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2005/07/02

横浜にルーブルが来たというので。

蛍光灯がちょっと強めで残念行こう行こうと思いながら毎週挫折し続けてきていた横浜美術館の“ルーブル美術館展”に、ようやく行ってきた。
先月横浜は“フランス月間”で、フランス映画祭をはじめ色々なイベントをやっていたそうなのだが、せっかくの年に1回のイベントなのだからもっともっと派手にやっていいと思う。
それこそみなとみらいの町中をトリコロールカラーにしてしまうとか…あっランドマークタワーがそうなったいいな。


さて。横浜美術館では期間中の金・土曜日のみ、会館時間を夜8時まで延長している。
3時くらいに様子見に行った時は、入り口にズラ〜ッとお客さんが並び、“20分待ち”の看板まで出ていたのだけれど、フラフラと買い物をして6時くらいに再び訪れてみると…あれだけ並んでいたお客さんが全くいない!
「も、もう閉まっちゃったの!?」
と焦るくらいの静けさだったのだが、いざ中に入ってみるとそれなりにお客さんも入っていて、こみ過ぎず静か過ぎず適度なにぎわいだった。時間延長大成功!
非常に快適に鑑賞できたのであった。ありがとう、美術館の方々。


館内は19世紀フランス絵画を、「歴史画」「時事的絵画」「肖像画」「風俗画」「風景画」などそれぞれジャンルに分けて展示していたのだけれども、絵を前にするとその絵の“雰囲気”というのは見る人にも伝わるようで、重々しい歴史画なんかのコーナーでは、みんな物々しく緊張感たっぷりに鑑賞…せざるを得なかった。これが名画の魔力かー!?

だから最後の風景画のコーナーに来ると、みんな安堵の表情で堰を切ったように喋り始めたりして、それがおもしろかった。


ところで、美術館とか博物館でよく見かけて
「おかしくないかっ!?」
といつも思うのは、友達同士またはカップルで、ずっと隣に並びながらであったりイチャイチャ手をつなぎながら鑑賞している人達。

絵を見たりするペースって、人それぞれ絶対違うのに、わざわざ合わせて見るなんて…疲れないかなぁ。

(〈トラックバック〉●「ルーブル美術館展 in横浜美術館」05・7・7『Ossuaire.』
●「ルーブル美術館展へ行ってきました」05・7・4『PLATINUM NAIL』
●「ルーブル美術館展」05・7・3『あっかんべぇ』
●「ルーブル美術館展」05・6・27『アレ流』
●「ちょっとエロティシズムに・・・」05・6・22『専業主婦に憧れた理由♪』

美術館は夜に行こう

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» 「ルーヴル美術館展」発表会…来年4月から横浜で開催 [あっかんべぇ]
YOMIURI ON-LINE:「ルーヴル美術館展」発表会…来年4月から横浜で開催 読売新聞東京本社など主催の「ルーヴル美術館展―19世紀フランス絵画 新古典主義からロマン主義へ」の記者発表会が1日、東京・東新橋の日本テレビタワーで行われた。  同展ではパリ・ルーヴル美術館所蔵の作品から、フランス絵画の黄金期と言われる19世紀の絵画73点を展示。巨匠アングルの名作「トルコ風呂」がフランス国外で初めて公開されるほか、ダヴィッド、ジェリコー、ドラクロワら、この時代を代表する画家たちの名作が数多く出品され... [続きを読む]

受信: 2005/07/07 12:39

» ルーヴル美術館展 [あっかんべぇ]
 40分の待ち行列との表示でしたが、それほど待った感じはしませんでした。常に列が少しづつ進んでいたからかもしれません。実際に40分は並んでいなかったのではないかと思います。  会場内の混雑も、まぁまぁでした。混み過ぎて絵が見難いほどでもなく、ストレス無く鑑賞する事が出来ました。  アングルの『泉』は、一番最初の展示室の一番最初に展示されていました。  いままで、この少女の表情が、ほうけたような、疲れたような、不思議な魅力のある表情だと思っていました。ところが、今回ふたたび実物を見ると、そんなに放心し... [続きを読む]

受信: 2005/07/07 12:41

» ルーヴル美術館展 [あっかんべぇ]
 ミュシャ展の出口付近に絵画展のチラシがいくつかおいてあったので、もらってきました。上のチラシはその中のひとつです。  ルーヴル美術館展 2005年 4月9日(土)−7月18日(月・祝) 横浜美術館  左の図のアングルの『泉』が展示されるそうで、楽しみにしています。この絵は、以前、どこかの展覧会で見たことがあります。確か、その展覧会の一番の目玉の絵画だったように記憶しているのですが……。楽しみです。  この、アングルの『泉』について、「所蔵美術館がルーヴルではないのでは……」と、美術館に問い合わせ... [続きを読む]

受信: 2005/07/07 12:49

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