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2007/03/16

『週刊ゴング』、一時休刊

二転三転する報道→公式発表を経て、正式に決定した“週刊ゴング一時休刊”。
冬の時代が終わりを告げ、ようやく上向きになり始めたプロレス界だが、このニュースはあまりにも衝撃的だ。

私は、かつての新日本による取材拒否時代からどちらかといえば“週プロ派”であった(新日本に傾倒し過ぎる『ゴング』に嫌気がさしたのだ)のだが…やはりこれを聞いた時はショックであった。


プロレスは何よりも見る側の感性に左右される格闘技。
同じ試合でも、見る人によって全く異なるものになる。

だからこそ、プロレスについて考え、他者と語り合うことは至上の喜びだと言われている。
だからこそ、プロレスを報じるもの・プロレス誌は、それが偏ってしまわないように1つではいけないのだ。
『ゴング』の休刊は、ゴング派にとっても週プロ派にとっても…プロレス界全体にとって大ダメージなのだ。


『ゴング』今週号での、お笑い芸人・ハチミツ二郎の連載が印象的であった。
そこあったのは、いつものような笑わせるための文章ではなく、辛らつに新日本プロレスへ対する批判…ではなく、愛ゆえの熱い思いが、ストレートにぶつけられていた。

「武藤も西村も藤田もケロも、新日本に戻って来い!」

それはプロレスファンだったら、もはや絵空事であるとわかっていることなのに…だけどこのゴング最後の連載に際して、彼の内から湧き上がる、どうしても叫ばざるを得なかった思いのように感じられ、心を打った。


 仮にそれがもし不可能でも、オレは新日本を応援し続ける。
(中略)オレをプロレス会場で見かけたら気軽に声をかけてください。オレたちは同じプロレス・ファンなのだから。(『週刊ゴング』平成19年3月28日号)


狭いプロレス界では、選手もファンも、そしてマスコミも…全員が、“プロレスというものの一部”であるという連帯意識がある。

プロレス専門誌一筋でここまでやってきた出版社の、創業40周年を目前に控えての挫折…一連の代表の不祥事だけを見るとしょうがなくも思えるけれど、現場の関係者達の無念さは多少なりとも理解できると思っている。


テリーも大仁田も、長与も長州も…一度引退していながらそれを撤回→復活するプロレスラーは後を断たない。
いやそれどころか、その行為はもはやプロレスラーの代名詞のようになっている。

『ゴング』はどうだ。
引退宣言にも至らない休刊宣言…『ゴング』の、プロレス界の住人として期待を裏切らない復活を、待っている。


「ネバーギブアップ!」
先日藤波が、NHKで熱く語っていた。

「ネバーギブアップ!」

(〈トラックバック〉●「最後の週刊ゴング 」→07・3・15『全日本プロレスが好きだからぁ〜 まざぁ〜日記』
●「【プロレス】残念・・・週刊ゴングが休刊に」→07・3・15『ふたりdeぶろぐ』
●「週刊ゴング休刊に思う」→07・3・14『太陽が見てるから』

キープオンランニングゥ−!

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コメント

はじめまして。トラックバック受取ました。
"プロレス不況"なんて声も多い昨今ですが、盛り上がってるところは凄い熱気がありますので、不況なんて嘘なはずと思っています。
それだけにゴングの休刊は残念です。何としても復活して欲しいです!

投稿: ばーにんぐK | 2007/03/18 23:45

ばーにんぐKさま、こんばんは。

そうなんですよね。会場の熱さは昔と変わらない!
だからこそ、かえってこの事件はプロレス内外に影響及ぼしそうです…。

『ゴング』『週プロ』の2つは、そこにあって当たり前のものだっただけに、喪失感はいっぱいです。
ゴング誌の「レスラーからのメッセージ」を見ていると、尚更、復活を期待せずにはいられません。

投稿: かんげ | 2007/03/19 22:12

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受信: 2007/03/17 07:51

» 週刊ゴング休刊に思う [太陽が見てるから]
テレビでプロレスに衝撃を受けた小学4年生の冬の頃。 書店で最初に目にして、買ってもらったプロレス雑誌が「別冊ゴング」でした。 その時の表紙は誰だったのか…忘れました。その時の本は引っ張りだす気もない程、押入れの奥にしまってあるはず。 確か猪木vsローラン・ボックが巻頭グラビアだったような記憶。 その後も別冊ゴングを買ってもらった訳ではなく、主に欲しがったのが「ビッグレスラー」。ビッグレスラーを毎回買ってもらって、�... [続きを読む]

受信: 2007/03/18 23:33

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