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2005/11/26

箱根が天国な理由

色付きはじめる今だハイキング部の雰囲気抜けきらない地元ワンダーフォーゲル部は、秋深まるこの季節、意気揚々と箱根へ出かけた(日帰り)。
ルートは、早雲山駅から、箱根一等の神山山頂、そして観光地駒ケ岳山頂へ、約3時間の道程だ。

それにしても箱根は遠い。
やっと箱根湯本に着いたと思ったら、更にそこから登山電車ケーブルカーに乗って40分。
土曜日ということもあってたくさんの人で車内はあふれ、スタート地点に着く前に疲れてしまった。


しかしそれにもめげずに、早雲山駅駐車場横からスタートゥ!

…するとあれだけたくさんいた人が、ハイキングコースに入ると誰もいない。
誰かに抜かれることも、誰かとすれ違うことも無いのではじめは、
「道、外れてるのでは…遭難!?」
と焦ってしまうほどであった。


ハイキングコースと名はつけられているけれども、素人にはやはり険しい道。
木の根に足を取られたり、岩場に立ちつくしてみたり、ぬかるんだ土で泥まみれになってみたり…特に早雲山から大涌谷分岐点(大涌谷へのルートは現在毒ガス発生中のため通行禁止)への間は登りがキツく、みんな思うように言葉を発せないまま歩き続けるのであった。

しかし、秋の多くの葉の落ちた山はたくさんの光が差し明るく、また色付きはじめた紅葉も鮮やかで、秋の爽やかな空気もあって、清々しい汗をかいていた。


…見晴らしの決してよくない神山山頂を経て、駒ヶ岳へ向かう途中、突然周りの高い木々が無くなり空が開ける、広場のような場所に出た。
みんなでいっせいに足を止め、目の前に広がる空を見ていると…ちょうど鳥のさえずりが止まり、そこには音の全く無い世界が広がった。

まるで自分のはく息さえも聞こえてきそうな、無音の世界。
今まで“音が無い”ということは“闇”とつながるものだと思っていたけれども、今は空から太陽のやわらかな薄日が降り注いでいる…光に溢れた、無音の世界を初めて体験して、何か悟りかなにかを啓いてしまいそうな、そんな神聖な雰囲気を感じたのであった。


ようやく着いた駒ケ岳山頂は、芦ノ湖湖畔からロープウェーが通っている(ケーブルカーは廃止になっていた)ため、観光客がたくさんいた。
目の前に広がる芦ノ湖、遠くに見えるは富士山!

「キレイだね〜。」

なんてささやき合うカップルの横に、同じく

「キレイだね〜。」

と満足の表情を浮かべたたずむ、汗と泥だらけの男達。
それはそれは戦い終わった我々のほうが、カップルよりも美しかった…はずだ。


帰りはロープウェーで下り、バスに乗り込み、箱根湯本に着いたクタクタの私達を待ってくれていたのは…
「駅から3分の温泉!」
でおなじみ“かっぱ天国”

ホントに天国じゃぁ…ホカホカ。

箱根はやっぱり都会より寒い!

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