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2005/10/19

いいもんも悪いもんも、教え導くのが、大人の役目なんでしょうにね。

 国連世界食糧計画(WFP)は20日、世界各地の飢餓の現状や食糧援助の活動ぶりを知ってもらう目的で、ビデオゲーム「FOOD FORCE」(フード・フォース)の日本語版を開発すると発表した。ゲームソフト大手「コナミ」が協力する。10月中旬から同社ホームページから無料でダウンロードできる。
 ゲームは「空からの偵察」「食糧の調合」「食糧投下」「食糧の調達と搬出」「食糧の輸送」「復興支援」の六つの作戦から成る。制限時間内に援助を求める人々をどれだけ多く見つけられるかなどを得点で競う。 (後略)(05・9・21『asahi.com』

先日ついに、このWFPの開発した“食料支援ゲーム”の日本語版が発売され、NHKのニュース番組でも紹介されていた。

まるで「業界に、すばらしいゲームが誕生しました!」
とでもいうかのような取り上げ方で、今までの一連のゲーム業界に関するニュースとのギャップに戸惑ってしまった。


“そこにあるものから、何を感じ、何を学び取るか”
それは個人によって千差万別である。

平和をうたった戦争映画を見て、そこから、
「平和とはかけがえのないものだ。」
と思う人もいれば、
「戦争ってカッコいい!」
と思う人がいるだろう。

映画の場合だって、テレビ番組の場合だって、ニュース記事の場合だって…そしてゲームの場合だってそれは同じで、この食料支援ゲームをやって
「戦争は悲惨だ。」
と思う人がいれば、
「戦争はやはり強者が勝つ政治手段の一つだ。」
と思う人もいるだろう。

神奈川県が有害図書に指定したゲーム『GRand theFt auto 3(グランド・セフト・オート3)』をやっても、松沢知事が憂う通りに、
「機関銃、ブッ放したいな。」
と思う人がいれば逆に、
「例え虚構の世界でも、人殺しは気持ち悪いな。」
と思う人がいるだろう。


そのニュース内では、以前からこの食料支援ゲームをやっていた大学生の男の子が、これを同級生の女の子に紹介している場面が流されていたが、ゲームの途中でゲーム内の地元武装集団を見るや否や、
「…敵だ!」
と一方的に決めつけていて(まぁこのゲームでは敵の位置付けなのだけれど)、その極めて単純な二元論的考えを目の当たりにしながら、結局は全て個人の判断力や思考次第なのだと強く思ったのであった。

そしてもしそこで、
「子供には判断能力が低いから…。」
と、言う親がいたとするならば、それは明らかな“教育の放棄”の宣言であると思う。

 残虐な暴力表現があるゲーム規制問題で東京都は19日、業界団体などでつくる審査機関が定める「18歳以上対象」のゲームソフトを都少年健全育成条例に基づく「表示図書類」とし、販売の制限などを行うよう関係団体に要請した。(後略)(05・10・19『MSN-Mainichi INTERACTIVE』

(〈トラックバック〉●「ゲームFood Force(フードフォース)」→05・10・10『れおんのろぐぶっく』
●「FOOD FORCE」→05・10・10『マジス(MAGIS)』

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