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2005/08/13

ド、ドドーン

友人と、“東京湾大花火祭”へ行ってきた。

その名の通り、東京湾で行われる花火のため場所は勝どき・豊洲から、はたまたお台場方面まで、湾岸であればどこからであっても見ることができる大規模な花火大会である。
しかし、それでも、どこもすごい人。
鉄道もJR・地下鉄各線から、ゆりかもめなどは駅への入場規制がなされているほどの人出であった。
「待ち時間25分でーす。」って何のアトラクションだっつーの。

どうやらこの花火大会では、事前に中央区から見物会場の入場チケットが配布されているようで、着の身着のまま出かけてみた私達などは、
「会場満員で入場できませーん!」
の声とともに汐留あたりからどんどん湾岸沿いに南下させられ、結局ゆりかもめ日の出駅のたもとになんとか落ち着いた。

夕方5時くらいでこれだから、もっと遅く出かけていた人は南下南下で…品川とかまで行っちゃっていたりして。
更には「気付いたら川崎だった。」とか…そりゃ無いか。


トイレも無いので水分完全シャットアウト!で開始時刻を待っていると…水分が空から降ってきました…。
多くの浴衣の女の子が悲惨なことになっていた。
帰りも大雨に降られたし、今日はついていないな…それとも「花火の時だけ晴れてくれてラッキー。」と思うべきか。


花火自体は、他の花火大会での花火(というほど見ているわけではないが)に比べて見たことの無い、珍しい花火もあり、非常によいものだった。
大玉が上がると、ちょうど開いた花がゆりかもめの線路に隠れてしまう…そんな時の周りの悲鳴にも近いため息がおもしろかった。

ただ、警備員・スタッフがそこにいるだけで全く機能しておらず、“花火大会”としてはイマイチであった。
そこは見物客の無法地帯と化し…通路と指定されているところや私有地に、ドンドン入り込んでくる人。
迷子になったであろう我が子の名を叫び続ける母親。
暑さにやられたのかアルコールにやられたのか、救急車で運ばれる浴衣の女性。
まさに“ぷち阿鼻叫喚の地獄絵図”であった。

もっとああいうイベントでは、スタッフが強制権を行使していいと思うのだが…まぁ本当に悪いのは見物客なのだけれども…とにかく最後のほうは人間ばかりが気になってしまい、自分もその一員であることを棚に上げずっと、
「…人間て、醜いな。」
と思っていたのであった。ドーン。

木がー!線路がー!

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コメント

こんばんは。
花火見るのも結構覚悟がいるんですね。水分をシャットアウトだなんて。ビールなくして花火は見られない体質だと、ちょっと無理ですねぇ。

投稿: 新橋オヤジ | 2005/08/17 00:05

こんばんはー。

これがもう、花火大会のイマイチ好きになれないところなんですよ…「トイレが無い」!!

やっぱりせっかくの花火大会、ビールくらいシュパッといきたいですよねぇ!
でも私、なんとなくトイレが近いんです…。

飲んだら、すぐ、
「トイレ行きたい。」
と思って、遠くの遠くの仮設トイレに行って、並んで並んで…何十分もかけて用を足して、自分の場所に帰ってくる頃には、なぜだかまたトイレに行きたくなっていたり…。
花火見ながら「トイレ…ガマン…」と心半分だったことも何度あったか…。

だから私の場合、”花火とるかお酒とるか”なんですよ、もぅ…。

投稿: かんげ | 2005/08/17 18:08

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