藍より咲く戦士達
プロ野球交流戦、今日からタイガースは甲子園で、イーグルス戦だ。
グラウンドで躍動する赤星・藤本・井川…イーグルス野村監督は反対側のベンチから、かつて自分がその成長の種をまいた選手達の、華麗に咲き誇る“今”を見て、何を思ったのだろう。
目の前に確実に存在する、かつて自分が思い描いていた通りの(もしくはそれ以上の)タイガースの“未来”を、喜んでいることに違いない。
試合後恒例のボヤキ、
「(タイガースは)いつの間にこんなに層が厚くなっていたんだ?」
は、彼による最高の褒め言葉ではないだろうか。
5年後,6年後のイーグルスは、はたして今のタイガースのように名将の描く未来を体現し、今日のような最上級のボヤキを受け取ることができるように、なっているのだろうか。
もちろん目先の勝敗ももちろん大切だけれど…前監督を解雇したイーグルス(フロント)には、招聘した現監督に未来を託す義務がある。
種をまき、その芽が出て、水をやり…今のタイガースナインのように、選手として大輪の花を咲かせるまで、ゆっくりじっくり待たなければ、いけないのだ。
(〈トラックバック〉●「土台」→06・5・31『MAXIM'S DE KOBE』)
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