初詣で全否定
典型的日本人・無宗教者である私にとって“初詣”は、家族や友人と出かけるイベントの1つであり、1人では決して行おうとは思わないものなのだ。
だがしかし、今年も律儀に、共に神様の元へ私を導いてくれる友人がいてくれた。
せっかくのお正月。
朝早く起きて、桜木町は伊勢山様のところへ。
小高い丘にあるそこには、たくさんの人がお参りに来ていた。
正月ならではの高い空…しかしその向こうには、神様の元にいる我々を見下ろすかのように、みなとみらいの巨大ビル郡が立ち並ぶ。
「昔はこの丘が何よりも高くてなぁ…みんな簡単に見守ってやれたんだけれども…。」
という神様のぼやきが聞こえてくるかのようだった。
神様がそんな気分だったからかどうかは定かではないが、ひいたおみくじは“末吉”。
…なのに書いてあるお言葉は、「今は靄の中…」「何をやってもうまくいかず…」「努力報われず…」「期待するな…」「今は待て…」
と現状の私を強烈に全否定。
しかも同時におみくじを引いた男子5人中、4人が同じ“全否定”を食らい(1人は「小吉」だった)…何となく暗雲立ちこめる2007年のはじまりであった。
出鼻くじかれた感、満載。
早起きしたのは、お参りだけのためじゃなく。
横浜の国道沿いにずらっと並ぶ群集に揉まれながら、国民的スポーツの祭典“箱根駅伝”を見て、走ることの厳しさ・素晴らしさのカケラをもらったのであった。
その帰り道…駅伝の選手達はとうに通り過ぎたというのに、そこかしこに群集が。
その列は、ルミネ、マルイ、そごう、ランドマークプラザ、クイーンズスクエアへ…“初売り”だ!
偶然にも生まれて初めて、“初売りの光景”というものを目の当たりにしたのだけれども、10時の開店と共にどっと店内へなだれ込む人々は、みな駅伝の選手並みに気合いの入った目をしていた。
大手町読売新聞本社前の熱気、再び!
それにしても、女性はみんな福袋を、テープの止まっていないわずかな隙間から“のぞき見”するものなのだなぁ。
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