マグロ!
学生時代の友人、魚屋さんと姫さんと、葛西臨海公園に行ってきた。
公園に着いて多くの人が口にしていた言葉は、
「なんだ。結構人いるじゃないか。」
巨大な“異国”が近くにありながらも、園内は家族連れ・カップル・バーベキューのグループなどで賑わっていた。
そりゃそうだよなぁ。“国外旅行”よりもずっと経済的だし、というか遊びの質が違うもの。
今日の目的はもちろん、数十年ぶりに訪れる、ここの水族館(園)である。
その目玉は…マグロ!
早速、水族館入り口には「マグロとせいくらべしよう。」パネルが置いてあった。
象徴的な透明のドームから、エスカレーターでいよいよ中へ(入場料一般700円)。
すると早速、大水槽がお目見えだ。
中にはカツオやマグロが回遊…うん、こんなものかな。
大平洋・大西洋・インド洋、さらには北極南極の海、そして東京の海と、世界の様々な海の動物を見る。
中でも特筆すべき美しさは、“タチウオ”。
本当に太刀…名刀村正か正宗か…極度に落とされた薄暗い水槽の中、妖しく輝くタチウオは、ゾクリとするほど美しかった。
世界の海も巡り終わり、もうそろそろ終りだろうと思っていると、また新たに大水槽の見られる開けた空間に出た。
そう、ここの大水槽は輪の形を描いており、一番はじめに入り口から見えたのはその半分…もう半分がここにあったのだ。
そしてそこには、はじめに見たのとは比べものにならないほど巨大なマグロ達が、ビュンビュン泳ぎ回っていた!
食用として身近なマグロであるけれども、その泳ぐ姿を見るなんてことはなかなかない。
目の前で光り輝く巨体を疾走させるマグロ達は大迫力で、とにかく感動したのであった。
クロマグロは思っていたよりも銀色で美しく、猛スピードで泳ぎ回っていて、固そうで強そうで…彼らをボーっと見ながら私は、“暴走戦士”ロードウォリアーズを思い出していた。
大満足の私は、お土産屋さんで“葛西臨海水族館オリジナル手ぬぐい”(かまわぬ製・840円)を買い、レストランで“まぐろカツカレー”(800円・ずいぶんとおいしかった)を食べたのであった。
さっき感動させてもらったばかりのマグロを、今ではもう食している。
人間は、なんたるか。
(〈トラックバック〉●「葛西臨海水族園」→06・7・17『ポンデのぐーたら生活』
●「葛西臨海水族園」→06・7・17『にこにこ日記』)
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