今日は選挙だったので的思索。
第44回総選挙は11日投開票される。郵政民営化を一大争点に小泉政権の信任を目指す自民、公明両党か、政権交代を掲げる民主党か、どちらの勢力が過半数(241議席)を獲得するかが焦点となる。
選挙戦最終日の10日、小泉首相や岡田民主党代表ら7党の党首は全国各地で有権者に「最後の訴え」を行った。政権の行方は11日深夜にも決まり、12日未明には各党派の新たな勢力分野が判明する見通しだ。(05・9・10『asahi.com』)
横浜は、午後から雨。
涼しくなってから行こうと思っていた選挙のタイミングを逃してしまった。
しかし、
「文句を言うなら、まずはやることをやってから!選挙にも行かないで、国に文句はつけられないぞ!」
という高校時代の社会の先生の言葉に従って、雨の弱くなった時を見計らって前後にカゴの付いた“超ママチャリ”に乗って、家を飛び出した。
ちなみに、私は選挙権を得てからずっとこの高校時代の恩師の言葉を守り続けている。
選挙になると、私は必ずこの言葉を思い出すと同時に、生徒にとって先生という存在はやはり特別なものなのだと思うのである。
場所は母校の小学校の体育館。
小さい頃はあれだけ大きかった体育館も、今ではとても小さく感じる。
学校のいたるところには
「関係者以外立入禁止、用のある者は管理室まで。」
なんて貼り紙が貼ってあって、昔とは異なる学校の姿に哀しくなった。
そういえば、今回の選挙では全く教育問題が語られていなかったように思う。
私たちのお金は大切な財産であるが、私たちの財産を将来動かしてくれるのは、若い世代の人たちだ。
将来、子供の数が減るのがわかっているのならば単純に言葉は悪いが、“量より質”で、朗らかで優しくて頭の良くて…とにかくいい人材を育てなければいけないのではないか。
私を含め、目先のことだけしか見えていない今のこの熱病のような選挙は、何かとても異常な気がした。
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