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2006/12/12

全ては海に還る

 「世界一性格の悪い男」鈴木みのる(38=パンクラス)が、日本一のプロレスラーになった。06年プロレス大賞選考会議が11日、東京・千代田区の日本プレスセンタービルで行われ、鈴木が最優秀選手賞を初受賞した。
 今年は3冠王座を戴冠した全日本を含め、10以上もの団体や興行に初参戦するなど、幅広く活躍した。女子や色物選手とも対戦した。
 将来的には小橋建太との3冠戦も目標に掲げ、愛されるヒールとして新境地を開拓し続ける。授賞式は25日、都内のホテルで行われる。(06・12・12『ニッカンスポーツ』

異論無きMVP。
歯に衣着せぬ発言は好きではないけれど、しかし彼の言うことはほとんどが正論で、とてもわかりやすい。
ブログもとてもおもしろいし、すごく頭のいいレスラーだと思う。

しかし船木の、高山のと、常に“ナンバー2”であったみのるが、ここまでビッグになるとは…。


この鈴木みのるをはじめ、一時期U系・総合系の闘いに身を投じていたレスラーの、“純プロレス回帰”が進んでいるように思う。
あの熱狂的な総合ブームも去り、ファンも含め、ようやくプロレスの純粋な強さ・楽しさ・素晴らしさが見直されてきた証拠なのだろう。


“総合ブーム”真っ只中の頃、私はとにかく、「プロレスと総合は全く異なる格闘技だ。」として自分を慰めていた。
相次ぐプロレスラーの総合リングでの惨敗、プロレス界の客離れ…目も当てられないほどの冷えきった状況に、こうするしかなかったのである。

しかし現在の状況を見てみると、結局はプロレスが一番で、結局はプロレスに戻りおさまってゆく…いや、全てがプロレスというものの掌の上のような…。

かつての「シューティングも含めたものが、プロレス。」という馬場さんのセリフは、こうして歴史が証明し、本当に深いものだったのだなと実感したのである。

(〈トラックバック〉●「今年のプロレス大賞」→06・12・13『フギン@ムニン』
●「プロレス大賞」→06・12・12『俺が鈴木みのるだ!』

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