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2006/10/26

新庄引退

「危険なセーフティーゾーン」
「弱いストロング金剛」

と同義語に感じる言葉が1つ。

「等身大のスター。」


“スター”は、他の誰にもマネできない唯一無二の存在。
それなのに昨今は、「等身大」という真逆の言葉に守られた、中途半端な量産スターばかりのように思う。

そんな中、“新庄剛志”

この人だけは、本当のスターだ。


今の“SHINJO”が確立される以前の阪神時代、定まらぬ言動は物議をかもすばかりであったが…その素質はすでに咲き始めていたのは誰もが知るところ。
その野球センスは非凡であったし、いい悪い抜きにその存在はもはや誰もがマネできるものではなかった。

やがてアメリカに渡り、本場の野球を経験し、日本球界へカムバック。
それは日本のプロ野球界のため…いや、日本のプロ野球ファンのため。

多くの日本人大リーガーが、かつての自分や日本のプロ野球を批判したり、レベルの違いを暗に示唆し、アメリカの地に骨をうずめるような発言をしていたのに対し、彼は全く別の次元でプロの野球というものを捉え、「日本球界に恩を返す」と踵を返し帰ってきた。
そのためだけに、帰ってきた。


“SHINJO”になった新庄は、自分と野球に対する大いなる自信と、大いなる愛情を身に付け、正真正銘のヒーローになっていた。

つねにファンと対峙している意識…それはチームを変え、日本のプロ野球全体を変えたと言っていいだろう。

ここ数年のファイターズ、そしてオールスターなどでの選手達のパフォーマンスは、かつてのように新庄個人に止まらず、全ての選手がプレイで・ファンサービスで…見ごたえのある素晴らしいものだった。
彼の光の前に立つと誰もが、「プロとは何たるか」を考えさせられるからなのだろう。


そしてもちろん、その実力も。
強運と勝負強さ…彼が舞台に立つその瞬間に、舞台のお膳立てはなぜか整う。
彼だけが目論んでいても、決して整うはずのないものなのに。
「新庄劇場」という言葉がどこかで使われていたけれども、まさしく彼の周りで起こることは全てが劇的であった。

全てが彼にしかできないこと。
彼だからこそできること。


日本のプロ野球を、正真正銘のプロ野球にした男、スーパーヒーロー新庄剛志
プロ野球ファンとして、彼に感謝せずにはいられないのだ。
ありがとう!

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