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2006/12/25

ちょっぴり大人気分クリ

「クリスマスだし…いつもお客さんのいないあそこのお店、行ってみようか!」
と、街の外れにあるフランス料理のお店に行くと、
「今夜は予約でいっぱいです。」
のお返事が…クリスマス恐るべし。

と、いうわけでしょぼしょぼ歩きながら、
「クリスマスといえば…鳥、とり、トリ…。」
と考え、焼き鳥屋に寄ったのだった。


たまたま前を通りかかると、まるで老舗料亭のような小さな看板と灯り、極端にまで飾りを排除した構えのお店が。

せっかくなのでと意を決して、重厚な木の引き戸をガラガラ…入るまでにドキドキ。
店に入るとカウンターだけの静かな店内に、壁にかかった木製のお品書き(しかも鳥料理と串のみ)だけが…何とそこは、“メニューの無い焼き鳥屋さん”だったのだ…入ってからもドキドキ。

とりあえず熱燗を頼み…飲みながらもドキドキ。
食べながらもドキドキ。
会話をしながらもドキドキ。
ドキドキ…ドキドキ…はぁドキドキ。

ようやく落ち着いたのは、隣にいたお客さんのお会計をこっそり覗き見してからだ。
「…よかった。破綻はまぬがれそうだ。」


それがわかると、もうこっちのもの。
落ち着いてみると、時にはパチパチと炭の焼ける音だけが響く店内は穏やかで、居心地がよくなってくる。
店主も喋りの上手な、感じのいい人だった。

料理も、珍しい串や、何より“鳥さし”が、まるで高級マグロのようにおいしかった!


ちびちび食べつつ飲みつつ、ムダ話をしつつ、向かいにいた観光客らしきカップルと横浜の話をしたりしながら…ちょっぴり大人な感じの晩であった。

たまには 、ね、こんなこと。

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コメント

お久しぶりです。
入ったことないお店に入るときって、ちょっとドキドキしますよね。一体どんな雰囲気なんだろう。どんな大将がいるんだろう。果たして美味しいんだろうか。値段は高いんだろうか。なんて、色々と考えますよね。
新橋オヤジが新規開拓するときは、まず店構えとか、外から見える中の雰囲気とかで決めます。なんとなく美味しそうな感じが漂っているお店に突入します。
値段が分からないって、確かに不安ですよねぇ。でも、銀座のすし屋じゃ分からないですけど、焼き鳥屋さんだったら、身包みはがされることはないでしょうねぇ。もちろん、新橋オヤジは銀座のすし屋さんには近寄ったりもしませんけど。

投稿: 新橋オヤジ | 2006/12/30 01:34

新橋オヤジさま、こんばんは~。
あけまして、おめでとうございます!

いや~。ずっと「見包みはがされるんじゃないか。」とドキドキしていましたよ…。
でもそんな思いして入ったお店が、思ったとおりの・思った以上のいいお店だと、なんちゅーかすごく嬉しいですね!

保守的な私には、なかなか新規開拓は大変なのですが…新橋オヤジさま見習って、たまにゃがんばってみます…が2007年の目標だー。

本年も、宜しくお願い致します!

投稿: かんげ | 2007/01/08 20:26

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