« この想い、とどけとばかりに! | トップページ | 年末だから »

2005/12/06

世捨て人の凶悪犯罪はどうしたら抑止できるのだろうか

 またも学校帰りの女児が凶悪な犯罪の犠牲になった。行方不明になっていた栃木県今市市の市立大沢小1年、吉田有希(ゆき)ちゃん(7)は2日、自宅から六十数キロ離れた茨城県の山林内で、変わり果てた姿となって見つかった。絵を描くのが好きな、おとなしい女の子だったという。
 なぜ子どもばかりが狙われるのか。社会に大きな衝撃と怒りが広がった。(05・12・3『毎日新聞』

この栃木の事件の犯人の性別は分からないけれども、最近多い女児への犯罪は、競争社会や女性の社会進出や人々の意識変化やはたまた自己妄想か…その他何らかの理由により社会的立場を負われ、そのちっぽけなプライドを傷つけられたちっぽけな男が、そのちっぽけな脳髄で考えることさえも停止し、そのストレスのはけ口や性対象を力により物理的に服従させられる幼い子供へとシフトさせた、救いようの無いものだと思われる。

男は見せかけの体面で生きる動物かもしれない。
外でも内でも、どこでも自分と誰かの立場の優越を気にしながら生きている。
上手に言えば、それこそ“プライド”というやつだろう。


しかしそこで、そのちっぽけなりにも大切な大切なプライドを傷つけられ躍起になった男が、どうして今まで大切に大切にしてきていたそれを捨て、力で人を支配するなんて原始的なことができるのだろうか、そこが疑問である。

…最近の犯罪者には思考を停止した奴が多いように思う。

「他人がどうなるか。」
はともかく、

「自分がどうなるか。」
までも考えない…そこにはプライドもへったくれも無い、衝動的で、低能な、そんな奴ばかりだ。
だから無差別的に、そして弱い者までも、平気で手をかけられる。


それはまるで悪い意味での“世捨て人”のよう…。

考えることを止めた時に、人は人でなくなると聞いたことがある。
今まで私は、人でない人には死刑制度も十分容認できるし、その極刑の存在こそが凶悪犯罪の強い抑止力になるとずっと思っていた。

しかしその相手が、上記のような思考停止状態の世捨て人だと、何も効果が無いではないか!


痛ましい事件を前にして、私達は何を考え、どうすればいいのか、ここまで書いておきながら今のところ全くいい考えが浮かんで来ない…ただ時が流れ、ちっぽけな男達の精神の成熟を待てばいのか…それでは遅過ぎるし、それがやって来ない可能性だってある。

…今私ができていることは、まがりなりにも何かを考えること、それだけである。

(〈トラックバック〉●「栃木女児殺害事件について。。」→05・12・6『ふわふわノ国』
●「女児殺害事件とか」→05・12・5『from the stand...』
●「◆「なぜ社会性を喪失した人間が増加しているのか?」」→05・12・5『くあんとだうんブログ』
●「栃木殺害女児」」→05・12・4『下弦の月』

|

« この想い、とどけとばかりに! | トップページ | 年末だから »

「ニュース」カテゴリの記事

コメント

子供の安全、これは確実に変わってしまった概念ですね。
学校から帰って遊びに行く、どこでも子供の遊ぶ声が響いている、そんな社会はもう過去のことになってしまったのではないでしょうか。
どうにかして昔の平和な時代を取り戻せないものでしょうか・・・

投稿: 新橋オヤジ | 2005/12/07 01:31

こんばんは。

私が小さな頃も…もちろんテレビゲームもやりましたが、男の子も女の子もまざって、外で暗くなるまで遊んでいたものです。

今だと親御さんも心配で外に出せませんよね…誰かが見張ってなきゃとか、送り迎えをしなきゃとか、監視カメラや所在確認の発信機とかまで…こんな社会、絶対に良くないですよね。

子供には子供なりの自分の世界があって、そこはいくら大人でも犯しちゃイケナイ部分なのに…妙な犯罪者のせいでどんどん、今まで無かった色んなことに気を使わなきゃならない、縮こまった教育になってしまいそうで、悲しいし、怖いし、何より怒りを覚えます。

何でも「昔は良かった。」と言うのはあまり好きではないですが…こればっかりは確実に、「昔はよかった。」ことですよね。
なんとか…どうすればいいのかなぁ。

投稿: かんげ | 2005/12/07 18:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86993/7491364

この記事へのトラックバック一覧です: 世捨て人の凶悪犯罪はどうしたら抑止できるのだろうか:

» 栃木女児殺害事件怒りを込めて [かめこブログ]
栃木女児殺害事件 [続きを読む]

受信: 2005/12/07 15:05

« この想い、とどけとばかりに! | トップページ | 年末だから »