先週今週とずっと、(他部署の)採用試験問題をつくったせいか試験官までし(させられ)、おまけにそのテストの採点までし(させられ)、まるで自分の職業を忘れてしまうような勢いであった。
面接はしていないので決してじっくり話をしたというわけでは無いけれども、次々に来る就職活動中の学生と顔を合わせていると、
「やっぱり第一印象って大切なんだなぁ。」と思う。
というか、就職活動の面接なんかでその人の“第一印象以外”がわかるなんてことはまず無いだろう。
そう考えると就職活動というものは、どちらも上っ面(きれいごと)だけの探り合いで、はかないものだな。
と、いうわけで、私が今週思った、“よき就職活動生”へのアドバイス(もちろん個人的意見です)。
●「社内ではすれ違う人全員にとりあえず挨拶しろ!」
…社内をダラダラした私服で歩いている私を、みんないぶかしげな目で見ているだけで悲しかったから。
●「“堂々としている”“落ち着いている”と、“ふてぶてしい”“無礼だ”は違う!」
→混同している人が時々いるから。
●「やっぱり笑顔!」
→初対面で緊張している私を、笑顔の就職活動生が癒してくれたから。…逆か。
●「目ぇ見ろコラ!」
→まっすぐな眩しい視線に、私もあの頃を思い出したから。人の視線は感じやすいので、人の目を見て喋る人とそうでない人は、すごくわかってしまう。
●「もらえるもんはもらっとけ!」
→“お茶”とか“休憩時間”とか、「結構です!(キッパリ)」と言われて少し寂しかったから。もちろんその時は遠慮がちにもらってくれると有り難い。
●「『やる気あります』的な、演技でいいから!」
→表現方法はそれぞれどうであれ、一生懸命にがんばる姿に一生懸命から程遠くなった私は、元気をもらったから。清々しくなった。
…結局、マニュアル通りにやればいいのだけれど、それをどう自分のもの・マニュアル通りでは無い“自然な行動”に見せられるか…演技力や自己プロデュース力が大切なのではないだろうかっ。
お互いが気持ち悪くならないようにどう騙し合えるか。
就職活動なんて…そんなもんさ。だから焦るな、大学生!!

最近のコメント