戻り、座席表を確認すると…アレレ?コッチはちゃんと並んでる。
混乱していると…会場内から「スイマセーン!座席間違ってまーす!みんな一回立って!」の声。
どうなることやらと心配になった。


○〈前説〉さくら
あいかわらず上手だ。

○〈第1試合〉聖菜牧場みのり×りほホノ
ホノがコーナートップからのムーンサルトプレスでピン。
アイスリボンの流れで、みんなロープやコーナーの存在を持て余すのではないかとの危ぶみは、完全に私の思い過ごしで…この時点ですでに私の負けであった。
リングは宇宙。
4選手とも、その空間を自分のモノにしていた。

○〈第2試合〉ランジェリー武藤×真琴
試合中盤、あの武藤に、逆閃光魔術を決めた真琴。すごい!
彼女は確実に成長している。
このような1人のレスラーの成長劇を見られることこそが、アイスリボン及びフューチャースターの醍醐味か。

試合終盤、あの武藤に、逆足4の字を極めに行って…自分が極められてしまう真琴。すごい!
彼女は確実に…うーん、すごいもの見た!

泳ぐ視線に落ち着けどころの分からない手…元対人恐怖症の“無気力ファイター”、その肩書き、すごくリアルだ。
だがしかし、全試合終了後、最後まで丁寧にお客さんの相手をしていた彼女の姿はとても印象的であった。

○〈第3試合〉あいかひなたきのこ×さくら美紀さん
あいかとひなたの引退。
団体内で誰よりも先にベルトを巻き、誰よりも先に強さを唱え、そして大人をジャーマンで投げる小学生…あいかの存在こそが、我闘姑娘の象徴だった。

試合後のメッセージが、涙でなかなか声にならないきのこ、そしてひなた。
目を細めて見てしまう。

プロレスを選んだ者、そうでない者…人生の岐路だけれども、若い若い若い彼女達にはまだまだこの先たくさんの岐路が待っていて、その度にこうして汗や涙や色々な感情を、ぶつけ合うのだろうなぁ。
ガンバレ!

○〈第4試合〉雁之助さくら×大家飛香
真琴手描きの対戦カードにハートマーク。
そして雁之助の叱咤。
…そういうことか!
小さな子って、時々傍から見ると「なぜ!?」という人を、まるで熱病のように好きになってしまうものなのだろう。
言い過ぎちゃった。えへ。

“はりきりキック”は見ていてスカッとする。

○〈セミファイナル〉伊東リボン高梨×トウ・ゴー趙雲子龍
あんこ型体型の常識を覆す動きを見せる東郷
伊東は男前で、全ての技がとても映える。さすが団体のエース。
あぁこの2人が目立つようではイケナイのに。

(つづく)

(〈トラックバック〉●「Future Star vol.1を見に行った(1)」→07・4・29『Dai-book』

午前中は人がいない

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/27

8888

通勤電車の車内で何気なく覗いた、前に立つ人の新聞の『コボちゃん』が、8888回目の連載を迎えていた。

8888…

すげぇな!
なんちゅーロングヒットだ!?
アニメ化されてから数年経ち、最近では他媒体への露出は少なくなったけれども…それでも“タバタ一家”は、“イソノ一家”に匹敵し、“サクラ一家”よりも定番の、日本のイチ家族だ。


8888…

そもそもこの数字、とても縁起がいい気がする~。
末広がりがりで。


と、いうわけで、今朝は何となくいい気分。

人間の気分なんて、単純なものだ。

タケオくん、どうなんだ最近?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/26

自称桜丘町ベストジャージニスト、休日が待ち遠しい。

冬のはじめから着ていたジャンパーを脱いで、今日からジャージ通勤。

週もようやく中日を過ぎ、なんとなく軽やかだ。

と、いうわけで、散歩をした。
てくてく。


特に何事があるわけでもないのに、週末からの連休がものすごく楽しみでいる。
週がはじまってからずっとカレンダーとにらめっこ…こんなにお休みが楽しみなのは初めてかも。

きっとそれは、忙しくもなくヒマでもなく、中途半端だからこそ何も無い最近の平日が原因と思われる。
もう少しせわしなくあれば視野が狭くなって、もう少しダラダラできれば逆に何かしたいことをできて、週末のことまで頭が回らなくて済むのに。


歳をとるにつれ、こうしてだんだんと休日に待ち焦がれ、片想い中学生のように思いを募らせながら、ただただ平日の日々を消化するようになっている気がする。

ジャージとさくらマンホール

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2007/04/25

あるっちゃあるけど、ないっちゃない。


今日はなんとなくこんな気分でした


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/24

大人と子供

お昼ご飯を食べていたファミレスで隣に座った、女子高生とそのお母さん。
「礼拝が…。」なんて単語を聞いたので、どこかいいところの私立の学生さんのようだ。
どうやら授業参観の帰りで、久々に2人での食事のようだった。

しかしながら、娘は完全に反抗期真只中。
「不機嫌そうにしてるな…。」と思っていると、席に着くなりものすごい顔をしてものすごい勢いで不満を叫び始めた。
カレシのことなのか友達のことなのか…とにかく様々な人に対しての様々な不満を爆発させている。

やがてその対象は、お母さんにも。
「教室で声かけないで!」とか「近いところに来ないでよ!」とか、授業参観での母に対するそんなことだったか。

大人からすれば些細なことである。
でもやはり、繊細な時期の彼女にすれば大事なのだろう。


するとあろうことかそれに呼応して、お母さんも叫びはじめてしまった。
「せっかく会いに行ったのに、なんていう言い方なの!アンタとご飯食べようとなんて誰も思わないよ!」
娘も叫ぶ。
「わかってるよ!だから私は友達いないんだよ!」
母も叫ぶ。
「あー腹立つ!そもそもアンタのねぇ…。」

ぎゃあなんて迷惑なの!


一通りやり合った後、2人は怒りの矛先をクラスメートの子に向け、共通の敵をつくることによって、自然と和解をした。

しかし…
「○○ちゃんは頭が悪い。」
「○○ちゃんの字は汚い。」
「○○ちゃんの目指している大学はレベルが低い。」

…子供ならまだしも、親が一緒になってそれを言っちゃダメだろう!


どんな現場でも大人と子供の関係において、もちろん大人が子供の目線に立つということは大切なことなのだけれども…その目線の立場のまま子供と接してしまう大人がいる。
いや、元から大人になり切れていない大人・子供と同レベルのままの大人が多いように思う。

大人と子供のよい関係とは、決して友達や恋人のような同等なものではないと、思うのだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/21

男と女

お客さんが10人も入れないような小さな飲み屋さんでご飯を食べていると、30代前半くらいのカップルが、大きな声で口論をしながら店になだれ込んで来た。
ぎゃあなんて迷惑なの!

「私、もったいないとかお金のことを言ってるんじゃないの!
でも私は、小さな頃から家の電気はこまめに消すようにって育てられてきたからっ!」

どうやらこのカップル、同棲を始めたばかりのようで…ささいな日常生活の認識のズレで言い争いが発生。
それに耐えられなくなった男性が、公のところに場所を移せば女性が静まると思い、このお店に入ってきたようだ。

だがしかし、変わらず一方的に大声でまくし立てる女性…驚き眺める他のお客さんを気にして、ますます縮こまる男性…カレシの目論みは完全に外れたようだ。


このような公の場所での口げんかでは、どちらかといえば感情を爆発させやすい女性より、何より他人の目を気にしがちの男性が不利だ。
街中で口論しているカップルを見てもその多くが、感情的に声を荒げるカノジョを前に、なんとかなだめようとしているカレシだったり、貝のように黙りこけるカレシだったりするものだ。


身体だけでなく、脳のしくみからさえも異なる、男と女。
完全に一致することなどないのに、それでも男と女はそれを求め合い、くっつこうとする。
そしてまた当然のごとくぶつかり合って、傷ついて。

私にはこれは、感情的な部分では理解できるけれども、論理的な部分では全く分からない。

それでも最終的に“くっついた”、たくさんのたくさんの人達…そこには各々、たくさんのたくさんの感情や出来事があったことは容易に想像ができる。
誰しもの人生も、おもしろいものなのだろなぁ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/20

濃いから?

最近、どうも調子が悪い。
理由も無く、なんとなくソワソワ、イライラ…まるで何者かに後ろに立たれ、人さし指の力だけでジワジワと、背中を押され急かされているかのよう。

あー。
あー、山行きたい。

マイナスイオンの中ズバズバ歩いて、爽やかに汗かいて、遠くの景色を眺めて、例のごとく、
「オレってちっぽけだなー。何か日々の悩みなんてどうでもよくなるや。」
とか言ってみたい。
悩んでもいないのに。

あー。


と、このように急かされていると思っているわりに、春眠には襲われる。

お昼ご飯による満腹感に負けないよう、眠気覚ましに冷水で顔を洗うと、目に激痛が。

何事かと思って鏡を見ると…
まつげが5,6本ゴソッと抜けて、全部目に突き刺さってるー!

おかげで目が真っ赤に覚めた。

鬼太郎ワシの負けじゃぁ〜!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/19

またしても八重桜

計画的に植樹されているソメイヨシノのような桜以外のものは、もちろんだけれども何本もの木が密集して咲くわけではない。

特に八重桜は、都会の町中にポツリ、ポツリと咲いているところが多く見かけられる。
しかしたった1本でもその効果は絶大で…遅刻しそうで急ぎ足の時も、午後から降り出した雨に憂うつな時も、それを目にする度、なんとなく和やかな気分になるのだ。


渋谷は鉢山町の交差点。

住宅街で細い道なのに、車だけは多い、心が荒むような場所。
しかしながらここにも1本、見事な八重桜があって…この時期だけはその恩恵を受け、いい場所になる。

その存在1つで人の心を和らげる…桜って、すごいなぁ。

オアシス

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/18

ファミコンバトン

特に寝坊した日曜日にお世話になっているブログ『月夜のお茶会』さまより、“ファミコンバトン”を勝手に拝借してきた。
と、いうわけでスタートゥ!

〈ファミコンバトン〉
○ファミコン知ったのはいつですか?

物心つきはじめる大切な時期と同時にファミコンに出会え、そして共に成長できたというのは、これ以上無い幸せなことだと感じる。

○ファミコンで最初に遊んだのはいつですか?
同上

○ファミコンで最初に遊んだソフトは何ですか?
忘れちゃった。

○初めて買ったファミコンソフトは?
『忍者くん魔城の冒険』
ジャレコ
『ワープマン』ナムコ

○一番夢中になったファミコンソフトは?
『スーパーマリオブラザーズ』
任天堂
…どんだけやったか。

○一番時間を費やしたファミコンソフトは?
『スーパーマリオブラザーズ3』
任天堂
…ここまでやり込んだゲームは、この後にはもう出てこなかった。

○一番のクソゲーは?
『スペランカー2勇者への挑戦』
アイレム
…先日秋葉原で購入し、半日落ち込んだ。

○一番自信のあるファミコンソフトは?
『ゲゲゲの鬼太郎妖怪大魔境』
バンダイ
…私は目玉職人。

○一番感動した瞬間は?
『ドラゴンクエスト4導かれし者たち』
エニックス)のエンディングで。
…共に闘った友との別れ。王道にしてRPG史上最高のエンディングは、涙無しには見られない。

○好きなジャンルは?
横スクロールアクション

○マニアックと感じるファミコンソフトは?
『カケフくんのジャンプ天国スピード地獄』
ビック東海
…“ムックの毛玉”みたいなキャラクタと共にカケフくんが走りまくるゲーム…の割には、トラップが多く爽快感が低い。
なぜカケフくん!?
『スーパーダイナミックバドミントン』バップ
…唯一無二のバドミントンゲーム。バップよありがとーう!

○思い入れのあるファミコンソフトは?
『マリオブラザーズ』
任天堂
…祖父母に「『スーパーマリオブラザーズ』買ってきて!」とお願いしたら…これをもらった。
『ポートピア連続殺人事件』エニックス
…よく友人宅で、ああでもないこうでもないとやったものだなぁ。
『スパルタンX』任天堂アイレム
…「ふぁっふぁっふぁっふぁー。」よく笑い声をマネした。

『キン肉マンマッスルタッグマッチ』バンダイ
…テリーマン最強説。
『スペランカー』アイレム
…地球の過酷さは、このゲームと、川口浩探検隊に教わった。
『アトランチスの謎』サンソフト
…「1面の左の端の端に、隠れ島があるのだ!」学内には様々なウソ情報が交錯していた。

『ソロモンの鍵』サンソフト
…私はこの手のゲームが苦手なのだが、ウチの姉さんが得意。
先日全面クリアし、「子供の頃からの念願が叶った!」と狂喜していた。
『怪傑ヤンチャ丸』アイレム
…なぜかハマった。理由は分からない。
『ファミリートレーナー突撃!風雲たけし城』バンダイ
…当時誰もが夢を描いていた“たけし城”への入城…それがゲームで叶うとは!これぞまさしくバーチャルの妙。
ストロング金剛!

○オススメTop10をどうぞ。
「オススメ」!?「好きな」じゃないんだ…うーん、うーん。
うーん、うーん。
…これを考えると、4,5時間はかかってしまうので、またそのうちに。
(〈参考〉●「私が選ぶ心のベストゲーム10+α」→06・3・7『かんげの人生、その日暮らし。』

○ファミコン好きの人に回して下さい。
「ファミコン」は「ファミリーコンピュータ」であるからして、最近のようにサブカルマニアに取り上げられたり、ファッショナブルに加工されたりばかりになっては、その道を逸脱してしまうような気がするのだ。
だから日本にたくさんたくさんいるファミコン世代達は、自分を育ててくれた「ファミコン」のことを、決して忘れてはいけないのだ。
ファミコンが、ゲーム界が、これからも王道を歩んで行けるように。

(〈トラックバック〉●「ファミコンバトン」→07・4・13『月夜のお茶会』

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007/04/17

ちゅうかどんんまんは記憶の彼方

「♪てーんてんどんどん、てんどんどーん、エーイチアーイジェイケイ、エルエム、エーヌ…。」

と、『てんどんまんのうた』前半と『ABCのうた』後半を見事にハイブリッドに昇華させた歌を、満員電車の中で大声で歌っている幼女がいた。


恐れ知らずの和洋折衷とはこのことか。
しかしこのスムーズな旋律が印象的過ぎて、今日はずっとこの曲が私の頭の中をリフレイン。

「♪てーんてんどんどん、てんどんどーん、エーイチアーイジェイケイ、エルエム、エーヌ…。」

…困ったよバタコさん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/15

ワン・モア・ハピネス。

町田へ出かけた帰り道、“ららぽーと横浜”に寄ってみた。

オープンからしばらく経ち大分お客さんの数も落ち着いたか、「ムギュ~」というほどではなく、特に各小売店の中などは周りを気にすることなく買い物ができるほどだった。
ただ、広いからなのか初見だからなのか、館内通路では多くの人がフロアマップを手にあっち行ったりこっち行ったり…なので歩きにくく疲れることに変わりはなかった。


乱立する大型複合商業施設。
「アレ?ここから見たこの風景、あそこにソックリ。」
なんてこともしばしば。

広く万人受けする建物を求めるとどうしても似てしまうのだろうけれど、もう少しなんとかならないものかと思うのだった。
「国家樹立」を唱いラゾーナ川崎が完成した時は、その規模に「まさに国の誕生だ!」と感動したけれども、こうして次々と同じような国家が並び立ってしまうと、ありがたみが無くなってしまうというものだ。


しかしながら、ららぽーと3階には大きな文房具屋・手芸用品店や、さらにはお料理教室やフィットネススタジオなどカルチャーセンターも併設されていて、地元の主婦を囲い込もうという気概を感じた。
現に、足を運ぶ“仲良し主婦軍団”の姿が見られた。

駅の、いわゆる“商店街”とは真逆にできたこの施設は、確実に人の流れを変えていた。
まだ過度期と思われる、“商店のあり方”・上記のような施設と地元商店街の“共存への道”…答えはまだまだ先のような気がした。

どこも同じに見える…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/14

今年も

入れませんソメイヨシノが散ってすぐ、我が家の周りには八重桜が咲いた。

周辺住民を巻き込んだ土地権利・利用問題もようやく一段落し、今は横浜市による公園整備が進められている。
ここは「さくら山公園(仮称)」という公園として市に管理運営されるようだ。


どうやらこれから下水道を整備するらしく、土の崖であった我が家の裏手は切り崩され、今はブロック塀が着々とはめられている。

高いサクに覆われ、何本かの桜と、秋になると毎年実を屋根に打ち付けていたドングリの木、ついこの間まで花を咲かせていたツバキの木が切り倒された。
モグラがよく掘り返していた土の肥えたところは、機械によってより深く深く掘り返されたようだ。

ここにあった、死んだ私の祖父がレンガで手作業でつくった、裏山への“近道”…半世紀の間家族全員が利用していたこれも、ショベルカーの手にかかれば小1時間で消え去り…あっという間に無くなる目の前の日常に、目を白黒させている。


何となく感じるたくさんの小さな痛みは、きっと先々のために必要なもの。
そう慰めながら、着々と時は、流れている。

(〈トラックバック〉●「カーボン山。」→07・3・24『365 FINEDAYS』

また来年も

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/13

恋人がいる街へ

職場の同期であるジィーさま(女性)は、社会人としての余裕が出始めた頃突然、それまで全く未知のものであったサーフィンの魅力にとりつかれ、海が恋人になった。

そして先週彼女は、通勤時間1時間の内陸にある実家を出て、通勤時間2時間の神奈川県下海沿いの街へと、引っ越した。

「引っ越すべきか引っ越すまいか。」
以前から悩む彼女に、私を含め同僚達は、やんわりと思いとどまるように提言していたのだけれども…恋する彼女はもうその時に決心していたような気がしてならない。


「あしたも海、行くよ!」
と言いながらも12時まで共に飲んでくれた仲間が、これからは11時までしかいてくれないと思うと寂しいが…この潔さ、この行動力、この真っ直ぐな気持ち、大いに尊敬する。


根っからのナマケモノである私は、“やりたくないこと”や“やらねばならないこと”ならともかく、“やりたいこと”さえも怠けている。
全部“やらねばならないこと”のせいにして。

“やりたいこと”を“やる”という単純なことなのに私にとっては難しいことを、ここまでザッバーン!と突き抜けてできてしまう彼女は、私には無いものばかりで、眩しく、ただただ「すごい!」と感心させられるのである。
すごい!


引っ越しも明けた先日、
「新しい家、どう?」
とジィーさまに訪ねると…

「遠いよ(怒)!」
のお返事。

おーいそこはウソでも強がるところだろ!

サザンの街は遠いな…

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/12

私にゃPASMOはまだ早い

 首都圏の私鉄、バス共通ICカード乗車券「PASMO」(パスモ)の販売が、在庫切れの恐れから8月まで定期券に制限されることになり、「サービス開始から1カ月足らずで在庫切れとは見通しが甘すぎる」との批判も出ている。スイカを発行するJR東日本は約3カ月分の在庫があり、パスモのような事態は想定していない。(07・4・11『毎日新聞』

ここ数年の“Suica”の展開により、ICカードへの抵抗が少なくなった証拠か。
“Suica”導入当時に戸惑っていた人も、すっかりこのシステムに慣れ、またはCM等の露出により少なくとも「見ず知らずのもの」ではなくなったことだろう。


一方の私は、まだ何となくハードルを感じている。

上記のような導入直後の不具合はきっと発生すると思っていたし、
「JRと私鉄の乗り継ぎでPASMOを利用すると、一般料金より高くなる場合があります。」
などと言われたら、そこには不信感しか存在しない(逆によくみんな普通に使えるなと思う)。

さらには私は私鉄1本通勤の上に、定期入れには去年京都で購入した“ICOCA”が入っているため、改札通る時にどちらを出したり入れたり…では便利さを感じることはできない。

さらにさらには先日、その“ICOCA”を利用して千葉の飲み会から我が町まで帰り、改札の液晶画面に出る「1,050円」の文字を素通りした時、金銭感覚のマヒを感じ、
「自分にゃICまだ早い。」
と思ったのであった。


と、いうか何よりも…
“PASMO”のロボキャラがどうもかわいくない!」
これに尽きる。

何だろう…元々の素材が無機質だからなのかな…。
完全に私の嗜好だが、“Suicaペンギン”に比べると明らかに見劣りがして、どうも手が伸びないのである。


と、いうわけで、諸々と様子見なのだ。

(〈トラックバック〉●「PASMOロボを勝手に応援」→07・4・12『notieren』

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/11

そこまでの需要なのか

「イチロー×松坂」
朝からテレビはこの話題で持ちきり。

「あっいよいよ今日、2人のメジャー初対決なんだ。」

と、思っていたら…それはあしたのことだという。
前夜祭かよ!国挙げて何の大奉納だ!?


ご贔屓チームの調子に一喜一憂したり・監督の采配に絶叫したり・昨年のWBCで感激したような“プロ野球ファン”にとっては、

「打ちました。」
「打ちませんでした。」

とイチ選手のみに偏った報道や、レプリカユニフォームに袖を通しボストンでヘラヘラ笑うテレビキャスターが、不快極まりない。
きっとそれは、筋金入りの“メジャーリーグファン”も同様だろう。


長いものには巻かれ、弱きをさらに挫くのがマスコミ(の大部分)というものだとわかっているけれども、
表層の、都合のいいところだけを伝えるのがマスコミ(の大部分)というものだとわかっているけれども、
彼らには、世間というものは往々にして自分達につられ動くものだという自覚で、一元的な報道は控えてもらいたいものである。

加えて、それでも熱病のように彼らに踊らされてしまう自分達が、ふがいなく感じる。

私は基本的に、
日本のプロ野球がおもしろくなくなった→メジャーリーグ人気が発生し報道も加熱”ではなく、
“加熱するメジャー報道→日本のプロ野球がつまらないと勘違いするようになった”
と、思っている。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/04/10

縁、ドロドロ。

青島幸男が亡くなり、植木等が亡くなり…1つの時代が終わったという感がある。

日曜日、教育テレビでは、『スーダラ伝説~植木等・夢を食べつづけた男』を再放送(初出は05年11月)していた。

追悼報道・追悼番組で何度も語られてきた植木等の人生であるが、この番組は、生前の彼への6時間にも及ぶロングインタビューを交えた貴重なものであった。
例のごとく、“老戦士の懐古”に弱い私は、しみじみとテレビに釘付けになるのだった。


番組の最後、静かなスタジオで、クレイジーの仲間に囲まれ、彼がつぶやく。

「人生って、縁だと思うんだ…!」

寺の息子がひょんなことからバンドマンになり、そのバンドマンがひょんなことから日本一の無責任男になり…誰にも想像できないその人生は、確かに本人1人のものではなく、たくさんの縁により成り立っているものだと理解できる。


植木等という大人物のものだから、こうして広く世に知れ渡っている事例だけれども、これは勿論、誰の人生においても同じこと。
電車で隣に座っているおっちゃんのだって、保険を勧めに乗り込んでくるおばちゃんのだって…人生とはみな、様々な縁が交錯した、深い深いもの。

そして縁によって様々な感情が渦巻き、ドロドロするものだから…だから人間は醜いし、魅力的だし、弱いし、おもしろい。


「ドロドロ」は辛いけれど…きっとそれが自分を成長させる術と受け止めなければいけないし、それをもたらしてくれる“縁”を大切にしなければいけないと、排他に不義理に…“縁”をないがしろにしがちな自分を、深く深く反省するのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/09

イサギヨシヤワラノミチ

 輝かしい実績を誇る谷でも、ブランクには勝てなかったということか。決勝で福見の出足払いに思わずひざを着き、有効を奪われて敗北。同じ相手に初めて2度敗れ、復帰を飾ることはできなかったが、「悔しい気持ちはあまりない。淡々と試合をした感じ」とよどみなく言葉をつないだ。
 2年ぶりの実戦。1回戦は全日本ジュニア覇者の伊部をスピードで圧倒する快調な滑り出し。1歳3カ月の長男のために母乳をしぼり出したのも予定通り。だが、準決勝で20歳の山岸に延長の5分近くまで粘られると、決勝では相手に組ませてもらえず、時間ばかりがむなしく経過した。
 「集中力が欠けていた。自分らしい柔道ができなかった」。一昨年末に出産。本格的な練習は今年3月中旬になってからという。「思っていた以上に体が動いてくれた」と手応えも口にするが、短期間の突貫工事では致し方ない面もある。
 敗れたとはいえ、世界選手権の切符は手にした。谷は「今のレベルでは世界の頂点に立つにはまだ早い」としながらも、「優勝を目指す」と目を輝かせる。世界選手権までの5カ月で、どれだけ練習を積むことができるか。育児と競技の両立を掲げた戦いは、新たな局面へと突入する。(07・4・8『時事ドットコム』

谷のすごいところは、圧倒的なこの“自分主義”。

これだけのベテランの域に達すれば、“業界の将来”や“若い世代の育成”を考えそうなものだけれども…今回も出てくる言葉は、「自分らしい柔道ができなかった。」「自分は世界の頂点を目指す。」といったことばかり。

きのうの敗戦も考えようによれば、後輩の成長の証を見ることができた貴重な瞬間のはずで、

「福見、やるなぁ!」
「福見は自分のライバルになり得る存在だ。」
「私のいない間、福見よよくぞ柔道界を守った!」

などとでも言っておけば、両者共に大いなる美談になる試合だったはずだ。


だがしかし、彼女の中では、若き後輩も世界の強豪も、自分以外の人は皆同系列で、“倒すべき敵”であるという印象なのかもしれない。

「絶対に負けられない!」
「絶対に認めない!」
(特に今回はこれが世界選手権の選考にも影響したかもしれない)

この妥協や馴れ合いを許さない、1匹狼的なストイックさが、ここまでくると大変潔い。

(〈トラックバック〉●「YAWARAちゃん、頑張れ!!」→07・4・9『すうくま』
●「納得がいかないです!!」→07・4・9『凸&凹's blog』

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/08

「あのおでん屋のシャッターが閉まってる…。」

統一地方選の投票所である、母校の小学校へ。

我が家は小学校の学区の一番端にあるため、歩くと30分程かかる。
また、その近くには駅と商店街が広がっているものの、私が通勤に利用している最寄り駅とは真逆に位置するため、今となってはほとんど足を運ぶことのない場所になってしまっている。


小さな頃は毎日のように駆けずり回っていたこの街を、夕方、フラフラと久々に歩いてみた。

「銭湯だったところがアパートになってる…。」
「薬屋の隣の桜の木が無くなってる…。」
「ダンゴ屋のダンゴが10円値上がってる…。」
「あの無愛想な本屋のオヤジ、まだ元気なんだ…。」

人間の記憶は不思議なもので、ついおとといの大切な連絡事項をコロリと忘れてしまったりするのに、何十年も前の何事でもない日常の光景を、こうしてしかと覚えていたりする。


最近殊に、このような“目的無く歩く時間”が苦ではなくなり…いやむしろ、必要だと感じるようになった。
人は年齢を重ねることにより、若い頃のようにあれこれ考え悩んだり目移りしたり手を出したり…あくせく生きることが少なくなる・よりムダが省かれ効率的な生き方ができるようになると、そう思っていたのだけれども、どうやらそういうわけではないらしい。

どちらかといえば、今までムダだと思っていたことを、享受できるようになったよう。
だんだんと精神的に人間的に、懐が深くなっていくようなものか…ただしそれは意識的な変化のみで日常の行動はほとんど変わらないので、周りから見たらまだまだ変化の無い、青い男子のままなのだろうが。

ここだけは変わっていなかった

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/06

親と子

 熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)が提出していた「赤ちゃんポスト」の設置に伴う病院施設の変更申請について、市は5日、許可すると決めた。同日午後に記者会見で発表する。子育てできない親から新生児を預かるこのシステムについては、厚生労働省が「(設置そのものには)違法性はない」との見解を示す一方で、安倍首相らからは慎重な発言も相次いだ。市はこれらを踏まえ設置は認めるものの、親子を救済するほかの対策も検討している。
 赤ちゃんポストは、匿名、実名にかかわらず、経済的な理由など様々な事情から親が育てられなくなった新生児を緊急避難的に引き取り、置き去りや殺害を防ぐのが目的の一つ。慈恵病院は「こうのとりのゆりかご」と呼んでいる。最短なら約1カ月後に運用が始まる見通しだ。
 病院の外壁に「窓口」(縦45センチ、横60センチ)を設け、内側の個室に体温と同じ36〜37度に温めた保育器を置く。室内に監視カメラを置き、保育器に新生児が置かれるとブザーが鳴り、24時間態勢で待機している看護師らが保護する。この個室は新生児相談室という位置づけで、駐車場管理など医療法が認めた「付随業務」として病院側が運営する。
 ただ、匿名で預けられれば育児放棄の助長や、自らの出自を知るといった子どもの権利を侵すなどの指摘もある。このため、病院の玄関やポスト脇には公的相談窓口の連絡先を明示し、ポスト内に「相談して下さい」とのメッセージなどを記した手紙も置く。相談があれば悩みを聞き、子どもを手放すことを思いとどまるよう促す。(07・4・5『asahi.com』

わかりやすさを狙ってなのか例え上手だと思ってなのか、「赤ちゃんポスト」や「こうのとりのゆりかご」などと愛称を使うから、軽いカンジばかりが目につき、こうして批判が出ているような気がする。
「扶養放棄新生児一時預所」などとしておけばよかったのに、と思う。

私は子供を生んだことがないし、妻子もいないので、わが子への慈しみというものはわからない。
しかしそれでも、普段よりの親の子に対する思い、そして上記の施設に頼らざるを得ない状況になってしまった時の思いは、想像できないことでもない。
この施設の存在が「子捨てを助長しかねない。」という声は、的外れのようにも思える。


しかしここまでが、私の想像の範囲内。

一方で、“子殺し事件”などの理解のできないニュースを見ていると、

「スゴくね?スゴくね?赤ちゃんポストがあってラッキーだったぜ!」

なんて常人の倫理観をはるかに超えた人間がいることだってありうるわけで…非情に複雑な心境になる。


きっとこの論議は終わることがない。

この施設に慎重論や反対論を唱えている人達は、上記のように、利用する“親”の方を見ている。

逆にこれを推進しようとしている人達は、何よりもまず、利用される“子供”の方を見ている。

結局、論じる筋が似ているようで全く異なるから、ずっと平行線のままなのだ。

(〈トラックバック〉●「赤ちゃんポスト」→07・4・6『まこママのひとり言』
●「赤ちゃんポスト」→07・4・6『夢は枯れ野を駆けめぐる』

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2007/04/05

もうすぐ選挙

日付もかわろうかという夜の地元駅。
改札を出ると、県議会議院候補者1人と市議会議院候補者1人が、選挙活動を続けていた。

ハチマキにたすき姿、そしてのぼり…
「宜しくお願いします!」
「お勤めお疲れさまです!」
と地声で挨拶しながら、駅から出てくる1人1人に握手を求めていた。


朝早くから駅前で行われる候補者のマイクパフォーマンスは、これから戦地に赴くサラリーマンにとってわずらわしいことこの上ない。
密やかに、そして厳かに、覚悟を抱きながら出勤する戦士たちにとって、候補者の大声は耳に入らないどころか気分を害する騒音で、逆効果のものであろう。


「おぉ、がんばっているなぁ!」

上記の反動か夜の余裕か、今夜出会った選挙活動は、好意的に受け取ることができた。
他の人々も同様であったか、そこには朝のようなピリピリしたムードは流れていなかったように思う。


自分の意見を押し付ける事は誰でもできる。

選挙活動も、人対人のもの。
“相手を汲み取れる”こと、それは人間として、そして議院の素質としても、大切なことだと思った。

新人議院候補、澱んだ議会にマティマティカバスター!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/04

私は知識欠乏症

いわゆる“図鑑”や“データベース本”が、好きだ。

あの情報量と、それを読者に優しく伝える画一的なページデザイン。
なんと優れた本なのだろうかと思う。


私はマニュアル人間なのか、それとも知識欲が強いのか…会社での息抜きに、夜眠る前に、これにちょっと目を通すだけで、知識に守られている感覚に安心する。
ベッドの上だと、ちょっと重いけど。

と、いうわけで私の最近の安心ブックは…

○『サンリオキャラクター図鑑2002〜2003』(サンリオ)
『サンリオキャラクター図鑑2002〜2003』(サンリオ)2003年版だと、クロミさまがいない!
小さな頃に出会ったあのキャラクターが今でも細々と現役を続けていて、感激。

○『アンパンマンスーパー大図鑑1600』(フレーベル館)
『アンパンマンスーパー大図鑑1600』(フレーベル館)本屋でこの本を手に取り、その情報量に疑心を抱きつつ、
「(私の好きなマイナーキャラ)“ちゃわんむしまろ”さんが載っていたら、買おう!」
とページをめくると…お見事!

情報量はもちろんのこと、全てのキャラクターがイラスト付き・オールカラーで紹介されていて、とにかくステキだ。
全国学校図書館協議会選定図書。

○『週末うつのみや餃子をたべにいく』(下野新聞社)
『週末うつのみや餃子をたべにいく』(下野新聞社)1年前、フラリと餃子を食べに出かけた時のお土産を引っ張り出す。
写真が多いので、間違っても空腹時には見ないようにしている。
…出かけちゃうもの。週末じゃなくても。

○『ロシアのかわいいデザインたち』(ピエ・ブックス)
『ロシアのかわいいデザインたち』(ピエ・ブックス)『北欧のかわいい〜』から続くこのシリーズ、気付けば全て購入していた。
外国の雑貨がかわいいと思うのは、“ないものねだり”。
それはわかっているのだけれど…目を通していると、いつの間にか心はクレムリン前に飛んでしまう。
もしくは「プルァァァ〜!」と叫ぶチェブラーシカの横。

文化の違いとは、かくもおもしろいものなのだ…世界に国境があってよかったと思ってしまう本だ。

○『アニメ版ゲゲゲの鬼太郎完全読本』(講談社)
『アニメ版ゲゲゲの鬼太郎完全読本』(講談社)文句無しの圧倒的ボリューム。
妖怪やアイテムのデータベースはもちろんのこと、声優さんのインタビューなど読み物としても素晴らしいものがある。
「目玉おやじ入浴シーン百態」は、まさに、目玉。…あっ言っちゃった。

第4期、早くDVDBoxにならないかなぁ。
先の日曜日からはじまった第5期は、早速見逃して、地団駄を踏んだ。

○『日本の毒きのこ』(学習研究社)
『日本の毒きのこ』(学習研究社)人間からイチバン遠い存在は、きのこかもしれない。
形から性質から何から何まで、我々の想像をはるかに超えていて、本当に魅力的だ。

もし生まれかわりがあるとするならば、私はクラゲか、きのこになりたい。
毒〜でも全然かまわない。
1UPキノコだったらもうけもん。

| | コメント (2) | トラックバック (4)

2007/04/03

他人が話す「夢の話」は、どうしてあんなにつまらないのだろう。
“夢”の話って、「今朝こんな夢を見たんだよ〜。」の、“夢”の話ね。

きっとそれは、その人が誰かに話したくなるほど鮮明に覚えている夢の話は、その鮮明な分だけ長々となるから。

「こうなってああなって、そこで何と!アレがああして…うふふ。」
「しかもなぜかそこで!アレがアレアレで…うふふ。」

「…もういいですか?」


と、いうわけで私は、今朝見た己の夢の話を、なるべく簡潔に。


夢の中で『徹子の部屋』が最終回を迎えていた。

ゲストは、タモリ。

2人で肩を組みながら赤塚不二夫の話をし、涙を流して大笑いしていた。


…あっ、短くしても単純に内容がつまらないとダメだ。

現実味が無さ過ぎる上に長いので、ダメなのだ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/04/01

osanpoが止まらない

ぽかぽか。


通りかかった神社の向かいの池では、無数の亀が甲羅干しをしていた。

お陽さまと日曜日は、誰に対しても平等なのだなぁ。


おばあちゃんも自分を干していた

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »