地元のさくらに、思う。
昨年大盛況のまま“渋谷さくらフェスタ”を成功させた渋谷桜丘であるが、うって変わって今年は「何もやらない」ようだ。
どうやら昨年の地元町会・共栄会の取り立て屋さながらの寄付金徴収に対し、地元企業・飲食店等から強い反発が起こったようで…街の入り口には、
「昨年はごめんなさい。」
と貼り紙がしてあるほどである。
だがしかし、お金を払うことのない被雇用者である私からしてみると、「小っちぇこと言ってんなYo!」といったカンジである。
大通りが封鎖され地域の出店が居並んだ昨年の光景は、咲き乱れる桜の元圧巻で…はしゃぐ親子に学生に、会社帰りのサラリーマンと、渋谷で1,2を争う地味な街らしい、ほどよく地域に密着したイベントで感激したものだ。
この街に毎日足を運ぶようになってずいぶん経つけれども、ようやく地元意識が芽生えたというかここに愛着が湧いたというか…この世知辛い世に在住者在勤者全てを巻き込んで開催されたそれは、暖かみのある、しかと地域に還元される素晴らしいものだった。
昨年できたせっかくの足掛りを、みすみす逃すのはもったいない。
ここで生活する者としてなるべくこういったものには協力すべきだと思うし、一方の企画側は昨年の内容に反省点があればこそ、それをふまえたものを再提供する必要があると思うのだ。
互いに意見を出し合って、いいものができるようにすればいい。
それに繰り越し予算だって残っているはずだろうし…ここで終わらせてしまったら、それこそ地域への裏切りのような形になってしまう。
人が泣こうが笑おうが、桜は毎年咲き誇る。
そして我々の桜への思いは、格別。
ではやっぱり期待してしまう、春。
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