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2006/04/20

ラーメンって、どんなものよー!

会社帰りに、“新横浜ラーメン博物館”へ行った。

地元にあるというのに、ここへ行くのはもうかれこれ5,6年ぶりだ。

どうしてこんなにも足が遠のいているのかというと…

“入場料”を払うのがバカらしいからに決まってるだろー!このバカタレー!


すでに博物館としての機能を失っている(今ではほとんどのスペースが“お土産売り場”であった)この施設に、1杯1000円弱のラーメンを食べるために、意味の無い300円の入場料を払い、結局計1000円超の料金を払わされるというのは、これほどにもったいないことはない。
ラーメンに1000円超えって…ねぇ。


同じく横浜で「博物館」と名乗るフードテーマパーク、“横濱カレーミュージアム”(入場無料)がオープンしてからは、よりそれが身にしみてわかり、

「絶対行ってなるものか!」

と確固たる信念でかたくなに“1人ボイコット”を決行していたのであった。


しかし昨年、このラーメン博物館がオープン10周年を迎えたようで、その感謝の還元として地元住民に「3ヶ月特別入場フリーパス」を配るようになったのだ。

昨年秋の県民運動会や、区民バドミントン大会など、各イベントの参加賞として次々とこのパスを受け取り、今や私は“パス長者”である。
そら入場し放題だー!入ったり、出たり、入ったり、出たり…ラーメンはタダじゃないけれどもね…。

と、いうわけでせっかくだからと足を運んでのであった。


平日の夜、しかも週の谷間。

「お店、10時くらいまでやっていれば入ろうかな…。」

と思っていると…なんと開館時間は夜11時まで!
さっすがラーメン屋だ〜。


受付のお姉さんにフリーパスの裏に日付を刻印してもらい、入場。

1階には広いお土産屋さんと、期間限定の「The Father of Ramen 安藤百福の軌跡」…ちょうど今日清とのタイアップによる企画展が開催されていて、カップヌードル発明の秘話と「マイカップヌードル・ファクトリー」という、スープと具・そしてパッケージ…“自分オリジナルのカップヌードル”が作れる機械がお目見えしていた。

友人のたかそさんによるとこの「マイカップヌードル・ファクトリー」、非常に秀逸にできていて楽しいそうなのだが…残念ながら夜だったので営業は終了していた。
まぁ、私はパス長者ですから…また今度。


階段をトントントン…ラーメンと昭和の香りがする地下の町並みは、数年前と全く変わっていなかった。

ただラーメン屋の顔ぶれだけが変わっていて、博物館内といえども企業競争の過酷さを感じたのであった。


その中で、定番の醤油を食べたかったので、“東京春木屋”へ。

澄んだスープの醤油ラーメンは、時々無性に食べたくなるものだ。
これは決して、塩ラーメンでもとんこつラーメンでも代替できない衝動である。
もしかしたらこれは関東圏に住む者独特のもの(地方の人にはご当地ラーメンがある)で、そしてその発祥がこの店かもしれない…というそんな歴史あるラーメン。

すっきり醤油スープの中にもそれなりの油が落としてあって(若者向けにか)、重くつくってあったけれども…なかなかのお味でした。


オープンからこれだけ過ぎた今でもここは休日ともなると大行列になるそうで、この営業時間を見ると、地元の人間ならばやはり平日に行くのが賢い方法(どこのお店も待ち時間は無し)だろう。

「食べたい!」

と思った時にそこにあって、パッとすぐに食べられるのが、本来のラーメンの姿だとは思う(ラーメンの過剰なグルメ化に疑問を感じている)のだが。

(〈トラックバック〉●「ラー博にて」→06・4・17『Hasta luego.〜またあとで〜』
●「ちょっとばかしタイムスリップ★ 」→06・4・14『もー子 の日記』

ラーメンと昭和の香り

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受信: 2006/04/21 19:48

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